普段は競馬予想をしてる朱哩です
競馬といえば最強馬議論が熱いよね
日本の歴代名馬たちには強い馬が沢山いる一方で
完全無欠のまま引退した馬も1頭もいないので
最強馬はどの馬なのかは意見が分かれる
その世代でGIを勝てたからと言って
他の世代に走っても
同じように勝てるとも限らないし
逆に不遇でGI勝てなかった馬でも
層が薄い世代でならGI馬になれたかもしれない等など
異なる時代の馬を比較することは不可能だ
が、自分が思う最強馬という話をするのも
競馬の楽しさの一つだと思うので
俺が思う最強馬Best10を発表しようと思う
ポイント
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もくじ
最強馬の定義とは
はっきり言うと
実際に名馬達を走らせてみて
どの馬が一番勝つかなんて
誰にも分からないし正解はない
ただ俺が思う最強馬を
想像することはできるので
今回はそれを前提にやっていくぞ
強さの定義は色々ある
- GI勝利数
- 連勝数
- 勝率・連対率
- レコードタイム
- レーティング
- GI勝利した競馬場の数
- 芝ダート良重スローハイ問わずの万能性
- 距離レンジの広さ
- 対戦相手の強さ
- 負け越した馬の数
これらを総合的に考えて
俺なりの最強馬ランキングを作った
■競馬予発想を変えるだけで回収率は上がる
■競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書
日本歴代最強馬ランキングTop10
10位:シンボリクリスエス
最近ではエフフォーリアのお爺さんとして有名
シンボリクリスエスといえば
ラストランの有馬記念で
最大着差の9馬身差の圧勝
着差の付きにくい良馬場で
史上最大着差の9馬身差(1.5秒差)圧勝は凄い
2着のリンカーンは
古馬になってディープインパクトと対戦し
良馬場の有馬記念で0.3秒差
良馬場の天皇賞春で0.6秒差なので
シンボリクリスエスの有馬の以上な強さが際立つ
4角でリンカーンと同じ位置に居ながら
上がり差が1.7秒もあるのは異常なレベル
ポイント
この馬が最大パフォーマンスを出したら
歴代名馬達と言えども勝つのは難しい
例えイクイノックスであろうとも
有馬記念では負ける可能性が高い
それくらいの強さを秘めた馬だ
9位:テイエムオペラオー
春天・宝塚・秋天・JC・有馬記念
年間8戦8勝の無敗のグランドスラムは
歴代で唯一無二の記録
しかし、時計対応が微妙なのと
戦った相手も弱めなので評価自体は落とす
圧倒的なスピードは無いので
現代の高速馬場だと凡走しまくる可能性は高い
エルコンドルパサーやスペシャルウィーク
今で言う4歳で早期引退し
古馬の層が薄かったのも原因かもしれない
心拍数(心臓)のデータでは
テイエムオペラオーが
ものすごく良いとの発表もある心臓のデータを取った中では、
テイエムオペラオーはすごく心臓が強い
というのが分かっています。一方、ディープインパクトは、
多分、走る力を無駄にせず、
効率的にあまり心臓に負担をかけずに
走れることが特徴だと思います。
ポイント
この馬の凄い所は
若手の和田騎手を乗せての戦績だと言うこと
もし全盛期の武豊や
ルメールやモレイラが乗ったら…
他の名馬の鞍上が和田だったら…
そういう騎手バフ・デバフを考慮すると
他の歴代名馬達に勝ってもおかしくはないだろう
8位:ジェンティルドンナ
5つの競馬場で芝GI勝利は歴代No1
(阪神・東京・京都・中山・ドバイ)
ドバイシーマで負かしたシリュスデゼーグルは
8歳馬ではあったがその後GI3連勝していたセン馬
ジャパンカップでは三冠馬オルフェーヴルにも勝利
圧倒的な爆発力を感じさせる強さはないが
1600~2500mでGIを勝った距離適性の広さと
国内外あらゆる競馬場で結果を出した器用さが魅力
オルフェーヴルやゴールドシップ
エピファネイアなど倒した相手も強い
ポイント
東京や中山だけで勝負したら
歴代名馬達に負けてしまうだろうけど
国内外様々な競馬場で100コースくらい試せば
案外この馬がいい成績を残しそうな気がする
7位:メジロマックイーン
GI4勝と聞くと少なく思えるが
当時はGIの数も少ない上に
海外遠征も少ないから
1つのGIに強豪馬が集中したので
GI勝利数を稼ぎにくい時代だった
秋天の降着は現代ならセーフだと思うし
怪我でJC・有馬出れなかったことや
大阪杯をGI換算にしたら
実質的にはGI6~7勝相当の実力と言える
3000m超えのステイヤーと思われガチだが
本当に評価スべきは最後の京都大賞典で
前半58.2のハイペースで4角先頭になり
上がり2位に0.6秒差もつけて圧勝
ポイント
京都2400mで2:22.7は相当速いタイムで
現代の高速馬場でも十分に通用する強さがある
6位:ディープインパクト
史上2頭目の無敗の三冠馬
14戦12勝(勝率85.7%)はかなり高い
ストロングポイントは後半5Fの早さで
4角で捲くって行き先頭を捉える走り
天皇賞春では当時の世界レコードを更新する
3:13.4のスーパーレコード勝利だった
ただディープインパクトが
最強馬ランキング6位というのは
意外だと感じる人もいるかもしれない
6位の理由は2点ある
1点目がテンの遅さ
後半5Fは最強と言える脚があるが
前半5Fは歴代トップ同士の中でかなり遅い
2005年には既に中距離で
32秒台を出す馬もチラホラ居たが
後ろ脚質ながら32秒台を出したことがないし
超一級のロングスパートを使うが
歴代名馬の中では一瞬のキレは見劣りする
もう2点目の懸念点は対戦相手の弱さ
ディープインパクトが活躍した時代は
ちょうど上の世代の一流馬が早期引退し
古馬が手薄な時代だった
特に顕著なのが宝塚記念で
古馬王道路線のGIで
7歳以上が2頭馬券圏内に来たのは
過去20年でダスカの有馬記念とディープの宝塚だけ
メンバーレベルはかなり弱かった
(同世代の牡馬も古馬GIで活躍なし)
最強クラスのロングスパートは魅力だが
前で速い足が使えるタイプの馬がいると
ちょっと足りないくらいになりそう
イクイノックスやアーモンドアイみたいな馬とは
かなり相性が悪いと思われる
ポイント
超強い馬18頭でのレースでという前提なら
大外まくり戦術しか無い決め手の少なさは
差しそこねが増えそうなので6位評価
5位:キタサンブラック
天皇賞春で世界レコードで勝利し
同年の天皇賞秋で最遅レコードで勝利
何もかも真逆の適性のレースで勝利しており
あらゆる条件でも強さを発揮することを証明した
5位ディープインパクトの比較でいうと
共に春天のパフォーマンスは凄まじいが
前目でペースを作れるキタサンに軍配が上がるだろう
4つの競馬場で芝GI勝利は歴代2位タイ
良馬場でも重馬場でも色んなコースでも
安定した強さを発揮できる強みはある
やはり前で競馬し
自分でペースを作れる馬は強いし
持ち時計も優秀なので5位とする
ただ2010年代以降の馬なのに
海外実績は無い点はマイナス評価
海外などで走っても通用する可能性は高いが
そこはあくまでシュレディンガーの猫状態
またドゥラメンテの早期引退により
比較的層が薄い時代だったのも否めない
ポイント
国内でのレースなら文句ない実績とパフォだし
脚質も勝ち方も相当良いが
海外実績に関しては未知数なので
5位という評価にする
4位:オルフェーヴル
2年連続凱旋門賞2着で
国内外共に高いパフォーマンスを出した馬
阪神大賞典では意味不明なレースで
2着ながらも常識外の強さ示していた
阪神大賞典で池添が抑えなければ圧勝し
春天でも崩れなかったかもしれない
ディープインパクトと同じで
テンは遅く後ろ脚質という弱点はある
800mまでのタイムはディープ以上で
1000mのロングスパートではディープに分があるので
距離が長ければ長いほどディープ有利
距離が短ければ短いほどオルフェ有利な感じ
ただ32秒台の上がりを複数回出しており
ラスト600Fの補正ラップは最強クラスなので
その点においては
現代の高速馬場でも通用しそうだが
やはり後ろ脚質なので安定はしないだろう
GI6勝馬ゴールドシップに完勝しており
倒した相手もまぁまぁ強い
最初から最後までルメールとかなら
もうちょっと凄い成績になってるかもしれない
(池添との相性は良くも悪くもある)
良馬場でも重馬場でも強いのが特徴
重馬場や高低差のある時計のかかる馬場だと
歴代最強と言っても良さそうだ
ポイント
高速馬場でも強いには強いが
歴代名馬たち相手だと取りこぼす可能性は高い
歴代Top3を出す前に
「タラレバ」織り交ぜまくった番外編
超ロマン枠の最強馬候補を2頭上げようと思う
番外編:ナリタブライアン
言わずとしれた90年代最強の三冠馬
三冠レースの合計着差は歴代1位
チーターのような暴力的な走りで
見るものを圧倒した馬で
未だに最強馬だと挙げる競馬関係者も多い
3歳五冠は唯一無二の記録
サンデー以前の世代ではあるが
サクラローレルやマヤノトップガンを見る限り
サンデー系のスピード相手にも遜色はない
ただ怪我による影響で
古馬になってから思うように力を出せず
ナリタブライアンがどこまで強かったかは
ブラックボックス的な部分も多い
ポイント
もし怪我をしなければ
どれだけの走りをしただろう?
というロマン枠の最強馬候補として
ここに挙げておきたい一頭だ
番外編:オグリキャップ
競馬ブームの立役者であり
真のアイドルホース
オグリキャップの影響で
多くの競馬の歴史やルールが変わったほど
日本競馬においてオグリの存在は大きい
芝ダート問わず
ローテーションの厳しさも問わず
1600~2500mのGI勝利レンジも広い
800m~2500mで勝利経験もすごい
オグリキャップといえば
ローテーションの過酷さが異常で
21戦走る
↓
オールカマー(1着)
↓
毎日王冠(1着)
↓
天皇賞秋(2着)
↓
マイルCS(1着)
↓
ジャパンカップ(2着)※世界レコードにハナ差
↓
有馬記念(5着)
今回挙げた歴代最強馬候補達が
オグリキャップと同じローテーションで走り
オグリキャップ以上の走りができるだろうか?
おそらく、できないだろう
これだけの過酷ローテで走れば
普通は故障するか大敗するかする
オグリキャップは異常すぎる
ポイント
ジャパンカップの走破タイムを見る限り
現代の高速決着に対応できるスピードはあるし
もし現代のローテと育成をした場合
他のどんな馬よりも強い可能性がある
そう思える最強のロマン枠だ
■競馬予発想を変えるだけで回収率は上がる
■競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書
3位:アーモンドアイ
ルメールいわく家族であり最強馬
芝G9勝は歴代トップに君臨する
1600m~2400mという王道の距離を走り
圧倒的なスピード・タイムでGI9勝は
最強馬に上げる人も多いだろう
特に衝撃的だったのが2018年のジャパンカップ
2:20.6のスーパー世界レコードでの勝利
ただこの時は3歳時で
斤量に恵まれた点も多いとは思うし
斤量56kgならここまでのタイムは出なかっただろう
アーモンドアイの強い点は
前半59.0のレースペースを先行し
上がり33.8の脚を繰り出せる点
ある程度速いペースで
前の位置から33秒台の上がりを出したら
物理的に後ろの馬が届かない
これがルメールの言う最強の理由なんだと思う
体調不良の有馬記念で大敗したことで
評価を下げられることも多いし
府中でしか強くないと言われガチだが
4つの競馬場でGI勝利は歴代2位タイ
上下の世代共に牝馬が超強い時代なので
牝馬限定GIだから弱いということもない
歴代最強馬の成績は何故良いのか?
それは対戦相手が弱かったからだ
というのはありがちな議論なのだが
アーモンドアイの対戦相手は明らかに強い
世代別GI勝利数は歴代で圧倒的No1
(中央GI38勝 古馬GI28勝 交流GI13勝)
ラストランのJCでは既に衰えていたものの
無敗の三冠馬コントレイルと
無敗の牝馬三冠馬デアリングタクト相手に圧勝
ポイント
高速馬場の申し子的な強さなので
時計のかかる重馬場だと
歴代名馬に遅れを取ることもあるだろう
それ故の3位評価とする
2位:エルコンドルパサー
当時の日本競馬史上最高のレート134
イクイノックスに抜かれるまで
25年間1位をキープし続けた
凱旋門賞では3着を大きく引き離し
欧州最強モンジューの僅差2着
国内外の2400mのGIを勝利し
1600mのGIも勝利しており
スピードとスタミナを兼ね備えている
福永祐一調教師も
「自分が関わってない馬なら
最強馬はエルコンドルパサー」と答えるほど
負けた相手は
凱旋門賞のモンジュー
イスパーン賞のクロコルージュ
毎日王冠のサイレンススズカと
全て相手の土俵での2着
勝った相手も
エアグルーヴにスペシャルウィーク
クロコルージュやドリームウェル
サガミックス(凱旋門賞馬)など
戦って来た相手も超強いのに
GI3勝以上して連対率100%は凄い
相手が弱い世代だったら
勝率100%のGI5勝で
最強馬議論など無かったかもしれない
またダートでも異常に強く
デビューから3戦はダートで全て圧勝
しかも後のダートGI馬である
インテリパワーにも圧勝している
あらゆる距離、あらゆる馬場
あらゆる国で100戦した場合
日本の歴代名馬でエルコンドルパサーより
勝率が高い馬は居ないんじゃないかと思う
ポイント
ありとあらゆる条件で強さを発揮できる
強い馬相手に圧倒的なパフォーマンスを出せる
それこそが最強馬だと思うので
エルコンドルパサーを2位に評価した
1位:イクイノックス
ドバイターフ時点で
歴代最強馬だと確信していたが
天皇賞秋やジャパンカップでは
想像の更に上を行く強さを見せてくれた
スローペースでもハイペースでも
展開を問わない圧倒的な強さと安定感
逃げでも追込でもGI勝利できる自在性
国内外でレコードタイムで圧勝するスピード
超ハイペースで逃げる馬についていき
逃げ馬を潰し自らは早い上がりで
後続を引き離すのはゲームの世界かと思うほど
引退後のレーティング確定で
日本競馬史上初の135となり
エルコンドルパサーを抜いて日本歴代1位
レーティングでも史上最強となった
GI6連勝はオペラオーと並び歴代トップ
G6勝で連対率100%は歴代トップ
国内外4つの競馬場でGI勝利は歴代2位タイ
レーティング世界一経験あり
国内外のGIでレコード勝利は唯一無二
レーティング135は日本馬最高値
戦った相手も強い
- ダービーレコードのドウデュース
- 上がり31秒台出せる
牝馬三冠馬リバティアイランド - サウジで優勝のパンサラッサ
- 中距離でも走るGI馬ジャスティンパレス
- 凱旋門賞4着スルーセブンシーズ
- サンクルー大賞1着・凱旋門賞2着
海外の古豪ウェストオーバー - バーテン大賞1着ザグレブ
- プリンスオブウェールズや
英インターナショナル勝利のモスターダフ - 無敗の三冠馬を倒したエフフォーリア
- GI3勝の逃げ馬タイトルホルダー
ポイント
ヴェラアズール
ジャックドール
ジェラルディーナ
シャフリヤール
通常の歴代最強馬候補の
ライバルになりえるレベルの馬が
イクイノックスの時代は脇役だった
対戦相手全てに勝ち越し
イクイノックスは
対戦相手全てに勝ち越ししている
GIを6勝以上かつ連対率100%で
対戦相手全てに勝ち越し
そして国内外のレコード勝利は
日本史上唯一無二の無双っぷりだ
唯一の弱点は
2000-2500mというレンジの短さだが
2023年の天皇賞秋を見る限り
安田記念に出ても勝てるレベルのラップだった
ポイント
<秋天の時計>
・1600m 1:32.1 ※安田記念でも勝てる時計
・1800m 1:43.5 ※世界レコードレベルの時計
・2000m 1:55.2
おそらく
春天に出ても問題なく勝てる強さもある
2000-2500m区間以外に
出る理由がなかっただけで
1600mのGIを勝つスピードや
3200mのGIを勝つスタミナもあると思う
ポイント
戦ってきた相手の強さ
パフォーマンスの高さ
展開不問の器用さ
タイムの速さ
GIの連勝記録や連対率100%の安定感
総合的に判断して
イクイノックスこそが歴代最強馬であると
俺は改めて思った
特に超強い名馬同士の戦いの場合
展開不問かつ自在性のあるこの馬が圧倒的に有利
歴代最強馬ランキングTop10まとめ
- 1位:イクイノックス
- 2位:エルコンドルパサー
- 3位:アーモンドアイ
- 番外編:オグリキャップ
- 番外編:ナリタブライアン
- 4位:オルフェーヴル
- 5位:キタサンブラック
- 6位:ディープインパクト
- 7位:メジロマックイーン
- 8位:ジェンティルドンナ
- 9位:テイエムオペラオー
- 10位:シンボリクリスエス
■競馬予発想を変えるだけで回収率は上がる
■競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書
■有名Vtuber&ゲーム実況者のマイク一覧と選び方
■ゲーム実況で使いやすい機材まとめ
■有名Youtuber15人の使用機材&ビデオカメラ紹介
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