【ジャパンカップ】ダノンベルーガ/シャフリヤール.どっちを軸馬にするか

日本馬が手薄なジャパンカップで
今年の日本総大将になりそうなのが
シャフリヤールとダノンベルーガ

1番人気・2番人気になるであろうこの2頭

どちらを本命、軸にすべきか
真剣に考えてみた

シャフリヤール・ダノンベルーガ比較

これだという明確な強い馬が居ない
今年のジャパンカップ…

予想を有利に進めるには
確実に3着以内に来そうな
確固たる軸馬を1頭決めたい

すると必然的に
1番人気想定のシャフリヤールと
2番人気想定のダノンベルーガが候補となる

 

ダービーの持ちタイム

【シャフリヤール】
2400m持ちタイム2:22.5（57kg）

【ダノンベルーガ】
2400m持ちタイム2:22.3（57kg）

お互い同斤量でベストを尽くせば
ダノンベルーガが0.2秒速い

しかも今回に限って言えば
ダノンベルーガは斤量55kgと
2kg軽く出走できるのでかなり有利だ

 

当然、当日の馬場差の問題もあるので
今年と去年のダービー週の馬場差を考えてみよう

 

ダービー当日の
芝コースのタイムを見る限り
去年の方がややタイムが出ている

 

同じコースの青嵐賞（2勝クラス）と
日本ダービー（GI）のタイム差を比較すると

• 去年：ダービー1着の方が0.7秒速い
• 今年：ダービー4着の方が4.2秒速い

※ベルーガのダービー走破タイムで計算

去年のダービーより
今年のダービーの方が遥かにレベルが高い
古馬混合GIで3歳馬が結果出してるのが
何よりの裏付けだろうと思う

 

シャフリヤールのボーナス

シャフリヤールはドバイGI勝利により
ジャパンカップに勝利すると
約2億8千400万円のボーナスが出るので
ジャパンカップを目標に仕上げてくるだろう

一方のダノンベルーガはというと
ここで賞金を加算できなければ
来年のローテーションがかなり厳しくなるので
ベルーガ陣営もここは譲れない

 

シャフリヤール陣営が
JC目標にしてるのは分かるが
日本ではやったことない
芝追い切りでの調整（1週間前）

陣営のコメント的にも
思うように上手く調整ができてない感じがする

天皇賞秋での比較

シャフリヤールの秋天は叩きとは言え
前に居たジャックドールよりも
上がりの脚が遅くなっているあたり
帰国後、かなりズブくなった恐れがある

 

一方のダノンベルーガは
イクイノックスに次いで
上がり2位の32.8の末脚を使った

パンサラッサ以外がスローペースだったので
上がり3Fの速さの差が出にくいレースだったが
上がり3位の33.2と比べ0.4秒も速い脚を使えた
これはかなり評価して良いだろう

 

天皇賞秋はパンサラッサ以外は
スローのヨーイドン対決で
ほぼ道中の順位順に着順が決まってる

道中2桁順位の馬にかなり不利だったが
イクイノックスとダノンベルーガだけは
道中10番手以降から馬券圏内に入った
これはこの2頭の実力が抜けているということだ
やはり今年の3歳はレベルが高い

 

距離不安について

ダービーで最後脚が止まったことから
2400mは距離が長いという声もあるが
ダービーレコードのレースで
最後脚が止まらない方がおかしい

今回の出走馬の中で
あのダービーで脚が止まらない馬は居ない

ダービーで止まったように見えるのは
後の菊花賞馬アスクビクターモアが
二枚腰を使って粘ったからそう見えるだけで
5着以下の馬がベルーガに対して
最後詰め寄ったかというとそうではない

ダービーだけ走れば
馬券圏内はほぼ間違いない
しかも今回は斤量が2kg軽くなるので
ダービーと同程度の走りは期待できる

 

まとめ

ダノンベルーガ1頭軸で
紐を多めに買う方針で行く