【ウマ娘】華麗なる一族ダイイチルビー元ネタ解説！ダイタクヘリオスとの関係は…？

ハーフアニバーサリーで発表された
新ウマ娘・ダイイチルビーの元ネタについて
ウマ娘から競馬を知った初心者向けに解説する

このブログや俺のYoutubeでも
ダイタクヘリオス関係で
何度かダイイチルビーのことを紹介したが…

ダイイチルビーとは、プロフィール

生年月日	1987年4月15日
調教師	伊藤雄二 (栗東)
馬主	辻本春雄
生産者	荻伏牧場
産地	浦河町
獲得賞金	4億3,080万円
通算成績	18戦6勝（6.6.1.5）
毛色	黒鹿毛
声優	礒部花凜

血統

父のトウショウボーイは
天馬と言われた人気ホース
ミスターシービーの父でもある

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母ハギノトップレディは牝馬二冠馬

スーパースピード血統で
人間で言うなら
カールルイスとジョイナーの子供と評価された

華麗なる一族

イギリスの名牝マイリーの子孫であり
詩人・志摩直人がこの一族を
「華麗なる一族」と評するほどの血統

ちなみに、華麗なる一族という小説もあるが
これはダイイチルビーとは関係が無い

夢の配合と言われたこの馬は
当時としては高額の1億円で落札された

ダイタクヘリオスとの恋物語

この2頭は
何度も何度も同じレースに出走している

競馬の人気4コマ漫画
馬なり1ハロン劇場で
ヘリオス・ルビーの恋物語が描かれた

華麗なる一族のお嬢様ダイイチルビー
庶民のダイタクヘリオス

エリートお嬢様を気に食わないヘリオスは
何度もダイイチルビーに負けて
悔しい想いをする

しかし高松宮杯で
初めてダイイチルビーに勝つと
ルビーから「おめでとう」と祝福され
そこで恋心が芽生えたヘリオス

 

GIを勝ってアイツに並ぶまで
自分の気持ちを出すことはしない

ダイイチルビーとの5度目の対戦となった
マイルチャンピオンシップ（GI)で
ついにGI馬となりヘリオスが漢になった

と言うのが馬なり1ハロン劇場による
ヘリオス・ルビーの恋物語

 

ウマ娘2期のアニメ4話では
ダイタクヘリオスがお嬢様（ルビー）に対して
何やら叫んでいる描写もある

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競争成績

デビューからOPクラスまで

デビュー戦は3歳（クラシック級）の2月25日
阪神芝1600mの新馬戦で5馬身差の圧勝

競走馬のデビューとしては比較的遅めだが
故障のリスクを考慮して
2歳デビューを避けた結果だった

桜花賞トライアルレースには抽選漏れした為
2戦目はアネモネSに出走し、再び圧勝する

 

桜花賞に出走できず

賞金が足りなかった桜花賞には抽選漏れをし
忘れな草賞(OP)に出走するも
重い馬場の適性がなかったのか2着に敗れてしまう

オークストライアルの重賞に出走するも
主戦の武豊はスーパークリークの春天に乗る為
増沢騎手が代役として乗った

レースは先行抜け出しするも
ゴール直前で差され2着
しかしオークス出走の権利は獲得した

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オークス（vsアグネスフローラ）

牝馬クラシックレース・オークスでは
デビューから無傷の5連勝
アグネスフローラと対戦
（アグネスタキオンの母）

ダイイチルビーは2番人気に支持されるものの
スタートで出遅れてしまい、5着に敗れた

アグネスフローラはゴール前で
追い込み馬エイシンサニーに差され2着だった

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短距離・マイル路線＆牝馬の河内騎手で覚醒

休養を挟み秋初戦のローズSでも5着に敗れる

そしてこの敗戦以降
1200～1600mの短距離路線を歩むこととなる

そして主戦ジョッキーが武豊から
牝馬を得意とする河内騎手に乗り替わった

ここからダイイチルビーのスピード血統が
本領発揮されることとなる

京都牝馬特別（芝1600m G3)で
重賞初勝利を挙げた

 

京王杯スプリングC

京王杯スプリングC(芝1400m G2)では
バンブーメモリー・ダイタクヘリオス
イクノディクタス、サクラホクトオー等
名のある名馬との対戦となった

豪華メンツの中
ダイイチルビーは3番人気に支持され
レースは先行抜け出しで圧勝した

 

安田記念

続くGI安田記念では
再びバンブーメモリー・ダイタクヘリオスと対戦

バンブーメモリー：1.8倍（1番人気）
ダイイチルビー：5.7倍（2番人気）
ダイタクヘリオス：28.7倍（10番人気）
（この頃のダイタクヘリオスは覚醒前）

 

レースは前半1000m57.6のハイペース

逃げ・先行馬が脱落する中で
中段前目に居た伏兵ダイタクヘリオスが抜け出す

後方待機していた人気の2頭
バンブーメモリーと
ダイイチルビーが追い上げる

ダイタクヘリオスの粘りに
苦労し追い抜けないバンブーメモリー

一方のダイイチルビーはというと
大外から直線一気で追い抜いて圧勝！

 

高松宮杯（一族にとって重要なレース）

初GI勝利後、夏は休養を挟まず
高松宮杯（芝2000m G2）に出走

このレースは

父：トウショウボーイ
母：ハギノトップレディ
母母：イットー

が勝利しているレースで
ダイイチルビーの一族にとって重要なレース

得意の短距離ではなく中距離ではあるが
高松宮杯3代連続制覇が期待され
1.4倍の1番人気に支持された

 

スワンS vsケイエスミラクル

短期放牧（休暇）を挟み
復帰戦は1400mのG2・スワンS

バンブーメモリー・ダイタクヘリオスら
短距離路線の主役級が揃う中で
ダイイチルビーは1番人気に支持された

レースでは先行し、好位から抜け出し
直線で先頭に立つものの
伏兵ケイエスミラクルに差され2着…

日本レコードタイムでの決着となった

 

マイルCS

秋のマイル王者決定戦では
春のマイル女王であるダイイチルビーが1番人気

バンブーメモリー・ダイタクヘリオス
ケイエスミラクル等、スワンSで対戦した
短距離路線の主役たちが集結した

ダイイチルビーはスタートで出遅れ
バンブーメモリーにぶつかるアクシデントもあり
久々の後方からのレース運びとなった

直線で追い込みをかけるものの
ダイタクヘリオスの爆逃げが炸裂し
ダイイチルビーは末脚届かず…
0.6秒差も離されての2着となった

スプリンターズS 賞金女王へ

続く年末の短距離王決定戦
スプリンターズSでは
ケイエスミラクルが1番人気
ダイイチルビーは2番人気に支持された

ダイイチルビーは
スタートで出遅れ後方待機

ケイエスミラクルは
ハイペースを2番手追走

最後の直線で
ダイイチルビーとケイエスミラクルの
一騎打ちのような形になるものの
ラスト200m地点でケイエスミラクルが
故障による競争中止となってしまう…

ダイイチルビーは後続を4馬身差千切り
レコードタイムでスプリンターズSを勝利した

 

5歳時の低迷

5歳も現役を続行した

ダイイチルビーは母親になりたがっており
競争への闘志が失われていた

 

引退：繁殖牝馬としての代表産駒は？

引退後は繁殖牝馬として7頭の子を産んだ

代表産駒はオークス3着のダイイチシガー

エルコンドルパサーとの子も産んだが
デビューすることができなかった

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