東京新聞杯の過去データ傾向を徹底分析して穴馬を探す【競馬予想2024年】

東京新聞杯はG3
されど過去に名馬が多く出走している
出世レースでもある

東京新聞杯のデータを徹底分析して
今後活躍しそうな馬や
今回激走しそうな穴馬を探し当てに行こう

■競馬予発想を変えるだけで回収率は上がる
■競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書

 

東京新聞杯データ傾向分析

GI級の馬が活躍する出世レース

2月のG3なんて普通なら空き巣重賞なのに
東京新聞杯はGI級の馬の出走と活躍が目立つ

過去10年で4頭もGI馬が馬券になってる
これはこの時期のG3としては破格だ

GI級の馬
もしくは今後のGIで活躍するだけの器がある馬
それが東京新聞杯で来ることが多い

 

人気データ

後ほどGIを勝つ馬が来るレースと言ったが
実はこのレースで1～2番人気になるような馬は
馬券回収率も勝率連対率も高くない

現時点では3～5番人気と過小評価されてる
後々GIを勝ちそうなを探すレースだ

 

枠順データ

内埒から9m外にコースが移る
Dコースに変わる影響で
内枠が伸びやすい馬場になっている
外を回すとその分ロスになりやすく
圧倒的に内枠有利なレースとなる

13番より外枠になると
平均人気より平均着順が大分下がってしまう
逆に内枠に行くにつれて
平均人気より平均着順が上回る

 

ペースとラップ

＜ラップ＞
12.5-11.2-11.6-11.9-
11.9-11.3-11.3-11.8

最初の1Fだけが緩く
それ以降は11秒台が一定のペースで続く
前後半で分けるとスロー気味のラップに見えるが
内容はミドルペースそのもの

一瞬の切れ味よりも
長く良い脚を使う適性が求められるレースだ

■新 ラップタイム重賞図鑑
■競馬で喰うためのラップタイムの参考書

 

馬年データ

圧倒的に4歳が強く
5～6歳も数字的には悪くないが
7歳以上になるとほぼノーチャンス

この傾向は王道GIの傾向に多く
単純なG3のノリで買うのは危険かもしれない

 

牝馬が圧倒的に強い

 

血統傾向

ハーツクライ産駒の穴馬

東京新聞杯ではハーツクライ産駒が強い

勝率25.0% 連対率50.0% 複勝率62.5%
単勝回収率135.0% 複勝回収率211.3%
平均5.1番人気→平均3.7着

ハーツクライ産駒は
中穴～大穴で馬券になっている
このレースでは見つけ次第「買い」だ

ただ今年は出走しないので残念
来年以降のハーツクライ産駒に注目しよう

 

母父ニアークティック系

母父ニアークティック系が走る傾向にあり
勝率こそ7.3%と低いものの複勝率29.3％と優秀
平均7.3番人気→平均6.3着に引き上げている
連下候補にはチェックしておこう

＜今回の該当馬＞

■誰でも使える血統買いパターン
■勝ち馬がわかる 血統の教科書2.0

 

データ傾向まとめ（狙い目の馬）

 

有力馬の見解と注目馬

○マスクトディーヴァ

後にGI勝利するだろう将来性が見える馬
それが東京新聞杯で強い
今回でいうならこの馬がそれにあたりそうだ

実力的にもリバティアイランドを追い詰め
現役の馬の中でもトップレベルの末脚を持つ
ローズSの世界レコードを見る限り
速いラップを淡々と刻むのも得意

ルーラーシップｘディープインパクトなので
マイルよりも中距離の方が合うと思うが
実力だけなら抜けて強い
適性の差でどこまでパフォが下がるか次第

内側の枠を引いたのはかなり有利

 

△アヴェラーレ

関屋記念では直線出前が壁になり
スムーズな競馬ができなかったものの
前が空いてからグングン伸びて完勝

京都金杯は内通った馬が1～3着独占と考えると
大外枠の不利がありながら
0.3秒差の4着はかなりの好走だったと思う

得意の左回り（5.2.2.4）
着外の4回中2回が4着、1回が5着なんで
左回りでは13回走って12回掲示板入りと安定
休み明けに強いタイプではなく
叩き2戦目というのも良いが…

今回も大外枠、流石に厳しい…

 

▲アスクコンナモンダ

キャピタルSでは直線で前が壁になり
スムーズな競馬ができなかったが
ゴール直前で前が空くと鋭く伸びて3着
1-2着馬が逃げ残りのドスロー展開の中
後方から追い込んでの3着は評価できる

左回り成績（3.1.1.1）
唯一の着外も5着と掲示板入りしており安定感がある

中内田厩舎は休み明け1戦目に強いのも○

 

△ウンブライル

■母父ファルブラヴの東京1600m
勝率14.1% 連対率25.0% 複勝率32.8%
単勝回収率319% 複勝回収率107%

9ヶ月ぶりのローテというのと
大外ぶんまわしばかりの競馬なので
Dコースの東京新聞杯に向くか分からない
ルメール次第な所はあるが抑えておきたい

 

◎コナコースト

桜花賞はミドルペースで
最初の1Fが12秒台
その後2F目が10秒台と速いが
その後全て11秒台と続いたレース
ラップの内容が東京新聞杯に近い
このようなペースで好走したのであれば
この馬は東京新聞杯に向く可能性が高い

ターコイズSはスローペースと
馬体重マイナス10㎏と
内前有利な展開を大外枠が向かなかった
ここでの巻き返しは大いに考えられる
実際、外枠から伸びていた方だった

圧倒的1番人気が想定される
マスクトディーヴァは京都2000ｍで
リバティアイランドに1馬身差
コナコーストは阪神1600ｍで
リバティアイランドに3/4馬身差

今回は秋華賞より桜花賞に近い舞台だし
リバティとの差もマスクより近いのに
コナコーストが全然人気しないなら
ここは狙ってみたいと思える

キタサン産駒は左回り得意だし
3歳よりも4歳で成績が上がるタイプが多い

戸崎は不安要素だが
去年東京1600mでGI2勝してるし
苦手なコースではないと思いたい

 

△ルージュリナージュ

前走のターコイズSでは出遅れが響き14着

■スピルバーグ産駒の東京1600m
勝率7.1% 連対率14.3% 複勝率35.7%
単勝回収率55.7% 複勝回収率120.0%

ミドルペース成績（2.1.0.0）

スピルバーグ産駒の数少ない狙い目
牝馬が強いレースだし穴馬としては面白い
連下候補に入れておきたい

 

△ジャスティンカフェ

良くも悪くも相手なりに走る馬
エプソムカップでは後のエリ女2着馬
ルージュエヴァイユに完勝

マイルCSでは前全滅の展開が向いた

去年の東京新聞杯では
前残りの展開を上がり1位の末脚で僅差4着
展開が向けば十分勝てる内容だった

馬群を割って走るのが得意なので多頭数を苦にしない
1週前に坂路で自己ベスト更新

実力的には問題無いが
エピファ産駒なので急に枯れるパターンが怖い

■競馬予発想を変えるだけで回収率は上がる
■競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書

 

予想まとめ