去年のマイルCS予想は
- 1着◎セリフォス
- 2着△ダノンザキッド
- 3着▲ソダシ
三連複205.3倍的中
今年は京都開催に戻るけど
2年連続的中を目指して予想するぞ(π∵)π
もくじ
マイルCS過去データ傾向を分析
枠順データ
- 1枠(2.2.0.16)勝率10.0% 連対率20.0% 複勝率20.0%
- 2枠(0.1.3.16)勝率0.0% 連対率5.0% 複勝率20.0%
- 3枠(3.0.1.16)勝率15.0% 連対率15.0% 複勝率20.0%
- 4枠(0.4.1.15)勝率0.0% 連対率20.0% 複勝率25.0%
- 5枠(0.1.0.19)勝率0.0% 連対率5.0% 複勝率5.0%
- 6枠(1.1.0.18)勝率5.0% 連対率10.0% 複勝率10.0%
- 7枠(1.1.4.24)勝率3.0% 連対率6.7% 複勝率20.0%
- 8枠(3.0.1.24)勝率10.7% 連対率10.7% 複勝率14.2%
- 1枠:単回96.0% 複回89.5%
- 2枠:単回0.0% 複回74.0%
- 3枠:単回104.5% 複回40.5%
- 4枠:単回0.0% 複回50.5%
- 5枠:単回0.0% 複回7.5%
- 6枠:単回90.5% 複回28.5%
- 7枠:単回174.7% 複回81.0%
- 8枠:単回72.9% 複回37.9%
ポイント
1~3枠と6~8枠が良い成績だが
4~5枠が勝率、回収率どちらも低い
中で揉まれると厳しいレースなのかもしれない
馬体重
京都1600m※1勝クラス以上のデータ
- -458kg(28.40.43.513)
勝率4.5% 連対率10.9% 複勝率17.8% - 460-498kg(84.74.80.739)
勝率8.6% 連対率16.2% 複勝率24.4% - 500kg-(33.31.23.311)
勝率8.3% 連対率16.1% 複勝率21.9%
ポイント
馬体重が軽い馬の成績は悪い
出走予定メンバーで前走460kg未満の馬は
- セルバーグ(432kg)
- ナミュール(454kg)
ギリギリラインの馬
ダノンスコーピオン(460kg)
騎手データ
京都芝1600m(外)が得意なレース
- 川田(18.8.9.38)セリフォス
勝率24.7% 複勝率47.9%
単勝回収率100% 複勝回収率121% - ムーア(3.2.2.3)ナミュール
勝率30.0% 複勝率70.0%
単勝回収率122% 複勝回収率137% - 北村友一(4.3.5.33)ダノンザキッド
勝率8.9% 複勝率26.7%
単勝回収率155% 複勝回収率127% - 池添(9.10.2.56)ソーヴァリアント
勝率11.7% 複勝率27.3%
単勝回収率123% 複勝回収率116% - 松山(13.5.9.68)セルバーグ
勝率13.7% 複勝率28.4%
単勝回収率132% 複勝回収率82%
ポイント
逆にルメールにしては京都1600mは
あまり良い成績とは言えない
ルメール(6.8.6.22)シュネルマイスター
勝率14.3% 複勝率47.6%
単勝回収率46% 複勝回収率82%
年齢データ
過去10年の6歳以上の成績は(1.1.0.39)
しかし今年は6歳以上が出走無しという
リフレッシュな馬たちのみの戦いとなった
牝馬が大苦戦
阪神開催の3年間は
グランアレグリア1着2回
ソダシ3着1回と牝馬の好走が目立ったが
京都開催の10年間に絞ると牝馬は(0.0.2.27)
牝馬で好走したのは2頭だけ
- ドナウブルー(3着)
- ザプレザ(3着 ※海外馬)
- アエロリット(2番人気-12着)
- イモータルヴァース(3番人気-7着)
- アルビアーノ(5番人気-5着)
ポイント
人気の牝馬の出走が少ないので
データとしてはやや弱めか
今年の該当馬はナミュール
リピーターレース
阪神開催も含むが
基本的にリピーターが多いレース
- グランアレグリア(1着→1着)
- インディチャンプ(1着→2着)
- ペルシアンナイト(1着→2着→3着)
- イスラボニータ(3着→2着)
- ダノンシャーク(3着→1着)
- フィエロ(2着→2着)
ポイント
今年のリピーター候補は
- セリフォス
- ダノンザキッド
- シュネルマイスター
4歳が強い、回収率は5歳が高い
- 3歳
勝率5.7% 連対率5.7% 複勝率11.4%
単勝回収率50% 複勝回収率40% - 4歳
勝率8.3% 連対率25.0% 複勝率36.1%
単勝回収率72% 複勝回収率98% - 5歳
勝率5.2% 連対率10.3% 複勝率15.5%
単勝回収率108% 複勝回収率67% - 6歳
勝率3.0% 連対率6.1% 複勝率9.1%
単勝回収率54% 複勝回収率24% - 7歳以上
勝率5.9% 連対率5.9% 複勝率5.9%
単勝回収率13% 複勝回収率7%
GI3着以内の経験がある馬
- GI3着以内の経験あり(10.6.4.76)
勝率10.4% 連対率16.7% 複勝率20.8%
単勝回収率132% 複勝回収率63% - GI3着以内の経験なし(0.2.1.53)
勝率0.0% 連対率3.6% 複勝率5.4%
単勝回収率0.0% 複勝回収率18% - 今回がGI初出走の馬(0.2.3.17)
勝率0.0% 連対率9.1% 複勝率22.7%
単勝回収率0.0% 複勝回収率95%
ポイント
GIに出走経験があり3着以内がない馬は
複勝率も回収率も低い
今回出走予定の該当馬は
- イルーシヴパンサー
- エエヤン
- ジャスティンカフェ
- ソウルラッシュ
- バスラットレオン
- ビーアストニッシド
- レッドモンレーヴ
ペースとラップ
- 19年(47.2-45.8)1.4秒スロー
- 18年(47.1-46.2)0.9秒ミドル
- 17年(46.7-47.1)-0.4秒ミドル
- 16年(46.1-47.0)-0.9秒ミドル
- 15年(47.1-45.7)1.4秒スロー
- 14年(45.3-46.2)-0.9秒ミドル
- 13年(46.8-45.6)1.2秒スロー
- 12年(46.9-46.0)0.9秒ミドル
- 11年(46.7-47.2)-0.5秒ミドル
- 10年(45.3-46.5)-1.2秒ハイ
前半に登り坂のコーナーがあるので
ハイペースになることは少なく
過去10年で6回がミドルペース
3回がスローペースだ
区間平均ラップの特徴としては
スタートから2F目が最速10.9
4F目は11.94と緩むので
前半はペースの緩急が激しい
後半4Fはどれも速いラップなので
4Fのロングスパートの得意な馬が輝くレース
ポイント
ミドルペースが得意な馬
- イルーシヴパンサー
- エエヤン
- エルトンバローズ
- ジャスティンカフェ
- シュネルマイスター
- セリフォス
- ダノンザキッド
上がり3Fの脚よりロングスパート
京都開催の10年間で
上がり最速の馬は2勝しかしてない
<マイルCS>
上がり1位:1着2回、2着2回、3着1回
上がり2位:1着2回、2着0回、3着2回
上がり3位:1着3回、2着0回、3着2回
上がり4位以下:1着3回、2着8回、3着5回
<安田記念>
上がり1位:1着4回、2着3回、3着2回
上がり2位:1着1回、2着1回、3着1回
上がり3位:1着1回、2着1回、3着1回
上がり4位以下:1着4回、2着5回、3着6回
ポイント
安田記念は上がり1位の馬が圧倒的に強く
マイルCSは上がり1位は抜けた成績ではなく
上がり4位以下での馬券圏内が多い
京都のマイルCSは
上がり3Fだけでは通用しないレース
上がり最速よりも
道中でポジションを取り
長くいい脚を使える馬が好走する
セリフォス
シュネルマイスター
ソングライン
現役最強マイラー比較
今の層が薄いマイル路線の中で
大関級の馬が3頭いる
この3頭の比較をしてみよう
- セリフォス:マイル戦(5.2.0.2.0.0)
1着:マイルCS・新馬・新潟2歳S・富士S
2着:安田記念・朝日杯FS
4着:NHKマイルC・安田記念 - ソングライン:マイル戦(5.1.1.0.2.1)
1着:VM・安田・安田・未勝利・富士S
2着:NHKマイルC
3着:関屋記念
5着:VC・BCマイル
着外:桜花賞(15着) - シュネルマイスター:マイル戦(3.2.2.0.1.1)
1着:NHKマイルC・マイラーズC・ひいらぎ賞
2着:マイルCS・安田記念
3着:安田記念・安田記念
5着:マイルCS
着外:香港マイル(9着)
ソングラインは東京1600m特化型で
右回りや直線の短いコースで結果が出てないので
圧倒的なマイル王者には至らない
シュネルマイスターは
4歳春まではGIで連対していたが
その後は1度も連対できず
勝利も2年間遠ざかっていた
3歳時の勢いに比べるとやや落ち
こちらも左回りだと安定感があるが
右回りで取りこぼすことが多い
セリフォスは
マイルならどの条件でも強い
3強で唯一5着以下が無い抜群の安定感
GI勝利数はソングラインの方が上だが
左右で交互に勝負すれば
セリフォスに軍配が上がるだろう
そう考えると
現役マイラーで最強はセリフォス
つまり現在のマイル路線組で
1番に評価すべき馬がセリフォス
もしセリフォスが負けるとしたら
中距離路線組以外ないと思う
今回の中距離路線組は
- ナミュール
- ダノンザキッド
- ソーヴァリアント
今のマイル路線がレベルが低い理由
現在のマイルトップ3は全て海外で惨敗
- ■セリフォス
ドバイターフ5着 - ■ソングライン
BCマイル5着
1351ターフスプリ(G3)10着 - ■シュネルマイスター
ドバイターフ8着
香港マイル9着
グランアレグリアや
インディチャンプが居た時代は
アドマイヤマーズが香港マイルを制覇
ドバイターフに関しちゃ
ジャスタウェイ以降は
リアルスティール、ヴィヴロス、
アーモンドアイ、パンサラッサが勝利
ポイント
現在のマイル3強は
海外GIで全く結果が出てない
勝てないにせよ
3着くらいに入れれば良いんだけど
3トップが海外で3着異常が1度もないのは
ここ数年の中でも層が薄くなった証拠だと思う
血統データ分析
サンデーサイレンス大天国
京都開催の10年(2010~2019年)で
馬券圏内30ケース中
サンデーサイレンスの血が無い馬は5/30回
- グランデッツァ(14年 3着)
- エイシンアポロン(11年 1着)
- フィフスペトル(11年 2着)
- サプレザ(11年 3着)
- エーシンフォワード(10年 1着)
道悪で大荒れした11年にサンデー全滅
5例全てかなり古い時代で
過去5年に絞ると
3着以内の馬全てにサンデーの血が入る
ポイント
血統表の何処かに
サンデーの血が無い馬はマイナス
今年の出走予定馬の中で
サンデーの血が無い馬は…
- シュネルマイスター
- ダノンスコーピオン
ミスプロ系の大苦戦
過去10年の3着以内30ケース中
父ミスプロ系は4回だけ
- ステルヴィオ(1着)
- エアスピネル(2着)
- フィフスペクトル(2着)
- サプレザ(3着)
母父の30ケース中だと3回しかない
- インディチャンプ(1着)
- トーセンラー(1着)
- ダノンヨーヨー(2着)
父・母父合計60ケース中だと
- ロイヤルチャージャー系(27回)
- ニアークティック系(18回)
- ミスタープロスペクター系(7回)
- ナスルーラ系(5回)
ポイント
今年の出走予定馬の父ミスプロ系
- レッドモンレーヴ
- ダノンスコーピオン
- ソウルラッシュ
今年の出走予定馬の母父ミスプロ系
- マテンロウオリオン
- ジャスティンカフェ
- エエヤン
- イルーシヴパンサー
出走馬の父・母父分析
過去10年の3着以内30ケースで
サンデー系xニアークティック系が
15/30回該当する(父・母父逆含む)
今回これに該当する血統の馬は
- ビーアストニッシド
- バスラットレオン
- ナミュール
- ダノンザキッド
- ■ディープブリランテ
勝率12.5% 複勝率33.3%
単勝回収率167% 複勝回収率120%
エルトンバローズ - ■ジャスタウェイ
勝率28.6% 複勝率28.6%
単勝回収率828% 複勝回収率175%
ダノンザキッド - ■キズナ
勝率28.6% 複勝率57.1%
単勝回収率131.4% 複勝回収率98.6%
バスラットレオン - ■エピファネイア
勝率6.7% 連対率20.0% 複勝率37.8%
単勝回収率57% 複勝回収率107%
ジャスティンカフェ
セルバーグ - ■ハービンジャー
勝率1.6% 連対率14.1% 複勝率29.7%
単勝回収率13.8% 複勝回収率94.2%
ナミュール
中距離路線の馬を重視
グランアレグリアや
インディチャンプの引退で
ここ1年のマイル戦線は層が薄い
現在のマイル路線のトップは
ソングラインとシュネルマイスターだが
ソングラインは直線の長い左回りだけで
右回りや直線の短いマイルだと脆いし
芝の層が薄いアメリカのBCマイルでは
得意の左回りながら5着と凡走
シュネルマイスターも
衰えたインディチャンプと僅差で
3歳以降善戦マン状態が続いており
古馬になってからGI勝利がない
マイルならどんな条件でも超強い
そんな王者が不在のマイル戦線なので
最近は中距離路線でイマイチだった馬が
マイル路線に来ると馬券になることが多い
- ダノンザキッド(マイルCS3着・2着)
- ガイアフォース(マイラーズS2着 安田4着)
- ナミュール(富士S1着)
- ソーヴァリアント(富士S3着)
ポイント
中距離でそれなりに走った馬は
今のマイル路線なら上位に食い込めるので
この辺の馬は評価を上げておく
京都競馬場の天気と重馬場巧者
金曜日~土曜日の午前3時くらいまで雨
土曜朝~日曜日は晴れ予報
パワーのある馬の評価を
1段階上の評価したい
週間の雨と開催6日目というのもあり
パンパンの高速馬場というよりは
ほんのり力のいる良馬場になりそう
道悪歓迎な馬
- エルトンバローズ(1.1.0.0)
- ソウルラッシュ(3.0.0.1)
- ソーヴァリアント(1.0.2.0)
- ビーアストニッシド(1.0.1.0)
マイルCS買いデータの多い馬
- セリフォス
(ペース・リピーター・血統・4歳・騎手) - ダノンザキッド
(血統・ペース・騎手) - エルトンバローズ
(ペース・血統)
全頭診断
イルーシヴパンサー C
- 左回り(6.1.0.4)
- 右回り(0.1.0.3)
明らかなサウスポー
5歳ながら京都・阪神の経験がない
中京開催の京都金杯は
内伸び馬場を最内コースを回り
前が空くという超いい展開での勝利
対戦相手も弱く掲示板に入った5頭は
その後全レースで京都金杯より着順を落としている
富士Sではスムーズな競馬はできたものの
直線のキレ味で明らかに劣っていた
得意な左回りでこれなら
右回りに変わる今回、良化は厳しい
エエヤン C
- 中山成績(3.0.0.0)
- 府中成績(0.0.1.3)
初めての関西遠征というのも不安だし
世代限定の中山以外では凡走ばかり
NZTでは中山の急坂部分で後続を引き離し
そのリードをゴールまで保って勝利した
中山巧者らしい走りだった
毎日王冠では前有利な展開ながら
勝負どころで置き去りにされ8着
キレる脚がないのでGIの高速決着では厳しい
ダービー卿CTあたりがベストか
エルトンバローズ B
毎日王冠では前有利な展開を
前目内でスムーズな競馬をしてハナ差1位
やや不利を受けたソングラインと
超スーパー不利を受けたシュネルにハナ差
更にシュネルとは3kg差(本番は1kg差)
シュネルマイスターが本番で
毎日王冠以上の不利を受けることは考えにくいので
斤量差、展開差を考えると
シュネルマイスターより先着は考えにくい
実力的には
特に不利を受けてない
アドマイヤハダルとアタマ差なので
これくらいの評価が妥当な所
5月1勝クラスでは京都1600mを1:33.6で勝利
この時より1kg増えて1秒以上タイムを縮めないと
勝負になるのは厳しい
ラジオNIKKEI賞の2~3着は
その後も活躍しており3歳の中では強い部類
ミドルペースも得意なので
マイルCSも相性は良さそう
ディープブリランテ産駒も京都1600mは得意
ポイント
シュネルマイスターより上の評価はできないが
好走する可能性は十分にあるだろう
ジャスティンカフェ A
毎日王冠はスローのキレ味勝負が向かず
展開負けしてしまったが
前有利な展開ながら最後方から7着は
まぁまぁの内容だったと思う
去年のレコード決着の毎日王冠では
得意のミドルペースから
サリオスと半馬身差2着
去年のマイルCSでは上がり2位の末脚で6着
シュネルマイスターやソウルラッシュにクビ差
伸びない内を進路取りに苦労しつつの好走で
もうちょっとスムーズなら4着まではあった内容
ミドルペースのロンスパを得意としてるので
マイルCSのの舞台には合うと思われる
ポイント
展開次第じゃ
シュネルマイスターより走りそう
■エピファネイア産駒の京都1600m
勝率6.7% 連対率20.0% 複勝率37.8%
単勝回収率57% 複勝回収率107%
連下なら十分に狙える馬の一頭だ
シュネルマイスター B
サンデーの血を持たないので
血統的にマイルCSには向かず去年も5着
NHKマイルを勝ってから2年半GI勝利なし
好走はするものの速い上がりで届かない
善戦マンな感じになってしまったが
層の薄い今のマイル路線では未だトップ
毎日王冠では斤量58kgの不利と
直線進路取りに苦労する超不利が重なりつつも
ものすごい脚でタイム差無し3着
毎日王冠で1番強い競馬をしていた
- 東京成績(2.1.3.0)
- それ以外(3.2.0.5)
東京では安定しているが
それ以外だとやや不安定な走りを見せる
マイラーズCではミドルペースから
上がり1位の32.9の末脚で1着
復活の気配は感じるし
京都1600mの舞台で強さを見せつけた
京都1600mは
ルメールにしてはやや苦手なコース
勝率14.3% 複勝率47.6%
単勝回収率46% 複勝回収率82%
3歳の時は先行もできたのに
5歳になってテンが遅くなったのが
常に最後方からのレースになっている
これ取りこぼす原因になってる
マイラーズCで2年ぶりに勝利したが
シャイニーロックに0.1秒差
ビーアストニッシドやマテンロウリオンに0.2秒差は
控えめに言っても凡レースだった
マイラーズCに出て
富士Sも出た馬で比較すると
- マテンロウオリオン
マイラーズC0.2秒差→富士S0.8秒差 - ジャスティンスカイ
マイラーズC0.5秒差→富士S1.3秒差
マイラーズCがやや後傾寄りミドルで
富士Cがやや前傾寄りミドルだとしても
少しタイム差が開きすぎている
おそらく今年は富士S組の方がレベルが高い
ポイント
明らかに脚の速さはNo1だが
テンが遅いので前が余力残しの場合は
差しそこね続けてきた
人気の割に期待値は低そう
もちろん連下候補ではあるが
軸にはしにくい
セリフォス S
去年◎にして稼がせてもらった
- 血統よし
- リピーターよし
- 4歳良し
- ミドルペース得意
- 騎手も京都1600mが得意
- 右回り(2.1.0.0)
- 左回り(3.1.0.3)
右回りが得意で
苦手な左回りでもシュネルマイスターに先着
特に不安要素もないので
この馬を軸に考えるのが良いだろう
川田騎手は京都1600mで強い
- ■川田(18.8.9.38)
勝率24.7% 複勝率47.9%
単勝回収率100% 複勝回収率121%
過去10年の
追分ファーム生産馬(2.1.2.1)
複勝率83.3%という驚異的
中内田厩舎は休み明け1戦目が最も走る
上がり最速を出さずに
先行で結果が出てるのもマイルCS向き
- 1週前追い切り 栗東CW 良 一杯
80.8-65.5-51.1-36.3-10.7 - 最終追い切り 栗東CW 良 馬なり
80.2-65.3-50.9-36.3-11.3
馬なりでこのタイムは
秋華賞のリバティアイランド級の追い切り
休み明け1戦目が最も走る中内田厩舎らしく
仕上がりは抜群だと思われる
ポイント
買い要素が満載の1番人気
特に逆らう理由もない
右回りならソングラインに勝てるだろうし
苦手な左回りでも好走できるので
王者不在の現在のマイル路線では
間違いなくトップホース
負けるとしたら
中距離路線組しか考えられない
セルバーグ C
中京記念では
左回りが得意なディヴィーナに勝利
先頭逃げした時の成績(3.0.2.1)
ただGIのマイル戦だし
1番人気のセリフォスが先行なので
楽逃げさせてもらえる展開にはならないだろう
単騎逃げできない場合は一気に脆くなる
馬体重が軽いのもマイルCSではマイナス
ソウルラッシュ B
父ミスプロ系があまり相性が良くない
地味に伸び続けるしぶとい末脚が特徴で
キレ味がないので前が潰れないと厳しい
ハイペースや重馬場が得意な馬で
前が潰れれば潰れるほど
この馬にとっては得意な展開になる
京成杯オータムハンデではトップハンデで勝利
急坂がある中山はかなり向いてそうだ
中山マイル(3.0.0.0)
去年は阪神開催で直線急坂が
この馬に向いたので
京都に変わる今年は厳しい気がする
マイルGIではラスト4F速い馬ばかりなので
この馬の強みがあまり活かせない感じがする
重賞番長のイメージが強い
モレイラは前目脚質ほど成績が良い
- 逃げ勝率:62.5%
- 先行勝率:38.3%
- 差し勝率:37.8%
- 追込勝率:経験無し
もちろん後ろ脚質でも他の騎手より断然上手いが
モレイラ基準だと後ろ脚質はやや苦手
モレイラは距離が長いほど得意
- ~1600m:勝率37.5%
(単回97% 複回収77%) - 1700~~2200:勝率41.8%
(単回129% 複回収103%) - 2300m~:勝率46.2%
(単回171% 複回収108%)
ポイント
芝は中長距離は回収率100%超えだが
マイル以下になると回収率100未満
モレイラは中距離以上で真価を発揮するので
マイルだと少し割り引いて考えていい
やや時計のかかる馬場になりそうなので
好走は十分に期待できるだろう
ソーヴァリアント A
中距離路線からマイル路線に来た
前走の富士Sでは3着と好走
15戦目にして初のマイル戦にしては
十分すぎる内容だった
2022年チャレンジCの1600mまでのラップが
2F最速(10秒台)からの6連続11秒台で
マイルCSの平均ラップに近い形をしている
- 2022年チャレンジC(内回り)
(1600m地点まで)
12.6-10.6-11.6-11.6-11.3
11.9-11.9-11.6(1:33.1) - 京都開催マイルCS平均ラップ(外回り)
12.5-10.9-11.3-11.9-11.6
11.4-11.4-11.9(1.32.9)
チャレンジCはスピードの出にくい
内回りコースと考えると
マイルCSで上位に食い込めるラップは
既に経験していることになる
前がハイペースで潰れたレースだったが
ソーヴァリアントは3番手追走で圧勝
ルメールの言う通りマイルのペースは
実は合うのかもしれない
同じく3番手追走し1.1秒差8着に破れた
ビーアストニッシドは次走のマイラーズCで
0.3秒差6着と好走している
マイル2戦目で上澄みは期待できそうだ
- 前走から1か月以内(1.1.0.0)
- 前走から2か月以上(3.0.0.3)
度重なる怪我であまり使い詰められなかったが
叩き良化タイプなので臨戦過程としては悪くない
デイリースポーツのフォトパドックを引用すると
馬体がものすごい仕上がりで
毛艶・筋肉のメリハリがとても良い
胴が詰った感じもマイラーっぽい体型だ
ポイント
- 1週前追い切り 南W 良 強め
80.7-66.0-51.6-36.8-11.3 - 最終追い切り 南W 良 馬なり
67.7-51.3-36.5-.11.6 - 前走追い切り 南W 良 馬なり
69.0-52.1-37.0-11.8
マイルを叩いて2戦目にして
マイル仕様な馬体、仕上がりになってきた
池添の京都マイルは内枠なら買い
池添の京都1600m成績(9.10.2.56)
勝率11.7% 複勝率27.3%
単勝回収率123% 複勝回収率116%
有馬記念と宝塚記念が得意な
グランプリ男のイメージがある池添謙一だが
実はマイルCSも超得意なレースで
過去4勝している
- デュランダル(4枠7番)
- デュランダル(6枠11番)
- エイシンアポロン(3枠5番)
- インディチャンプ(3枠5番)
宝塚記念のスルーセブンシーズのように
内枠が得意な池添謙一の一発に期待したい
- 1枠:14.4%-27.8%-36.4% 単回94% 複回91%
- 2枠:14.1%-22.6%-32.2% 単回113% 複回95%
- 3枠:13.0%-25.3%-32.7% 単回100% 複回85%
- 4枠:11.7%-21.3%-30.3% 単回81% 複回84%
- 5枠:10.0%-20.0%-27.9% 単回78% 複回77%
- 6枠:8.9%-16.2%-28.3% 単回75% 複回83%
- 7枠:6.9%-16.2%-23.9% 単回58% 複回66%
- 8枠:8.3%-18.0%-27.2% 単回74% 複回85%
できれば1~3枠が良かったが
4枠はまぁまぁ良い枠と言った感じ
この枠なら十分に狙える範疇だと思う
ポイント
【2021年弥生賞】
シュネルマイスター2着
ダノンザキッド3着
ソーヴァリアント4着
この3頭の馬券も抑えておきたい
ダノンザキッド S
- 北村友一の京都1600m(4.3.5.33)
勝率8.9% 複勝率26.7%
単勝回収率155% 複勝回収率127%
- ジャスタウェイの京都1600m
勝率28.6% 複勝率28.6%
単勝回収率828% 複勝回収率175%
サンデー系xニアークティック系という
京都マイルCSで好走が多い配合なのも良い
ミドルペースが得意
- マイルCS2着
- 大阪杯3着
- 毎日王冠3着(レコード)
リピーターレースで2年連続馬券圏内
中距離実績があるマイラーというのも買い材料
- 関西成績(1.1.3.1)
- 遠征成績(2.1.1.6)
輸送が苦手な馬
関西滞在競馬では宝塚記念以外全て3着以内
宝塚記念はステイヤー向きの展開だったので
マイラー寄りのダノンザキッドには向かなかった
- 1着イクイノックス(有馬記念1着など)
- 2着スルーセブンシーズ(凱旋門賞4着)
- 3着ジャスティンパレス(春天1着)
- 4着ジェラルディーナ(有馬記念3着)
- 5着ディープボンド(春天3年連続2着)
ポイント
関西の2000m以下なら全て馬券圏内
GIでの好走実績も豊富なのに
想定オッズ51.2倍の12番人気想定はおかしい
実力も実績も最上位レベルで
データ的にも買い要素が多いのに
オッズはかなりつきそうな最高の穴馬だ
ダノンスコーピオン C
サンデーサイレンスの血が無いのが
マイルCSにとにかく向かない
馬体重も軽いので
体型的にもマイルCSに向かない
ロードカナロアの京都1600m
勝率6.5% 連対率16.9% 複勝率26.0%
単勝回収率42% 複勝回収率62%
血統的にもあまり向いてる舞台ではない
ポイント
ハイペースが得意なので
スプリント路線に行くべきだと思う
(京王杯SCはスローペースだったのが敗因)
来年の高松宮記念に出るなら狙ってみたい1頭だ
ナミュール A
能力は高いが気難しい馬で
ジャックドールやダノンスマッシュと同じく
間隔を詰めて使うと脆い馬
- 前走から1か月以内(0.0.0.3)
- 前走から2か月以上(3.2.0.1)
※唯一の凡走は不利のあったVM
体重が430kgと軽いので馬格的には向かない
- -458kg(28.40.43.513)
勝率4.5% 連対率10.9% 複勝率17.8% - 460-498kg(84.74.80.739)
勝率8.6% 連対率16.2% 複勝率24.4% - 500kg-(33.31.23.311)
勝率8.3% 連対率16.1% 複勝率21.9%
また京都マイルCSは牝馬苦戦の傾向もある
VMや安田記念は力を出しきれずの敗戦だが
ムーアなら力を出し切ってくれるはずだ
ムーアの京都1600m(3.2.2.3)
勝率30.0% 複勝率70.0%
単勝回収率122% 複勝回収率137%
しかしムーア騎手は
金曜日にバーレーンで騎乗するので
急いで日本に来るにしても日程がキツく
騎手のコンディションが悪い可能性もある
今年来日してからのムーア(1.2.3.11)
平均3.1番人気 平均5.4着
ムーアがかなり調子悪いのも気になる…
サンデー系xニアークティック系という
京都マイルCSで好走が多い配合なのも良い
ハービンジャー産駒の京都1600m
勝率1.6% 連対率14.1% 複勝率29.7%
単勝回収率13.8% 複勝回収率94.2%
勝率1.6%と絶望的に低いが複勝率3割
複勝回収率94%は連下候補に最適だ
ポイント
富士Sでのラップは驚異的だし
オークス・秋華賞と中距離GI好走経験もある
今のマイル路線なら上位クラスの強さなハズ
バスラットレオン C
4連続ダートからの芝マイルGI参戦は異例
3歳時に芝マイル重賞勝利しているが
単独で逃げた時の勝利
古馬になってからは逃げても着外と
芝では限界を感じる
JBCスプリントからのローテもキツく
ここで良化するとも考えにくい
ビーアストニッシド B
地味で目立たないが
4歳になって走りが良化している
マイラーズC6着だが
シュネルマイスターに0.3秒差
ソウルラッシュに0.2秒差と考えると
そこまで力が落ちる感じもないし
L競争では後にスプリンターズSを勝つ
ママコチャの2着と検討しており
スローで1400m1:19.5の走破タイムも優秀
ポイント
サンデー系xニアークティック系という
京都マイルCSで好走が多い配合なのも良い
もし超荒れるとしたら
この馬が3着に来る時
展開次第では数%の可能性で無くはない
マテンロウリオン C
NHKマイルまでは連対率100%で2着
その後GI3戦してどれも2桁着順
マイラーズCではシュネルマイスターに0.2秒差
ソウルラッシュに0.1秒差と
マイル上位勢力に僅差だったが
開幕週のイン付きが決まった感じが強く
その後は安田記念・富士Sと惨敗している
末脚にキレ味がなくズブいタイプなので
京都のマイルには向かないだろう
レッドモンレーヴ A
京王杯スプリングCでは
スローの前残り展開を後方から追い込み1着
道中2桁着順から追い込んできた
4着アヴェラーレも後に新潟記念で勝利
評価のできる1戦だ
富士Sではトップハンデながら
上がり最速でナミュールの2着と
実力はトップクラス
ただ安田記念も富士Sも
ラスト100mくらいで勢いが止まっており
ややスプリンター寄りのマイラーと言った感じ
1kg重いハンデで富士Sを好走し
本番を期待されたカナロア産駒…
しかもノーザンダンサーのクロス持ち
→去年のダノンスコーピオンに共通
ポイント
ロードカナロアの京都1600m
勝率6.5% 連対率16.9% 複勝率26.0%
単勝回収率42% 複勝回収率62%
初の関西遠征も不安
注目馬の評価まとめ
- ◎8:ソーヴァリアント
- ◯11:セリフォス
- ▲6:ダノンザキッド
- △1:ソウルラッシュ
- △9:シュネルマイスター
- △16:ナミュール
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