今回は滅茶苦茶レースに出捲った
サラブレッド界の鉄人を紹介するよ
ランキングは独断と偏見が入ってるけど
どの馬も沢山レースに出捲った
まごう事なき苦労馬達なんで
最後まで見てみてね
もくじ
レース出走数が多い鉄人すぎる重賞馬・GI馬
ヒットザターゲット
戦績 | 57戦9勝 |
デビュー | 2010年8月22日 |
引退 | 2018年2月18日 |
15戦しないで引退する馬も多い中
15人の騎手が騎乗経験があるというのも凄い
最も乗ったジョッキーは小牧騎手の12鞍
重賞出走回数42戦はJRA2位の記録
2010年以降の馬では最多
小倉大賞典・京都大賞典・目黒記念で重賞制覇
57戦全て芝レースというのも珍しい記録
(基本的にダートより芝の方が消耗が激しい)
40戦連続重賞出走はJRA記録を樹立
引退後はJRAの施設で乗馬になることが決まった
イクノディクタス
戦績 | 51戦9勝 |
デビュー | 1989年7月23日 |
引退 | 1993年11月14日 |
ウマ娘ではカノープス所属でお馴染みの馬
1992年は年間16出走しており
着いた異名は鉄の女
京成杯・金鯱賞・小倉記念
オールカマーで重賞勝利している
ウマ娘2期8話でライスシャワーが
メジロマックイーンの3連覇を阻止した
天皇賞春(3200m)に出走しており
その次のレースの安田記念(1600m)で2着
1600mの距離短縮ローテでGIを好走したのは
現代では中々お目にかかれない珍記録だ
重賞出走数40回は歴代5位の記録
(地方重賞を含めないなら歴代3位)
ちなみに牝馬ではNo1の記録だ
1992年マイルCS→ジャパンカップで
GI連闘経験もある(どちらも9着)
GI未勝利ながらコツコツ賞金を積み上げ
当時の賞金女王となり
当時の賞金王メジロマックイーンとの子を産んだが
子のキソジクイーンは11戦未勝利で引退した
ウマ娘元ネタ解説:鉄の女イクノディクタス!メジロマックイーンが愛した馬
ワンダーアキュート
戦績 | 48戦13勝 |
デビュー | 2009年1月24日 |
引退 | 2015年12月29日 |
ウマ娘化もされたダートGI馬
GI級レース3着8回は歴代最多記録
※2位は5回(ナリタトップロード)
※3位は4回(ナイスネイチャ)
2015年のかしわ記念では
9歳でのGI級レース勝利となり
平地GI級最高齢記録を打ち立てた
JBCクラシック・帝王省でもGI勝利している
GI級レース27出走は
コスモバルクと並ぶ日本競馬史上最多記録
引退後はアロースタッドで種牡馬となった
コスモバルク
戦績 | 48戦10勝 |
デビュー | 2003年8月26日 |
引退 | 2009年12月27日 |
競馬ブームが下火になっていた2004年
地方から中央のクラシックに殴り込みという
オグリキャップの再来として
競馬ブーム再燃の期待馬として
地上波のTVで何度も報道されていたが
皐月賞2着と中々の好走をしたものの
ダービー8着、菊花賞4着と歯がゆい成績が続き
いつしかメディアが取り上げなくなってしまった
2006年の
シンガポール空港インターナショナルCでは
日本馬初のシンガポールGI制覇と共に
地方馬初の海外GI勝利となった
GI級レース27出走は
ワンダーアキュートと並ぶ
日本競馬史上最多記録
6年連続有馬記念出走は
ナイスネイチャを抜いて最多出走記録
引退後、功労馬として余生を過ごしていたが
骨折が完治したことをきっかけに
アイルランドで現役復帰を目指すこととなった
しかし再びの骨折で現役復帰は叶わなかった
メイショウバトラー
戦績 | 61戦14勝 |
デビュー | 2003年6月21日 |
引退 | 2010年12月28日 |
交流受賞含む
重賞53出走は牝馬記録(歴代2位)
9歳で交流重賞制覇したのは牝馬最高齢記録
(2009年のマリーンカップ)
交流重賞含むG3最多出走記録10出走
小倉大賞典&プロキオンSで
芝ダート両重賞勝利している
夏が得意な馬で
7~8月の成績は1着6回、2着3回、3着4回
夏女として夏を盛り上げた
2003年にエスポワールシチーの母
エミネントシチーと対戦しており
2009年には子のエスポワールシチーと対戦
現役の間に母子2代と対戦経験を持つ珍記録となった
アサカディフィート
戦績 | 76戦11勝 |
デビュー | 2001年6月9日 |
引退 | 2009年2月7日 |
10歳で小倉大賞典を勝利し
中央芝重賞勝利は
トウカイトリックと並ぶ1位タイ記録
重賞勝利経験は
中山金杯、小倉大賞典2回
カシオペアSでは最低人気
45.5(12番人気)で勝利するなど
11勝の内7回が単勝オッズ10倍以上の
たびたび穴を開ける馬でもあった
オジュウチョウサン
戦績 | 40戦20勝 |
デビュー | 2013年10月19日 |
引退 | 2022年12月24日 |
- 重賞15勝 ※歴代1位
- 11連勝 ※歴代1位
- 重賞9連勝 ※歴代1位
- 7年連続重賞勝利 ※歴代1位
同一GI級レース5連覇 ※歴代1位 - JRA賞:同一部門最多受賞5回(最優秀障害馬)
- 最高齢JRA賞受賞(11歳)
- 日本馬による最高齢GI級レース勝利
等など歴代No1記録を数多く樹立している
7歳になった2018年には
有馬記念挑戦プランが立ち上がり
平地1勝クラスの出走が発表されると
全国の競馬ファンが注目する中
武豊とコンビを組み
1勝クラス→2勝クラスと連勝
有馬記念ではファン投票3位(10万382票)
単勝オッズ9.2倍の5番人気という
障害GI馬としては異例の支持率となった
レースは2番で追走するも
後続に刺され9着だったが
ダービー馬マカヒキに先着するなど
中々の好走を見せた
現役時代の走破距離は135.58㎞
大阪-名古屋間ほどの距離を
走り切り現役引退した
障害レースの馬として初のグッズ発売され
超愛されホースとしても知られている
2024年2月現在は
Yogiboヴェルサイユリゾートファームにて
余生を過ごしている
トウカイトリック
戦績 | 63戦9勝 |
デビュー | 2004年8月22日 |
引退 | 2014年1月6日 |
スタミナが持ち味の馬で
長距離レースを中心に走り
合計走破距離175.1㎞
東京→静岡くらいの距離を
現役時代に走っている
JRA最長ランナーである
長距離GI3勝の
フィエールマンが走破距離28.4㎞
長年障害GIレースに出続けた
オジュウチョウサンの走破距離が135.58㎞
トウカイトリックの175.1㎞が
異常な数値ということが分かるだろう
しかもダートより負担の多い芝のみの出走
歴代屈指の鉄人、鉄馬と言っていい
10歳でステイヤーズSを勝利し
中央芝重賞勝利は
アサカディフィートと並ぶ1位タイ記録
2006年~2013年にかけて
阪神大賞典・天皇賞春で
同一重賞を8年連続出走している
(8年現役の馬すら超珍しいのに!)
阪神大賞典、ステイヤーズS
ダイヤモンドSで重賞勝利している
もし5000mの超マラソンGIレースがあれば
トウカイトリックはGI馬になれたのではないか
トウカイトリックにとって
3200mは短すぎるとの声があるほど
スタミナ全振りの個性的な馬だった
■競馬予発想を変えるだけで回収率は上がる
■競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書
メジロパーマー
戦績 | 38戦9勝 |
デビュー | 1989年8月12日 |
引退 | 1994年1月23日 |
ウマ娘2期でもお馴染みの
大逃げが特徴的な馬らしく
ハマれば強く、ハマらねば脆い馬で
1992年天皇賞秋で17着(ブービー)から
次走の有馬記念で1着という珍記録を持っている
障害レース出走経験馬として
唯一の平地GI勝利した馬
同馬主のメジロライアンと
メジロマックイーンと同世代
後に花の62年組と言われるメジロ黄金世代だが
マックイーン・ライアンとは違い
かなりの雑草魂を感じるローテーションを歩んだ
JRAで最も距離の短い芝の1000mデビューし
中々オープンに上がれず
マイルや中距離、ダートを試すなど
試行錯誤を繰り返し札幌記念で重賞制覇
しかしその後も謎ローテは続き
京都大賞典の後、障害未勝利に出走し勝利
障害2勝クラスでは2着に入り障害適性の高さを示した
しかしその直後
今度は芝1400mの短距離レースを走り4着
そのまま短距離路線に行くかと思いきや
今度は3200mのGI天皇賞春に出走した
障害3150m→芝OP1400m→芝GI3200mは
おそらく未来永劫
見るとのできないローテーションだ
そんな過酷ローテを歩みながら
その直後に新潟大賞典を勝利し
そのまま宝塚記念と有馬記念を
逃げ切りGI馬となった
ノボトゥルー
戦績 | 88戦11勝 |
デビュー | 1998年1月17日 |
引退 | 2008年2月24日 |
引退までに乗せた騎手の数は28人
走った競馬場の数は18か所
交流重賞を含む
重賞出走回数64回と
重賞レース63連続出走で日本記録を樹立
フェブラリーSに6年連続出走し
2001年には勝利しGI馬になっている
引退レースもフェブラリーSだった
スマートファルコン
戦績 | 34戦23勝 |
デビュー | 2007年10月28日 |
引退 | 2012年3月31日 |
ウマ娘化もされているダートGIホース
初のダートGI挑戦となった
ジャパンダートダービーでは
サクセスブロッケンの2着と健闘した
そしてこのレースは同年の日本ダービーで
ビリ・ブービーの馬による1.2決着となった
北は北海道の紋別競馬場
南は九州の佐賀競馬場まで全国各地を駆け巡り
交流重賞含む重賞19勝は当時の新記録だった
逃げ馬の強さを見せつける
圧倒的なパフォーマンスから
砂のサイレンススズカの異名がつけられた
カンパニー
戦績 | 35戦12勝 |
デビュー | 2004年1月17日 |
引退 | 2009年11月22日 |
2009年には
8歳で天皇賞秋&マイルCSを勝利し
JRAの芝GI最高齢勝利記録を打ち立てた
マイル路線はまだ高齢馬の活躍はあるけど
層が厚い中距離GIでは
7歳以上の好走率が著しく悪いのが常識な中
8歳で天皇賞秋を勝つというのはかなりの偉業であり
この年のJRA賞特別賞を受賞している
2008年の天皇賞秋からは
4戦連続GIで4着という唯一無二の記録を樹立
※間にG2を2回挟んでいる
ウィンクス(海外馬)
戦績 | 43戦37勝 |
デビュー | 2014年6月4日 |
引退 | 2019年4月13日 |
GI25勝は世界歴代1位の記録
1400m~2400mのGIを勝利している
ちなみにGI以外を含む33連勝も記録している
- コックスプレート4連覇
- チッピングノートンステークス4連覇
- ジョージライダーステークス4連覇
- ジョージメインステークス3連覇
- クイーンエリザベスステークス3連覇
もはや同一GI3連覇以上のバーゲンセール状態
繁殖牝馬としての最初の産駒は
まさかの死去…
2番目の子供は牝馬(2022年生まれ)
キンツェム(海外馬)
54戦54勝
ハンガリーの歴史的競走馬
馬名はハンガリー語で「私の宝物」
947mの超短距離レースから
3600mの長距離レースまで
全て無敗で勝ち続けた
2着につけた着差の合計は250馬身差以上
何もかもが規格外すぎる
レジェンドの中のレジェンド
1878年9月3日
バーテン大賞(芝3200m)で同着になり
2頭の勝者の馬主が同着じゃダメだ!とゴネて
同距離で決勝戦が行われることとなり
結果、キンツェムが5馬身差で圧勝した
牝馬が1日で2回も
天皇賞春を走って勝利したと考えると
考えられないくらいタフな馬だったのだろうと思う
繁殖牝馬としても大成功しており
16代先の子孫が英国2冠馬のキャメロット
オルフェーヴルと凱旋門賞で対戦している
キャメロットは種牡馬として
複数のGI馬を出しており
中々に性交種牡馬として期待されている
■競馬予発想を変えるだけで回収率は上がる
■競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書
ステイゴールド
戦績 | 50戦7勝 |
デビュー | 1996年12月1日 |
引退 | 2001年12月16日 |
GI級レースの出走数は20戦
これはJRA所属馬で歴代4位の記録だ
阿寒湖特別(2勝クラス)を勝利して以降
2年8か月も勝ち星から遠ざかりながらも
重賞やGIで2着に入ることで
賞金加算をしOP入りしており
GI2着が4回もあるシルバーコレクターとして
人気になった愛されホース
2001年の香港ヴァーズで念願のGI制覇
キャリア50戦目でのGI制覇は最長記録
(2位はミツバの43戦目)
三冠馬オルフェーヴルや
ウマ娘でも人気なゴールドシップ
今回紹介したオジュウチョウサンの父
そう考えると
50戦目に辿り着いたGI制覇という黄金は
その後の競馬界に大きな余波を残したと言えよう
■有名Vtuber&ゲーム実況者のマイク一覧と選び方
■ゲーム実況で使いやすい機材まとめ
■有名Youtuber15人の使用機材&ビデオカメラ紹介
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