【ウマ娘ファン必見】元ネタとなった馬の名レース15つ紹介する【競馬】

ウマ娘2期のラスボスの強いレースを紹介

ビワハヤヒデは
関西の競馬場だと8戦8勝の無敗で
平均着差も4馬身で半分がレコード勝ち
…という比類なき強さを見せる

その中でも特に1994年の宝塚記念は圧巻

四角から楽な手応えで先頭に立つと
後続を5馬身引き離してレコード勝利

「スピードの向こう側」サイレンススズカは
古馬（シニア級）になってから本格化して3連勝

続く金鯱賞では大逃げで大差をつけてレコード勝ち

レジェンド武豊に曰く「理想のサラブレッド」
その走りは見るものを惚れ惚れさせるものがある

現実でもウマ娘でも
お調子者で愛され者のアイドルホースだが
本気になった時の走りは最強クラスと言ってもいい

破天荒な勝ち方をしたレースは数あれど
いつの間にそこにいた！？ワープしてね？
…と言いたくなる皐月賞を見てみよう

スピカのスペシャルウィークと、リギルのグラスワンダー
同期の2名はウマ娘の中でとても仲良し
99年の有馬記念では死闘を演じ、ハナ差でグラスワンダーが勝利した
（写真判定中、スペ陣営は勝ちを確信し、グラス陣営は負けだと思いこんでいた）
ちなみにこの時の3着が世紀末覇王テイエムオペラオー

3歳（クラシック級）で
ジャパンカップを圧勝したエルコンドルパサー

古馬（シニア級）になって
世界一のレース凱旋門賞に向かい
モンジュー（ブロワイエ）相手に半馬身差の2着となる

3着とは6馬身差も離れておりまさに接戦だった

※モンジューはJCで走ったが芝適性的に欧州の競馬場の方が強い

この時、
エルコンドルパサーについたレーティングは134

これは日本の競走馬の中では未だ破られぬ歴代単独1位の記録

同期に怪物牝馬が2頭いた時代

• 64年ぶりに牝馬でダービーを制したウオッカ
• 安定感のある走りでパーフェクト連対のダイワスカーレット

直接対決ではダスカの3勝1敗で迎えた天皇賞秋

早めに抜け出す
ダイワスカーレットを大外から差すウオッカ
しかしダスカも差し返す！！！

そのまま並んでゴールイン

13分かかった写真判定の結果は…
2cm差でウオッカの勝利だった

フランスのマイルGI
「ジャック・ル・マロワ賞」を勝ち
日本に凱旋したタイキシャトル

着差がつきにくい
距離の短いマイル戦で5馬身差で圧勝し
「歴代最強のマイル王者」と評された

「ただ1頭、これは桁が違う」という実況が物語る圧巻の走り

ウマ娘2期のラスボス・ビワハヤヒデの弟にして
平成最後の三冠馬（20世紀の名馬で堂々の1位）

チーターのような走りと言われる
ダイナミックなフォームで見るものを魅了し続けた

三冠がかかった菊花賞では7馬身差の圧勝

競馬史上最高のレースとも言われる
3強がしのぎを削りあった名試合

• サクラローレル
• マーベラスサンデー
• マヤノトップガン

サクラローレルが
3コーナー手前でロングスパートを仕掛ける

仕掛けが早すぎるローレルに
マーベラスサンデーもついていく

直線では
マーベラスサンデーがローレルを差して先頭に出るも
サクラローレルが根性で差し返す展開に

残り50m付近で
完全に抜け出したローレルが2連覇するかと思いきや…

大外からマヤノトップガンが一気に差し切りレコード勝利した

名馬には名騎手が乗っているものだが
テイエムオペラオーは若手の和田騎手が乗り
古馬王道GI完全制覇に王手をかけていた
（しかも年間無敗で）

有馬記念に勝てば
史上初の年間無敗のグランドスラム達成

しかし、有馬記念では他馬の徹底マークされ
最後の直線でも多くの馬に囲まれて
進路がほとんどなかった

直線入り口での実況
「テイエムオペラオーは馬群の中に突っ込んでいる」

まさに前が壁！絶望的すぎる状況であったが
馬群の間から抜け出して見事に勝利！

テイエムオペラオーがハナ差圧勝と言われる所以は
徹底マークされて絶望的な状況でも
きっちり勝ち切るからなのだ

ウマ娘10話でお馴染みの
ツインターボのオールカマー

スタートから全力全快で加速していつも通りの大逃げ

向こう正面では
観衆からどよめきが自然と沸き起こる

「何馬身開いているかとても実況では今の段階では分からない」

それほど異常な超大逃げをした
ツインターボは直線でもバテずに後続を引き離して大圧勝する

いつもは大逃げで最後力尽きていた馬が
七夕賞とオールカマー2連続で大圧勝してみせたのだ

地方から中央に移籍して
大レースを勝ちまくって
大スターに上り詰めたオグリキャップ

89年のジャパンカップでは世界の強豪と対戦する

イブンベイ・ホークスター・ホーリックス
3頭の海外馬が逃げる展開で
日本のオグリキャップ・スーパークリークは
その直後に位置する展開

直線で抜け出すホーリックス
それを外からオグリキャップが
差しに行くもののクビ差届かず…

このジャパンカップの走破タイム
2：22：2は当時の世界レコードタイムだった

オグリキャップはこの時、
オールカマー、毎日王冠、秋天、マイルCS、JCと
ウマ娘のゲームで実現不可能な
超過密ローテで挑んだレースだった

もし万全な状態であったなら…
世界レコードで勝ったのはオグリだったかもしれない

98年クラシック最終レース
皐月賞馬セイウンスカイvsダービー馬スペシャルウィーク

セイウンスカイは終始馬場のいい所を先頭で走り続け
軽快に単騎逃げする姿は本当に美しい

第4コーナー付近でスペシャルウィークが上がってくるも
直線に入って再加速したセイウンスカイが
3.5馬身差圧勝で堂々の勝利

皐月菊花の二冠馬となった

長距離の菊花賞を逃げ切る馬は数少ない中
セイウンスカイは見事に印象に残る逃げ切り勝利をした

ウマ娘（2期）12話で
メジロマックイーンが怪我する直前のレース

秋古馬GIに向けてのステップレースに選んだ
京都大賞典で圧勝しレコードタイムを叩き出した

この秋はメジロマックイーンのものか！？
と感じざるを得ない圧倒的な勝利だった

ちなみにこの時3.5馬身差離れて2着だった
レガシーワールドはこの直後ジャパンカップを制している

最後に紹介するのは2期の主役トウカイテイオー

骨折で1年間のブランクがあるテイオーは
馬自体の人気はあるものの、
復活は絶望的だと思われていた

1番人気は
菊花賞でレコード勝ちしたビワハヤヒデ

大ジョッキー岡部幸雄は
ビワハヤヒデにもトウカイテイオーにも乗れたが
ビワハヤヒデに乗ることを選択した

逃げるメジロパーマーを
4角付近で追い抜かし先頭に立つビワハヤヒデ

ラスト100m付近で
トウカイテイオーがビワハヤヒデに競りかけ
ゴール直前で差し切って半馬身差の勝利

まさに奇跡の復活であった

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