競走馬は「自分がレースしてる」事を認識してない説を語る【競馬】

更新日：2024年1月7日

競馬を理解してる馬はいない説

競走馬は競馬のレースを理解しているのか
競走馬に「勝ちたい」という思いはあるのか
1番先にゴール板を駆け抜ける事に
何か意味を見出しているのか

競馬をやる人なら
誰しもが1度は疑問に思ったことがあると思う

この命題について
オーストラリアのチャールズスタート大学
キャサリン・ヘンシャル氏が
数十年の馬の行動について研究した結果

という結論を出したというニュースが出た

研究結果をまとめると…

馬にとってレースが終われば
鞭で打たれなくて済むが
それは1着じゃなくても同じ
レースが接戦になるほど
先頭集団が激しく鞭を打たれやすいので
走る動機には繋がらない

馬にとって走ることは自発的行動の一つ
騎手が居なくても機会があれば
一緒に走ることがある
春天のシルヴァーソニックとか空馬で走ってたしね

集団の中で走ることは合っても
集団の中で1位になりたいという欲求はなく
社会的草食動物の馬にとって
群れより早く走って先頭を走ることは
捕食リスクの上昇にも繋がる

馬が他の馬と同調して走ろうとする傾向を
騎手の合図により
本能を無視して走るように調教することで
競馬のレースを成立させている

馬たちはレースに参加する意思はなさそうだが
調教によってレース中に何が起こるか
何をすればいいかを学んでいく

つまり競馬は
馬の本能をどう矯正するかの
騎手や調教師の腕がめちゃくちゃ大事
なんじゃないかと俺は思った

そりゃノーザンファームや
ルメールが無双するよね

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