【競馬・都市伝説】府中競馬場3コーナーの大欅（ケヤキ）の呪い

今回は競馬にまつわる都市伝説

府中競馬場の3コーナーにある
大ケヤキの謎について語るよ

勝負所の3コーナーに
あんな大きな木が合ったら
レースを見るのに邪魔なはず

TV中継でも
ケヤキが影になって隠れたりする
CコースDコースの場合は
ラスト800mの標識が影になるため
観戦の邪魔になってしまう

普通に考えれば
そんな邪魔な木は切ってしまえばいい
これが人類の叡智なはずだけど

とある理由で
あの大ケヤキは切れないんだよね…

ポイント

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府中競馬場と井田是政

第三コーナー内側にある大欅

この樹の下には
井田是政（いだこれまさ）の墓所がある

井田是政とは
北条氏に仕えていた戦国時代の武士だった

豊臣秀吉による小田原城が陥落し
北条家が滅亡した後に
井田是政は武蔵国府中の横山村に移った
（偶然にも騎手に多い横山の地名）

井田是政は横山村の開拓を行い
この周辺の土豪・有力者となった

その影響で
東京都府中市には是政という地名があり
西武鉄道多摩川線にも是政駅がある
その他、是政商店街や是政橋など
地域にその名を遺すほどの影響力を残している

分かりやすく言うなら
どの地域にもいる地主の先祖みたいなもん

戦術の通り、勝負所で観戦の邪魔になる大欅は
JRAからしても邪魔だなと思っていたようで
戦後、JRAが墓を映してほしいと
井田是政の子孫にお願いしたことがあった

しかし井田家のお婆様に
「大切なご先祖様の上を
馬が走るとは何事か！」と一蹴されてしまった

子孫が日本刀を振るって
墓の移動に抗議したとも言われている

大欅の下にある井田是政の墓からは
鎌倉時代や室町時代の
歴史的な品々が発掘されている

肝心の呪いについてだが
大欅の付近の木を切った2人の人物が
共に急死するという事が起きた

伐採した作業員がロープに絡まって死亡
伐採しようとした関係者が突然死

「墓地ごと移転しよう」と提案した人も
その後まもなく病死してしまった

大欅周辺を排除しようとする者が
次々と不幸に見舞わられ続けたことから

大欅は呪いがある、だから撤去できない

という認識が広まり、今に至る

また1998年の天皇賞秋では
最強の逃げ馬サイレンススズカが
3コーナーの大欅付近で骨折し
予後不良で死亡している

ちなみに、大欅（けやき）と言われているが
実際に植えられているのは榎（エノキ）である

実は昔は欅が生えていたらしいが
落雷で燃え尽きてしまい
その後、榎が群生するようになったとか

ちなみに、呪いの原因とされる
井田一族の墓は一般人立ち入り禁止区域となっている

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