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馬券予想(競馬)

オークスはマイラーは来ない、中距離馬を探すレース【競馬予想&データ分析】

投稿日:

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桜花賞では圧倒的な追込みで
異次元の走りを見せたリバティアイランド

800m距離が伸びるオークス
彼女に逆転できる馬はいるのか?
二冠馬達成なるのか

オークスを徹底分析してみたぞ

オークスのデータと傾向

前走3着以内が強い(9.8.6.74)

馬券圏内30ケース中23回が前走3着以内
連対20ケース中17回が前走3着以内と
1度崩れた馬が立て直すのは難しいレース

 

ペースとラップ

前後半5Fのタイム差で計算すると

  • 22年:(60.6-58.5)
    +2.1秒スロー【上がり4Fロンスパ】
  • 21年:(59.9-59.4)
    +0.5秒ミドル【ほぼ12.5以下でタフ】
  • 20年:(59.8-58.9)
    +0.9秒スローミドル【上がり3F勝負】
  • 19年:(59.1-59.2)
    -0.1秒ミドル【全て12.5以下でタフ】
  • 18年:(59.6-59.6)
    0.0秒ミドル【ほぼ12.5以下でタフ】
  • 17年:(61.7-57.8)
    +3.9スロー【上がり4Fロンスパ】
  • 16年:(59.8-59.8)
    0.0秒ミドル【上がり3F勝負】
  • 15年:(61.3-58.6)
    +2.7スロー【上がり5F勝負】
  • 14年:(60.7-59.6)
    +1.1スロー【上がり4Fロンスパ】
  • 13年:(59.6-61.4)
    -1.8ハイ【消耗戦】

ポイント

大荒れした2013年を除くとスロ~ミドル
速いラップを継続的に刻むタフさが求められる

血統

■キンカメ系

  • チェッキーノ
  • スタニングローズ
  • スターズオンアース
  • リリーノーブル
  • アーモンドアイ

5頭全てにサンデーサイレンスの血が入っている

4頭にノーザンダンサーの血
※スタニングローズにも6代先先祖に入っているので
 それを含めると全頭が該当

 

■非サンデー系&非キンカメ系

  • ソウルスターリング
  • モズカッチャン
  • ウインマリリン
  • デアリングタクト

4頭全てにNorthern Dancerのクロス
4頭全てにDanzigMr. Prospectorの血

 

メモ

サンデー系については
明確な血統的な共通点が発見できなかった

 

リバティアイランド
中内田厩舎の距離不安説について

中内田厩舎はマイルで異常に強く
逆に2200m以上の距離で弱い

GI勝利は全て3歳までのマイル戦のみ

  • 2023年桜花賞(リバティアイランド)
  • 2022年阪神JF(リバティアイランド)
  • 2022年マイルCS(セリフォス)※3歳時
  • 2020年朝日杯FS(グレナディアガーズ)
  • 2018年阪神JF(ダノンファンタジー)
  • 2017年朝日杯FS(ダノンプレミアム)

 

芝2200以上の成績

  • 芝2200以上の成績(11.14.12.58)
    ■ 勝率:11.6%
    ■連対率:26.3%
    ■複勝率:39.0%
  • 全体成績(360.251.208.1264)
    ■ 勝率:17.3%
    ■連対率:29.3%
    ■複勝率:39.3%

ポイント

ダノンプレミアムの時に
俺が初めて発見したデータと比べると
中内田厩舎の2200以上の成績は向上している

 

 

2018年5月時点
勝率:3.1%
連対率:9.4%
複勝率:28.1%
 ↓
2023年5月時点
勝率:11.6%
連対率:26.3%
複勝率:39.0%

しかし中内田厩舎の2200m以上の活躍馬は
どれも条件馬でありOPで勝利したことがない

条件戦で適性のある馬を
厳選して出走させた結果であり
適性外の馬を距離延長で勝たせるにはまだ懐疑的だ

 

中内田厩舎2200m以上の重賞実績

  • ロードレゼル(オークス11番人気14着)
  • アートハウス(オークス2番人気7着)
  • ロードレゼル(青葉賞2番人気2着)
  • ヴェロックス(日経新春杯2番人気9着)
  • リアアメリア(エリ女7番人気7着)
  • リアアメリア(オークス8番人気4着)
  • クラヴァシュドール(オークス3番人気15着)
  • ヴェロックス(有馬記念8番人気8着)
  • ヴェロックス(菊花賞1番人気3着)
  • ヴェロックス(神戸新聞杯2番人気2着)
  • エングレーバー(セントライト記念7番人気16着)
  • ヴェロックス(ダービー2番人気3着)
  • ダノンファンタジー(オークス4番人気5着)
  • ダノンプレミアム(ダービー1番人気6着)
  • オールフォーラヴ(オークス5番人気9着)
  • バールコード(エリ女5番人気4着)
  • ゼンノタヂカラオ(京都新聞杯5番人気8着)

17戦0勝(平均人気4.4/平均着順6.6)

2200m以上の重賞で
中内田厩舎の馬を本命にするのは
まだちょっと怖い感じがする…

マイラーは通用しない

牝馬限定の世代戦のオークスなら
 マイラーでも通用するレース

まことしやかに言われてはいるが
実はオークスはマイラーが来ないレース

 

オークス3着以内の馬をまとめてみた

  • スターズオンアース(中距離馬)
    スタニングローズ(中距離馬)
    ナミュール(マイル重賞勝利)
  • ユーバーレーベン(中距離馬)
    アカイトリノムスメ(中距離馬)
    ハギノピリナ(オークス後活躍なし)
  • デアリングタクト(中距離馬)
    ウインマリリン(中距離馬)
    ウインマイティー(中距離馬)
  • ラブズオンリーユー(中距離馬)
    カレンブーケドール(中距離馬)
    クロノジェネシス(中距離馬)
  • アーモンドアイ(中距離馬)
    リリーノーブル(オークス後出走無し)
    ラッキーライラック(中距離馬)

ポイント

これを見れば世代戦のオークスなら
距離不安なマイラーでも通用するは嘘だと分かる

基本的にはその後、中長距離で活躍する馬が
オークスで馬券になる傾向がある
生粋のマイラーでは通用しない

 

マイラーのオークス成績

オークス以降、
1600m以下を中心に好成績を収めた馬

過去10年で1度も馬券圏内に入っていない

  • ソダシ:1番人気8着
  • レッツゴードンキ:2番人気10着
  • レッドオーヴァル:2番人気17着
  • コントラチェック:3番人気9着
  • エンジェルフェイス :3番人気10着
  • ダノンファンタジー:4番人気5着
  • ファインルージュ:4番人気11着
  • アットザシーサイド :4番人気11着
  • レーヌミノル :4番人気13着
  • フローレスマジック:5番人気6着
  • ローブティサージュ:7番人気9着

ポイント

オークス予想で重要なのが
現時点で将来マイル以下の馬を見極める力

将来、中長距離で走りそうな馬を買い
将来、マイル以下で活躍しそうな馬を切る

その見極めがオークス的中の鍵となるだろう

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オークス予想印

◎ドゥアイズ

桜花賞では直線で進路取りに苦労し
ハーパーの外に持ち出した後に伸びてきたが
時すでに遅しの5着だった

クイーンCは前の馬が軒並み沈んだレース
ドゥアイズは直線でやや不利を受けつつ僅差2着
クイーンCで3番手追走し10着に敗れた
ウヴァロヴァイトは次走スイートピーSで完勝

 

桜花賞クイーンC阪神JF
ゴール板を過ぎた後、一番伸びており
全て余力十分で僅差負けし続けてきた

特に桜花賞では
リバティより内に居たのにも関わらず
ゴール後外からリバティに追いついてる

通常、ゴール直後にコーナーがあるから
外から追いつくことが難しいはずだ…
ましてや3馬身差以上差があったのにも関わらず
ゴール板を過ぎてコーナーで外から追い抜くのは
スタミナが十分に残ってる証拠

阪神JFでも約3馬身差つけられたのに
ゴール版を過ぎた後外から
リバティに追いついている
通常ではあり得ない光景だ…

 

どんなに着差が開いてても
レース後に先頭になっていたのを見ると
この馬に1600mは短すぎたのかもしれない
桜花賞から800m距離延長は大歓迎なはずだ

ポイント

ルーラーシップ産駒は2400mの成績が一番良く
東京2400mの連対率は31.7%と超優秀
過去にもリリーノーブルでオークス2着がある

○ゴールデンハインド

フローラSはウインマリリンの年に次ぐ好時計

20年のフローラSはハイペースでのタイムだが
今年のフローラSは
タイムの出にくいスローで好時計を出した

前有利の展開だったという声もあるが
2~3番手追走していた
キミノナハマリア(6番人気)が11着
クイーンオブソウル(5番人気)が最下位

そこそこ人気していた前目の馬が沈んでおり
前後ろ共に地力が問われるレースだった

放牧明けでも無いのに+10kgでフローラS勝利
ここに来て成長期を感じられるのも高評価ポイント

 

ゴールドシップ産駒はオークスで強く
3頭中2頭が馬券になり、
3頭全て人気以上に走っている

  • シーグラス:16番人気14着
  • ユーバーレーベン:3番人気1着
  • ウインマイティ:13番人気3着

 

ゴルシ産駒の
芝2400の単勝回収率182%(複勝回収率112%)

距離延長ローテでも
単勝回収率103%(複勝回収率103%)

ポイント

重賞6勝中、東京が3勝、左回り4勝
東京コースを得意とする鞍上も心強い

▲リバティアイランド

桜花賞では上がり2位に0.7秒差もつける
信じられない末脚だった
実力はNo1であることは間違いない

だが隙がないわけではない

中内田厩舎の2200以上の重賞実績がキツい
(ここ数年は平場のみ改善傾向がある)

スローになりやすいオークスでは
馬群が詰まりやすく紛れがある可能性が高まる

東京のアルテミスSで
不利くらい2着が唯一の敗戦
後方脚質特有のリスクを孕んでいる

ここを勝てばアーモンドアイになれるし
負けてもグランアレグリアになれる逸材

ただ、オークスはマイラーは通用しないので
後者だった場合は馬券外もある

ポイント

ギャンブラーとして
この馬はグランアレグリア側だと思い
▲に評価を落として勝負しようと思う

△ソーダスリング

ソーダスリングが圧勝した未勝利戦2着の
エルトンバローズはその後2戦連続圧勝
かなりレベルの高い未勝利戦だったと言える

フローラSのタイムもラップも素晴らしく
近年ではウインマリリンの年に次ぐタイム
(これは先述の通り)

フローラS組を評価しているので
必然的に買い目に入る馬の1頭

ポイント

血統的にも
ソーヴァリアントマジックキャッスル
中距離実績の兄弟が多い上にハーツ産駒
間違いなくマイラーではないのも
オークスで買える要素の一つ

△イングランドアイズ

デビュー戦では2000mでハーパーを撃破

クイーンCでは後ろから
豪脚を魅せるも4着に敗れたが
ラスト1Fの脚は完全に抜けており
最も強かったのはこの馬だと思う

フローラSでは
内を走った馬が超有利な展開だったが
直線で大外最後方から4着まで来たのは
かなりの実力がある証拠だ

ポイント

父Kingmanはマイラー要素が強いが
母はオークス馬のヌーヴォレコルト
しかNorthern Dancerのクロス
DanzigMr. Prospectorクロスもあり
父以外はオークス向きの血統

△シンリョクカ

桜花賞では内の馬が有利な展開の中
リバティアイランドに次いで
大外から伸びてきての6着は評価できる内容

東京1600mの新馬戦では
上がりの差が付きにくい超スローペースながら
上がり2位に0.5秒もつける圧勝

ポイント

休み明けの一戦であれだけ走れば上出来だし
父は菊花賞馬のサトノダイヤモンド
マイラーというのは考えにくく
距離が伸びて逆転可能な馬の1頭だと思う

△ペリファーニャ

ハーパー・コナコースト・ペリファーニアの内
残り1頭、印をつけるので迷ったがこの馬にした

桜花賞ではハーパーより前に居ながら
上がりの脚はハーパーより速く
コーナーでも外目を走らされての3着

血統的にモーリスが強く出れば
マイル寄りになりそうだが
エフフォーリアの妹なので
2000以上向きになる気もする

ポイント

2戦連続で僅差のコナコーストは
母系を見る限りマイラーの可能性が高く
距離が伸びれば逆転可能と判断した

穴ヒップホップソウル

ベゴニア賞では
後にNHKマイルを勝つシャンパンカラーと僅差
外を回された分がなければ勝ちまであっただろう

フラワーCでは
3コーナーからのロングスパートで2着

桜花賞をスキップしてオークスに進んだことから
オークスで完全メイチ仕上げをしてくるはずだ

大きく崩れたのはハイペースのフェアリーSのみ
オークスはスロー~ミドルが大半なので
この敗戦はノーカンと考えてもいいだろう

ポイント

血統的にはマイラーの可能性も高く
あっけなく凡走する可能性もあるが
11番人気想定の穴馬なので
薄く狙う程度にはちょうどいい

 

オークス予想まとめ

  • ◎ドゥアイズ
  • ○ゴールデンハインド
  • ▲リバティアイランド
  • △ソーダスリング
  • △イングランドアイズ
  • △シンリョクカ
  • △ペリファーニャ
  • 穴ヒップホップソウル

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