【NHKマイルカップ】過去データ&血統分析して穴馬を探そう【朱哩の競馬予想2024年】

春の3歳マイル王決定戦
NHKマイルカップの
過去データ徹底分析＆有力馬の見解

 

■競馬予発想を変えるだけで回収率は上がる

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NHKマイルの過去データ傾向

ペースとラップ（良）

前半4F：46.1　後半4F：46.5
全体：1.32.9　ペース：+0.4ミドル

＜ラップ＞
12.2-10.7-11.4-11.8-
11.8-11.3-11.4-12.0

全体的に淀みの無いペースだが続き
一瞬の切れ味よりは長く良い脚を使う馬が好ましい
ラスト1Fは12秒台に落ちるので差しも決まりやすい

＜ミドルペースが得意な馬＞
アスコリピチェーノ・イフェイオン
ゴンバデカーブース・ボンドガール
シュトラウス・ジャンタルマンタル
ダノンマッキンリー・ユキノロイヤル

 

牝馬と牡馬・関西関東は互角

牡セ：勝率5.7% 連対率 9.2% 複勝率15.6%
牝馬：勝率5.3% 連対率18.4% 複勝率21.1%
関東：勝率6.3% 連対率14.1% 複勝率15.6%
関西：勝率5.2% 連対率 9.6% 複勝率17.4%

性別や所属地方による
大きな差は見受けられない

 

桜花賞と皐月賞の比較

今年は桜花賞・皐月賞で馬券になった2頭が参戦
どちらもNHKマイルで好走する可能性は高い

桜花賞と皐月賞
この2つのレースレベルの比較が
予想する上でかなり重要な要素になるだろう

 

■桜花賞（1:32.2）+0.4秒ミドルペース
同日2勝クラス（1:33.5）+2.3秒スローペース
（同日同コースの2勝クラスと比べ1.3秒速い）

■皐月賞（1:57.1）-2.1秒ハイペース
同日2勝クラス（1:58.2）+2.0秒スローペース
（同日同コースの2勝クラスと比べ1.1秒速い）

 

通常距離が延びれば伸びるほど
ペースの差があればあるほどタイム差は開きやすい

皐月賞の日は比較的高速馬場であり
逃げ馬が超ハイペースで暴走逃げしたからこそ
レコードタイムが出たものだと考えられる

去年、神戸新聞杯レコードを0.6秒更新した
サトノグランツも微妙だったし…
超絶タイムが出たからと言って
レベルが高いとは限らない

前走皐月賞は過去10年で（2.1.1.9）と
中々の好成績を収めてはいるが
実は5年前のアドマイヤマーズを最後に
ここ最近は馬券圏内に来ていない

桜花賞は過去10年で（2.2.0.13）と
まぁまぁの成績を収めており
3年前・4年前にも馬券圏内に来ている

近年の傾向や、今年の馬場傾向を見る限り
桜花賞の方に軍配が上がるような気がするが
どちらもハイレベルなのは代わりないだろう

 

アスコリピチェーノvsジャンタルマンタル

ジャンタルマンタルはハイペースの消耗戦型
強いパフォを出した
朝日杯・皐月賞どちらもハイペース

スローでも対応できるが
本質的には消耗戦で真価を発揮するので
プログノーシスに近いタイプだと思うし
ラップにメリハリがあるレースの方が強いと思う

対するアスコリピチェーノは
阪神JFも桜花賞も淀みの無いミドルペースで好走

阪神JFでは4F連続11秒台のラップ
桜花賞では7F連続で10～11秒台のラップと
長くいい脚を使うロングスパート戦に強い

NHKマイルはそこその速いラップが継続的に続く
淀みの無いミドルペースになりやすく
例年の流れになるのであれば
アスコリピチェーノに向く展開になりそうだ

 

馬体重データ

過去5年のデータ

■460㎏未満（0.0.2.20）
■460㎏以上（5.5.3.54）

短距離路線という事もあり小柄な馬は不利
ある程度の馬格が求められる

＜調教後の馬体重460kg未満の馬＞
アルセナール
ボンドガール
ユキノロイヤル

 

馬番枠順：内枠不利

１～６：勝率1.7% 連対率10.0% 複勝率15.0%
７～12：勝率8.5% 連対率13.6% 複勝率22.0%
13～18：勝率6.7% 連対率10.0% 複勝率13.3%

過去10年で見ると内枠が不利な傾向にある

 

逃げと差しが決まる

逃げ：勝率20.0% 連対率30.0% 複勝率40.0%
先行：勝率 4.8% 連対率 9.5% 複勝率11.9%
差し：勝率 5.4% 連対率 9.5% 複勝率17.6%
追込：勝率 3.8% 連対率11.5% 複勝率15.4%

先頭で逃げた馬が4割残るので
確実に逃げれる馬が居る場合は注意しておきたい
逆に先行はやや苦しく差し・追込が決まりやすい

 

どの馬が逃げる？

出走予定馬の
過去3戦で逃げたレースの前半3Fで比較

シュトラウス（34.1）
キャプテンシー（34.8）
ユキノロイヤル（35.1）
ノーブルロジャー（35.2）
ゴンバデカーブース（35.9）

シュトラウスが引っかからなければ
キャプテンシーが逃げるのが濃厚だが
シュトラウスが引っかかる場合は
競り合ってハイペースになる可能性が高い

 

キャリア

2戦以下：勝率0.0% 連対率 0.0% 複勝率 0.0%
 3～6戦：勝率7.6% 連対率14.5% 複勝率21.8%
7戦以上：勝率1.9% 連対率 3.7% 複勝率 9.6%

キャリアの浅すぎる馬や
消耗の激しい馬は厳しい

＜キャリア3～6戦の馬＞
アスコリピチェーノ・イフェイオン
キャプテンシー・シュトラウス
ジャンタルマンタル・ダノンマッキンリー
ディスペランツァ・ノーブルロジャー
ボンドガール・チャンネルトンネル
ユキノロイヤル

 

ローテーション

距離短縮：勝率7.5% 連対率17.5% 複勝率22.5%
　同距離：勝率5.8% 連対率10.6% 複勝率17.3%
距離延長：勝率2.9% 連対率 5.7% 複勝率 8.6%

距離延長組の成績が悪い
基本的にスプリンター要素が強い馬には不利

＜延長ローテの馬（不利）＞
ロジリオン
ダノンマッキンリー
シュトラウス

 

血統データ傾向

ダイサメジャー産駒

勝率18.2% 連対率36.4% 複勝率45.5%

メジャーエンブレム（1番人気-1着）
アドマイヤマーズ（2番人気-1着）
レシステンシア（1番人気-2着）
マテンロウリオン（3番人気-2着）
ボンセルヴィーソ（6番人気-3着）

＜該当馬＞
アスコリピチェーノ
ボンドガール

 

母父ニアークティック系

馬券圏内30ケース中14ケースが該当

＜今回の該当馬＞
アスコリピチェーノ
ダノンマッキンリー
ディスペランツァ

 

ミスプロ系ｘニアークティック系

父ミスプロ系の馬は7回好走しているが
その内の6回が母父ニアークティック系

＜今回の該当馬＞
ディスペランツァ

 

データ的に合う馬

アスコリピチェーノ:ペース○、キャリア○、血統◎

ディスペランツァ:キャリア○、血統◎

ジャンタルマンタル:ペース○、キャリア○
ボンドガール:ペース○、体重x、キャリア○、血統○
イフェイオン:ペース○、キャリア○
ダノンマッキンリー:ペース○、キャリア○、ローテx、血統○

 

馬券ソムリエ

何の馬券を買えばいいか迷う初心者向けに
性格別オススメ馬券プランを提示する
馬券ソムリエ企画！

 

韻を踏むラッパー馬券

競馬とヒプマイ好きな同士向けに
なるべく毎回オススメするプラン

ジャンタルマンタル
チャンネルトンネル

ボンドガール
アルセナール

キャプテンシー
ダノンマッキンリー

それぞれの組み合わせをワイド100円ずつ！
ワイドでも高配当が付きそうな穴馬券だ

 

ウマ娘応援馬券

ウマ娘が好きなアナタ向けのプラン

ウマ娘のキャラの血統にちなんだ馬券

アレンジャー（母父ネオユニヴァース）
イフェイオン（母父ゼンノロブロイ）
シュトラウス（母父アドマイヤベガ）
ユキノロイヤル（母父タイキシャトル）

それぞれの単勝を100円ずつ買う応援馬券
どれも穴馬なのでどれかが勝てば大幅プラスだ！

 

ルメール復帰応援馬券

最強ジョッキールメールが
ドバイの落馬から復帰して初のGIレース

落馬事故の悲しい事件も起こったばかりだし
復帰した騎手を応援したい人向けのプラン

アスコリピチェーノ（単勝500円）

 

目立つ戦略が大好きな人馬券

大逃げとか直線一気とか
とにかく目立つタイプの馬が好きな
派手好きなアナタ向けの馬券

逃げ馬キャプテンシー
圧倒的末脚ディスペランツァ

この両者の単勝100円ずつとワイド100円で行こう！

 

ミーハープラン

とにかく何事も人気者が好きな
ミーハーなアナタ向きのプラン

桜花賞2着アスコリピチェーノ
皐月賞3着ジャンタルマンタル

牡馬牝馬の2強でスパっと決めちゃおう！

馬連500円！

 

海外大好きプラン

とにかく海外が大好きな
外国かぶれのアナタ向きのプラン

海外から輸入されたばかりの種牡馬
Palace Malice産駒の2頭に
海外から来たモレイラ騎手の3頭で！

ゴンバデカーブース（モレイラ）
ジャンタルマンタル（Palace Malice産駒）
ノーブルロジャー（Palace Malice産駒）

ワイドBOX3点x300円＝900円

 

朱哩の信者馬券

馬券を外しても責任は持てませんが
このプランで外れるということは
俺と一緒に痛みを感じるということ
逆に当たれば共に喜びを分かち合えます

アスコリピチェーノ（複勝2000円）

ランチ代くらいは稼げるかも

 

馬券ソムリエまとめ

■韻を踏むラッパー馬券
■ウマ娘応援馬券
■ルメール復帰応援馬券
■目立つ戦略が大好きな人馬券
■ミーハープラン
■海外大好きプラン
■朱哩の信者馬券

■マンガでわかる 勝つための競馬入門

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有力馬の見解

アルセナール B(9人30.2倍)

血統：★★★
実績：★★★
適性：★★
走力：★★★
過程：★★★

クイーンＣでは終始内を走ると
ゴール直前で追い上げてのクビ差2着

しかし相手関係が弱めなのと
この馬はもう少し距離が伸びた方が良いと思う

 

アレンジャー C(19人79.0倍)

血統：★★
実績：★★★
適性：★★
走力：★★★
過程：★

アーリントンカップでは
超スローペースを1枠から先行して2着
展開はかなり恵まれた内容で
再現性は乏しい

既に9戦も使っており
今年5戦目と使いすぎだし
ここでは書いにくい

前走どれくらい恵まれたか
それは…近所に美少女の幼馴染がいる並

 

イフェイオン B(15人59.7倍)

血統：★★
実績：★★★
適性：★★
走力：★★★
過程：★★★

前崩れだった
フェアリーSは外枠から先行し1着
同じく前行って6着だったキャットファイトは
直後にアネモネSを勝利しているので
イフェイオンのフェアリーSは評価できる

桜花賞では伸びない内の中では
それなりに走ってはいたものの
外の馬に次々と差されてしまった

マイルより距離が伸びた方が良いかもしれない

 

ウォーターリヒト C(23人92.3倍)

血統：★★
実績：★★★
適性：★★
走力：★★★
過程：★

シンザン記念ではハイペースを最後方から
上がり1位の末脚で追い込み3着に食い込んだ
一瞬の切れ味はあったが途中で勢いは落ちており
長くいい脚を使えるタイプではない

きさらぎ賞ではイン差しを決め手
かなりのショートカットに成功したが
ビザンチンドリームにギリ差されてしまった

スプリングSでも最後方から追い込んだが
全馬が脚を余す超ドスローレースで
最後方からのこの馬にはノーチャンスだった

皐月賞ではハイペースを最後方追走からバテて16着

2歳10月デビューで
月1以上のペースで出走中
実力も休みも足りてない足りないと思う

 

エコロブルーム A(6人15.9倍)

血統：★★★★
実績：★★★★
適性：★★★★
走力：★★★★
過程：★★★★

未勝利では超スローペースながら
上がり2位に0.6秒差つける末脚で圧勝

シンザン記念では
ややハイペースを先行し2着に検討

ニュージーランドTでは先行し
直線でやや進路取りに苦労するも
器用な立ち回りで伸びてきて勝利
ゴール直後に更に伸びており
まだまだ余力を感じさせる内容だった

マイルでの強さは安定感がある

 

エポックヴィーナス C(16人71.9倍)

血統：★★
実績：★★
適性：★★
走力：★★
過程：★★

チューリップ賞では終始進路取りに苦労するも
最後まで伸び続けて5着と好走した

フローラルウォーク賞では
スローペースを番手追走する理想的な展開で勝利

馬群を捌くのが得意ではなく
多頭数での成績が悪い
馬群になれるまでは多頭数では厳しそうだ

どれくらい馬群を捌くのが下手か
お笑い芸人ヒロシの
渋谷のスクランブル交差点を上手く渡れませんっ並

 

エンヤラヴフェイス C(26人166.7倍)

血統：★★
実績：★★★
適性：★
走力：★★
過程：★

2歳では活躍したが3歳になってから
3連続掲示板を外している

ニュージーランドTでは
特に不利を受けるでもなく完敗

かなりの早熟馬だった可能性が高い

 

オメガウィング C(18人75.9倍)

血統：★★
実績：★
適性：★★★
走力：★★
過程：★★

1勝クラスでは少頭数のスローペースを
番手逃げする理想的な展開で勝利

フィリーズレビューでは追走に苦労しつつも
上がり1位の末脚で追い込んでくるも
上位にはまったく届かずの5着

基本的に距離延長組には鬼門のレース
実力的にもまだ重賞レベルではなく
ここではかなり厳しいだろう

 

オーサムストローク C(22人92.3倍)

血統：★★
実績：★★
適性：★★★
走力：★★
過程：★★★

2歳の条件戦では2歳GI級の走りをしていたが
朝日杯ではいい所なく14着と大敗

ニュージーランドTでは
外めから先行するも
全く伸びずの7着

かなりの早熟だった可能性が高く
レベルの上がるここでは厳しいと思われる

 

ゴンバデカーブース A(4人12.3倍)

血統：★★★★★
実績：★★★★
適性：★★★★★
走力：★★★★★
過程：★★

ブリックスアンドモルタル産駒はダート寄りで
芝に出る場合は府中・新潟で強い
逆に中山だと弱いのでホープフルは出ないで正解

サウジアラビアRCでは
シュトラウスとボンドガールが出遅れたのも大きく
2馬身差勝ちとは言っても恵まれた部分はあった

個人的には
ボンドガールもあまり評価していないし
シュトラウスも朝日杯でイマイチだった

半年ぶりのレースが厳しいが
府中マイルは合う舞台なので軽視はできない

 

シュトラウス C(13人48.5倍)

血統：★★
実績：★★★
適性：★★★
走力：★★★
過程：★★★

朝日杯では
気性の悪さから暴走逃げし10着に大敗

ファルコンSでは逆に出足が悪く
最後方からの競馬となり
直線だけで追い込んできて9着
馬群に詰まる不利はあったが
不器用さは相変わらずだった

身体能力はあるが
気性がヤバく力が出し切れていない
古場になるまでは厳しそうだ

どれくらい荒ぶってるか
桜木花道に会う前の三井寿並

 

スパークリシャール C(25人118.3倍)

血統：★★
実績：★★
適性：★★
走力：★★
過程：★

1勝クラスでは少頭数を番手逃げする
理想的な展開で勝利

ニュージーランドTでは
決め手のなさが目立ち
勝負どころで全くついてこれない負け

まだまだ重賞レベルにはなさそうだ

 

ダノンエアズロック C(12人44.4倍)

血統：★★
実績：★★
適性：★★★
走力：★★★
過程：★★★

アイビーCでは超スローペースを番手逃げして
レガレイラに勝利するも
単なる位置取りの差による展開利での勝利

弥生賞では特に不利を受けるとかもなく
直線で全く伸びずの7着と大敗

弥生賞では
レーン→モレイラ→キング姉さんと
超一流ジョッキーからの乗り替わりもマイナス

 

ダノンマッキンリー B(8人23.5倍)

血統：★★★
実績：★★★
適性：★★
走力：★★★
過程：★★★

ローテが厳しかった朝日杯は
力を出しきれず8着

クロッカスSでは
スタートダッシュに成功するも
スローの切れ味勝負に負けて5着

ファルコンSでは
ハイペースを後方大外から追い込み1着

クロッカスSとファルコンSで
何がそんなに違うのか…
強いて言えば馬群に揉まれず
大外一揆できたファルコンSは
この馬にとって向いたのかもしれない

力を出し切れれば好走しそうだが
多頭数のマイルGIでは
揉まれずに力を出し切るのは難しそうだ

 

チャンネルトンネル C(14人51.3倍)

血統：★★
実績：★★★
適性：★★★
走力：★★★
過程：★★

東京マイルの1勝クラスでは
終始馬群につまり4着…
馬群につまらなければ1着もあったが
12頭立てでこれだとフルゲートGIでは
立ち回りが厳しそうだ

スプリングSでは
超スローペースを先行し
切れ味勝負で負けての4着

アーリントンCでも超スローの切れ味勝負になり
いい感じで差してくるも逃げ馬を捉えられず
更には外から差されての3着

悪い馬ではないが
全体的に能力が足りてないと思う

 

デビットテソーロ C(27人318.2倍)

血統：★★
実績：★
適性：★
走力：★★
過程：★

1勝クラスでは内枠で好スタート逃げすると
そのまま先頭逃げを決め手勝利
展開にはかなり恵まれた

ニュージーランドTではやや出遅れると
そのまま追走に苦労し14着と大敗

3歳5月にして既に11戦も走ってる苦労人
いくらなんでも走らせすぎ

 

ノーブルロジャー B(5人14.6倍)

血統：★★★
実績：★★★★
適性：★★★
走力：★★★
過程：★★★

ハイペースのシンザン記念では
大外後方からコーナリングでまくると
そのまま一気に突き放して勝利

毎日杯では
直線でベラジオボンドを差し替えし2着
競り合いの強さを示した

全体的に悪い馬ではないが
もう一押し決め手に欠ける馬
川田からの乗り替わりも厳しい

 

ファビュラススター C(21人89.0倍)

血統：★★
実績：★★
適性：★
走力：★★
過程：★★★

1勝クラスではミドルペースを
後方からコーナリングでまくり勝利

弥生賞ではコーナーの手応えはなかなかだったが
直線で全く伸びず9着に大敗している

どちらかと言うと小回り向きだと思う
府中マイルはあまり得意舞台ではなさそうだ

 

ポットテオ C(17人73.0倍)

血統：★★
実績：★★
適性：★★★
走力：★★
過程：★

東京マイルの1勝クラスで勝利しているが
勝ち時計1:35.7は物足りない内容

アーリントンカップでは
1枠から超スローペースで単騎逃げする
理想的すぎる展開だったが5着

あの展開で5着が限度なら
メンバーレベルが上がる今回は厳しい

9戦走って全て掲示板入りの安定感は凄いが
ここで10戦目と使われすぎ

 

マスクオールウィン C(24人98.4倍)

血統：★★
実績：★★★
適性：★★
走力：★★
過程：★★

フェアリーSをタイム差なし2着（1:34.0）
桜花賞3着のスマイルカナと同じ
過去10年で最速タイの好タイムだった

桜花賞では直線の末脚勝負でおいていかれて14着

ドレフォン産駒らしくコーナリングが良い
どちらかと言うと小回り向きなので
府中マイルには向かないと思う

 

ユキノロイヤル C(20人81.6倍)

血統：★★
実績：★★
適性：★★
走力：★★
過程：★★

中山の1勝クラスでは1枠1番から番手逃げし
坂で追い抜きそのまま1着

ニュージーランドTでは2枠から単騎逃げし
直線で粘るも坂を登ったあたりで差され3着

ここ2戦は枠順に恵まれた感じもある
中山の急坂を得意としており
府中向きの馬ではないと思う

 

ロジリオン B(10人34.0倍)

血統：★★
実績：★★
適性：★★
走力：★★★
過程：★★

クロッカスSでは
スローの切れ味勝負を中団から差し切り勝利
中々に強い内容だった

ファルコンSではハイペースの消耗戦になり
直線で終始馬群に詰まり5着
もうちょっとスムーズな競馬なら勝ち負けもあった

しかしNHKマイルは距離延長組は鬼門
ここでは厳しいと思われる

 

△ノーブルロジャー B(6人16.1倍)

血統：★★★
実績：★★★★
適性：★★★
走力：★★★
過程：★★★

新馬戦のラスト2ハロンは
ジャスティンミラノと遜色ない21.8秒

ハイペースのシンザン記念では
大外後方からコーナリングでまくると
そのまま一気に突き放して勝利

毎日杯では
直線でベラジオボンドを差し替えし2着
競り合いの強さを示した

ハイペースに強いので
キャプテンシーがハイペース逃げするなら
ジャンタルと共に突っ込んできそうだ

 

△ボンドガール A(3人8.0倍)

血統：★★★★★
実績：★★★
適性：★★★★★
走力：★★★★
過程：★★★★★

ニュージーランドTでは罹りながら
7F連続の10～11秒台のラップのレースで2着

淀みの無いミドルペースが得意なのは
NHKマイルカップ向きだと思う
血統的に向く左回りに変わり
叩き2戦目で気性が落ち着けば良化する可能性はある

新馬戦では超スローペースを
上がり2位に0.3秒つける末脚で圧勝

サウジアラビアRCでは
ゴンバデカーブースに2馬身差の2着
特に不利を受けたわけでもなく完敗

父ダイワメジャーはNHKマイルと相性○
父サンデー系ｘ母父In Reality系は
ギルデッドミラーがNHKマイル3着
血統的にかなり相性が良いレース

兄のダノンベルーガもサウスポー
桜花賞に出てきても無印予定だったが
ここなら巻き返す可能性あり

 

△ジャンタルマンタル A(2人3.9倍)

血統：★★★★
実績：★★★★★
適性：★★★★★
走力：★★★★★
過程：★★★

レコード決着から中2週ローテは
皐月賞でメイショウタバルが撃沈したのと同じ状況
疲労の分だけ割引は必要だと思われる

＜皐月賞レコード決着からのNHKマイル成績＞
タニノギムレット：皐月賞3着 →NHKマイル3着
コパノリチャード：皐月賞13着→NHKマイル8着
　ロードクエスト：皐月賞8着 →NHKマイル2着
プラチナヴォイス：皐月賞10着→NHKマイル11着

悪くはないが良くもない成績
レコード決着＝レベルが高い＝NHKマイルに勝つ
とはならないことが多いようだが
連下に絡むことは多いようだ

ちなみにあのグランアレグリアすら
桜花賞レコード決着からの
NHKマイルで馬券外を外している
レコードから直後のローテは諸刃の刃なのかもしれない

 

朝日杯FSではハイペースの展開を
4コーナーでヌルっと内から先頭集団に出ると
直線で外に持ち出す川田の神騎乗が光った

共同通信杯は62.4秒のドスローを
勝ち馬と同じ上がり2位タイの末脚で2着
完全に位置取りの差での敗戦であり
外を回り距離ロスをしたジャンタルの方が
ミラノよりも強い競馬をしていたと思う

皐月賞では距離適性の差で3着に負けたが
超ハイペースのレースを3番手追走し
最後まで粘った3着はものすごい内容だった

人馬ともには最上位あるが
圧倒的人気になりオッズは低そうだ

 

▲ディスペランツァ A(5人11.9倍)

血統：★★★
実績：★★★★
適性：★★★★
走力：★★★★
過程：★★★★

マイルで2連勝中の馬

1勝クラスでは
7F連続11秒台の淀みの無い流れで完勝

アーリントンCでは内前有利の展開で
通常であれば届かない所から無理やり差し切った
これはかなり強くないとできない芸当で
ラスト3Fの切れ味だけで無理やり勝ち切った

NHKマイルでも好走が期待できるが
マジックマン・モレイラのバフがなくなって
どれくらいパフォーマンスが下がるかが不安

ジャンタルマンタル並みの切れ味もあるし
アスコリピチェーノ波のロンスパもできる
騎手が馬の実力を引き出せば2強も倒しうる

 

○キャプテンシー B(11人50.2倍)

血統：★★★
実績：★★
適性：★★
走力：★★★★
過程：★★★

未勝利戦は朝日杯と同タイムで逃げ切り圧勝
ジュニアカップでは中山マイルを1:32.5で圧勝
レースレコードを0.9秒も更新した
過去10年の3歳中山マイルで32秒台は1度も無し
突出した強さを見せつけた

実力的にはジャンタルマンタルや
ゴンバデカーブースと遜色ない走りをしているのに
想定10番人気は過小評価されすぎている

ジュニアカップだけ走れば十分に足りる
スムーズに逃げてくれれば穴を開ける力はある

NHKマイルは過去10年で
先頭逃げの馬が4回も馬券圏内に残ってるし
思い切って逃げてほしい
先頭逃げして負けるなら悔いはない！

 

◎アスコリピチェーノ S(1人3.1倍)

血統：★★★★★
実績：★★★★★
適性：★★★★★
走力：★★★★★
過程：★★★★★

落馬から復帰のルメールの騎乗が決定
復帰初日のルメールを不安視する声もあるが
武豊も落馬復帰した週に
朝日杯FS2着と結果を出したし
ルメールも問題なく乗れると思う

ルメールはダイワメジャー産駒の
メジャーエンブレムでNHKマイル勝利している

新馬戦は着差のつきにくいスローながら
上がり2位に0.5秒差つける末脚で圧勝

阪神JFでは中団から差して勝利するも
進路取りにやや苦労した
ステレンボッシュとクビ差
逆転されてもおかしくないと思った通り
桜花賞では逆転されての2着

しかし直線入口で
ステレンボッシュにタックルされたが
そこから立て直したのは評価できる

ダイワメジャーｘ母父デインヒル系かつ
Sadler’s Wells内包のノーザンダンサークロスは
レシステンシアと共通している

戦績も血統もほぼレシステンシア
ここで好走する可能性は高い

NHKマイル1着のメジャーエンブレムも
父ダイワメジャーで
母系にサドラーｘDanzig配合で共通

3歳になってからは桜花賞しか使っておらず
ここが叩き終わりの2戦目

実力・血統・臨戦家庭、どれも申し分ない

 

NHKマイルカップ予想まとめ

◎14：アスコリピチェーノ
〇９：キャプテンシー
▲３：ディスペランツァ
△５：ボンドガール
△16：ジャンタルマンタル
△２：ノーブルロジャー