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惡の華(中学生編)の感想&考察(ネタバレ有):人間臭い生身の青春マンガ

更新日:

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最近、Kindleで漫画を読むのにハマっています

寝ながら、電車に乗りながら
いつでも見れて便利ですね、電子書籍

最近読んだ「惡の華」って作品が
かなり面白かったので感想記事を書いてみるよ

ネタバレを含みます

 

惡の華を視てみる

 

惡の華とは

別冊少年マガジン(2009~2014年)で連載していた
ドロドロ系青春マンガ

爽やかとは真逆の方向性で
ある意味リアルで泥臭く
人間臭い感情、儚さ、脆さを描いている作品

1巻~6巻(7巻の序盤)までが中学生編
7巻~13巻が高校生編となっている

 

 

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舞台

どこか閉塞感がある地方都市
中学生編の舞台(聖地)は群馬県桐生市

 

キャラクター

春日

 

フランスの詩人ボードレールが好きな読書家

平凡な自分に葛藤する凡人で
自分は特別な存在だと思いたいが
なかなか殻を破れず平凡な日々を送っている
どこにでも居そうな思春期の男子

クラスのマドンナ佐伯さんのことを
ファムファタール(運命の人)と思っている

出来心で佐伯さんの体操服を盗んでしまったことで
人生が一変してしまう

 

 

仲村さん

 

中学生編のヒロイン

クラスで浮いてる存在
口癖「クソムシ

あまりのマイペース&攻撃性に
友達が一人もいないが
本人もそれを気にする様子はない

変人毒舌サイコパス
※涼宮ハルヒの陰キャ版みたいな感じ

春日が佐伯さんの体操服を盗む所を目撃

建前ばかりの日常に退屈をしている
どこにも居場所が無い女の子
背徳感があることに興奮を感じるタイプ

体操服を盗むという
自分では理解できない行動をした春日に
変態性(理解できない存在)を感じ、興味が沸いたようだ

 

佐伯さん

 

中学生編のヒロイン2
お嬢様で才色兼備な人気者

周囲からの期待にただ合わせて役割を演じており
内心では殻に閉じこもっている自分に嫌気を感じている

周囲からの期待にプレッシャーを感じており
心のどこかではもっと遊びたいと思っている

 

 

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罪悪感に苛まれる

好きな子の体操着を盗んだ」という罪悪感
押しつぶされる春日

一時の衝動でやってしまった行為
それは明らかにである

その罪の重さに耐えきれずに
心が押しつぶされて狂っていく様子が描かれている

 

町中の人の眼が自分を視ているんじゃないかという
恐怖感焦燥感に駆り立てられ

罪を犯したものは悪いし
被害を受けたものが最も苦しいのは確かだが
惡の華では罪を犯した者が味わう
苦しさと葛藤も人間臭くリアルに描かれている

  • むやみに自転車で走り回る
  • ベッドではなく床でぼーっと寝る
  • ご飯が喉を通らない
  • 無気力状態になって何事も楽しめなくなる

 

 

契約(隷属)

仲村さんに恥部を見られた春日
暴露しない代わりに「契約」することになる
(仲村さんを退屈させないよう支配される)

仲村さんの変態的犯罪的命令
「僕は変態じゃない」と抗いつつも
嫌々従っていき、心身ともに支配されていく…

 

盗んだ体操着を着せた状態で佐伯さんとデートさせる

佐伯さんをデートに誘ったことを知った仲村さんは
上着の下に佐伯さんの体操着を着てデートしろ
佐伯さんの体操着を着た状態でキスしろと命令

背徳感MAXの古本屋デートではあったが
大好きな読書アピールが功を奏し
佐伯さんとまさかの恋人同士になる

キスの命令を遂行できなかった春日を見て
面白く思わなかった仲村さんは春日にコーラをぶっかけて
中身の体操着を透けさせようとした

 

教室荒らし事件

仲村さんと共に夜の教室に潜入する

仲村さん「この教室をクスムシの海にしてよ

春日は体操着を盗んで興奮した変態です」と書かせ
墨汁や絵の具で窓ガラスや床を汚しまわる
教室にある、ありとあらゆるものをグチャグチャにした

 

こんな無茶苦茶なことをした結果
今まで罪悪感で締め付けられた心が
どこか解放されたかのような笑顔になった

いつしか早朝になり二人は家に帰る
その時、春日と仲村さんは自然に手を繋いでいた

この教室荒らし事件で
2人の関係は無意識的にも縮まっていったのだろう

 

佐伯さんにバレる

翌日、教室荒らし事件が発覚し
全校集会が開かれた

「犯人は30代前後の男性」

と周りは勘違いしているが
1人、犯人に気づいた人がいた

それが佐伯さん
教室の床に「惡の華」の表紙の絵が描かれていたからだ

 

体操着盗み、教室荒らし
全てがバレた春日は佐伯さんに「別れ」を告げるが…

佐伯さん「別れないよ、私、絶対別れないから
とまさかの返事をして去っていく佐伯さん

 

後日、仮病で休んだ春日の家を訪問して…

「体操着のことは…別に嬉しいよ」
「男の子ってそういうものでしょ」
「それより、隠されてた方が悲しかった」
「仲村さんじゃなくて、私に春日くんの頭の中わからせて」

ここらへんから
徐々に佐伯さんの変態性と依存性が芽生えていく

 

 

山の向こう側を目指す

両親に教室荒らしがバレた春日
ついに家にも居場所がないと感じ始める

そんな中、仲村さんに言われるがまま
ドブゲロな町から出ていくために
自転車で山の向こう側へと目指し走り出す

 

血眼になって春日を探す母親を見て
仲村さんが一言

あれって春日くんの母親?バカみたいだね

なかなかにサイコパスであるw

 

雨が降ってきて雨宿りしつつ
峠から自分たちが住んでいた街を見下ろす

 

あの明かりの中に他の奴らはいて
明日も普通に暮らしていくんだろうに
どうして俺たちこんなところにいるんだろう…

そんなの当たり前、変態だからだよ

そっか、だとしたら…
変態も悪くないのかな…
なんか今、不思議と気分いいんだ

惡の華より

 

山の向こう側に行く途中で休憩していた2人は
追いかけてきた佐伯さんに見つかる

春日を連れて帰ろうとする佐伯さんに
中村さんは春日の全てを伝える

デートした時も告白した時も
匂いかぎまくりこすりつけまくりの
オメーの糞体操着を体にまとわりつかせて
ズクンズクンしてたんだよ

(春日の服を脱がす)

 

心も体も全裸にされた春日に対し
全てを受け止める佐伯さん

 

どんなことだって、
私を思ってしたことだったら私は嬉しい
私は変態だなんて思わない
私にぶつけて、ちゃんと受け止めるから!
仲村さんしか知らない春日くんがいるなら
全部私に教えて!

惡の華より

 

  • 佐伯さん「私と一緒に日常に戻ろう」
  • 仲村さん「そっちに行くのかこっちにくるかさっさと決めろ」

 

彼女
どちらを選ぶかの2択を迫られた春日は
その場で答えを出せずに躊躇し続ける

そうしている間に警察に見つかり保護される

この事件をキッカケに
佐伯さんと正式に別れ、仲村さんに拒絶される

孤独な仲村さんを救いたいと強く思うようになる

 

 

メンヘラは伝染する

春日

契約した当初は仲村さんに嫌々従っていた春日も
徐々に仲村さん色に染められていく

普通の中学生男子だった春日もメンヘラ化し
いつしか仲村さんと共依存に近い関係になっていく

 

佐伯さん

春日と仲村さんの普通じゃない関係に影響され
佐伯さんにもまたメンヘラが伝染していく

今まで自分を抑え込んで
いい子ちゃんを演じていた子だけに
一気に闇属性へと堕ちていく

 

 

再契約を望む春日

峠事件で仲村さんに失望された春日は
信頼を取り戻すために奇行に走るようになる

それまでは自分の変態性を否定し
仲村さんの命令を仕方なしにやっていたが
ここら辺から主体的に変態的・犯罪的行為をするようになる

自分には仲村さんが必要だと思い込み
仲村さんを救いたいという使命感も感じており
完全に仲村さんに染まった転換期でもある

 

メモ

再契約してもらうために仲村さんに
必死に追いすがるシーンの横目で
仲良かったクラスメイトが
からあげクンだのキャベツ太郎だのを食べて
楽しそうに下校する日常的な姿を目撃する

日常には戻れない春日との対比が印象的なシーン

 

パンツを盗み事件

仮病で学校を休んだ春日は
プールの授業中を狙って教室に潜入し、
佐伯さん以外の女子全員のパンツを盗み出す

盗み出したパンツを
河川敷に作った秘密基地に飾り付け
そこに仲村さんを招待する

この奇行を気に入った仲村さんは
春日との再契約に応じる

 

佐伯さんの下着だけ盗まなかった理由
それが一番酷いことだからだよ
中々にサイコパスが覚醒しつつある春日である

峠事件以降、拒絶されていた仲村さんに
再契約してもらえた春日は安堵の表情を浮かべた

完全に共依存状態である

 

佐伯さん襲撃事件

山道で恋人である自分が選ばれずに
結果的に別れることになった佐伯さんは
河川敷にあった2人の秘密基地を見つけ出す

そこで春日と仲村さんが秘密裏に
色々と遂行しようとしているのを知り
2人の関係に嫉妬する

 

一緒に潜入した親友の木下(女子リーダー各)は
秘密基地の異様な雰囲気を見て吐き気を催した
これが一般人として普通の反応なのだろう

一方で佐伯さんは秘密基地の異様な光景は気にもとめず
ただただ2人の関係に嫉妬しているだけ

木下さんとの対比
佐伯さんもすでに変態側へと染まってきたのがよく分かるシーン

 

春日を取り戻すために
木下の名前を使って河川敷秘密基地に春日を呼び出す

そして無理やり春日を襲って性行為に及んだ
頭の中が仲村さん一色に染まってる春日は抵抗するも
処女の佐伯さんに無理やり童貞を奪われる

それでも「仲村さんが好き」だと
佐伯さんを拒否する春日

 

佐伯さんは河川敷の秘密基地を放火する
佐伯さんもまた、メンヘラが伝染し
サイコパス度も高まりつつあるようですねぇ…

秘密基地が燃える中、後から来た仲村さんに
春日君としちゃった」ことを告げるも
仲村さんは佐伯さんを強く抱擁する

仲村さんの予想外の行動に
佐伯さんは「くやしい」と本音を漏らす

 

後日、佐伯さんは放火の件を自主
連鎖的に春日の教室荒らしや
体操着パンツ盗みの件が世間にバレた

学校にも警察にもクラスメイトにも
全てが明るみになり居場所がなくなった春日は
無気力状態になっていた

そんな中、仲村は春日家を襲撃し春日を連れ出す

 

メモ

春日の父親が引き留めようとするも
金属バットで足をフルスイングするサイコパスっぷり

なんの躊躇もない攻撃性はまさに本物

 

自分たち変人の居場所である「向こう側」など
この世界に存在しない事に絶望した仲村さんは
私の頭をバットで殴って跡形もなくぶっ飛ばせ
それで契約は終わり」だと最後の命令を言い放つ

春日は泣きながら仲村を抱きしめ
共に居場所がなくなり絶望を感じた2人は
最期の奇行を…心中を決意する

 

夏祭り襲撃事件

サイコパスに芽生えた良心

TV中継も来る夏祭りを刃物でジャックし
2人で灯油をかぶり焼身自殺を試みる

 

  • 好きな子の体操着を着させてデートさせる
  • 先生やクラスメイトに放つ「クソムシ」
  • 友人の父親を金属バットで殴る…等々

 

様々なサイコパスエピソードがある仲村さんだったが
中学生編の最後の最後で良心が芽生える

夏祭り会場で共に焼身自殺を計ろうとしたが
最後の最後で仲村さんは春日を突き飛ばして
春日の自殺を阻む

春日くん、やっぱり君はこっち側に来ちゃダメ
二度とくんなよ、ふつうにんげん。ありがとう

サイコパス仲村さんに芽生えた良心が垣間見える名シーン

結果的にはライターに火が付く直前に
仲村さんのお父さんが止めに入り自殺未遂に終わった

ここで、中学生編は終わりを告げる

 

 

変態」と「クソムシ

もうずっとまえからムズムズしてるの
体の下の方の中の方が叫び声を上げたくなるほど
モヤモヤしてるの

この世界全部、私のモヤモヤの中で
クソムシになればいいと思う

惡の華:仲村さんのセリフ

 

春日が盗んだ佐伯さんの体操着を
春日に無理やり着せて契約を迫るシーンのセリフ

惡の華」の2つのキーワード
変態」と「クソムシ」が同時に盛り込まれた
初めてのシーンだと思う

 

変態」と「クソムシ」の違い

思春期の頃に芽生える変態性とは
性欲が真っ先に思い浮かぶことだろう

確かに、惡の華で描写される変態も
ある意味では性欲であるとはいえる

ただ、単純に性欲だけかというと
それだけではないモヤモヤとした何か
これが仲村さんのいう変態だと感じた

 

  • 興奮
  • 非常識
  • 背徳感
  • 非日常感
  • 異常行動

これらが交わってこその「変態」であって

 

  • 平凡
  • ありきたり
  • 日常的
  • 常識

クソムシ」とは
これらに支配された存在なのだと思う

 

常識で隠された何かを剥ぎ取る好奇心
異常性を受け入れ楽しむ心
仲村さんの変態性なんだと思う

 

春日
「俺は佐伯さんにふさわしい人間になりたいんだ」
「きれいな…正しい人間に…普通になりたいんだよ」

仲村さん
「がっかり、結局春日くんも他の奴らと同じなんだ」
「キレイゴトばっか履きやがって」

惡の華2巻より

 

「向こう側」とは何か

平凡で退屈な日常がただ続くことなく
変人が退屈せずに過ごせる居場所のこと

山に囲まれたこの町そのものが
クソムシにまみれた世界なので
山を超えた先を目指そうとする描写が多い

 

結局みんな「クソムシ」

クソムシ」とは仲村さんが一般人、平凡な人に
投げ捨てるように言い放っていた口癖(罵倒)

しかし、中学生編のラストのシーンで
私もクソムシだ」と大声で認めた

 

クソムシの泥の中で
他の奴らと違う方を向いてるだけの私こそクソムシだ
別の方を向きながら生きていくことしかできない
ニセモノの変態!!

惡の華7巻(より)

 

結局、変態変態
それが特別でもなんでも無い
別の方向を視ているだけの存在

結局人はベクトルが違うだけのクソムシ

 

汚点を曝け出すことで生まれる信頼感

人は誰でもいい顔をしたくなるもんだよね

日常でもそうだし
ネット上でも炎上したくないからいい顔をしがちだ

 

しかし、人間とは完全にキレイな存在だろうか?

 

俺はそんなことないと思う
人は誰しも汚点欠点秘密があるものだと思う

脛に傷のない人間はいないのだ

 

本当は汚い内面を必死に隠して
仮面(ペルソナ)を被って生きている

だからどこか窮屈に感じてしまい
本当の自分を解放できずに自分を殺しながら
社会の歯車としてなんとなく生きている…

そう感じている人も多いはずだ
(特に思春期には)

 

だからこそ、
汚点を曝け出せる関係に信頼感が生まれる

人は秘密の共有で仲良くなれる
その秘密がエグければエグいほど効果は抜群だ

 

春日、仲村さん、佐伯さん

犯罪だったり恥ずかしいことだったり
明らかにタブーな内容をお互いにしあって
それを共有しているからこそ
常人の関係では生まれない信頼感が生まれたのだと思う

 

全部剥がす
春日くんのかぶってる皮
私が全部剥がす

仲村さんのセリフ

 

「惡の華」は面白い!感想&考察まとめ

惡の華」はキラキラとした青春マンガの対局にある
ドロドロとした人間臭い青春マンガ

人が生きる上での葛藤本質が描かれており
読んでいくうちに心が抉られつつも
とても面白いし共感もできる名作だった

 

そして何より
この作品はそのまま「高校生編」へと続いていく

高校生編もものすごく面白いので
うまくまとまったら感想記事を書こうと思う

 

アニメ1話がひどい?

おすすめは漫画版

 

アニメ版1話見たのがだいぶ昔だったので
どんなだったかなーと見返したら

 

引用:https://animanch.com/archives/10825787.html

 

絵柄が全然違いすぎる!!

漫画版の方がいいわ(素直)

 

惡の華を視てみる

 

 

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