先週はリバティアイランドが牝馬三冠を達成
俺の予想は
◎(1着)◯(4着)▲(3着)
今年多い1・3・4着で外すパターン…
まぁそういう時もある
予想の精度自体は悪くないはずだし
自ずと結果は着いてくるだろうと
前向きに考えて、菊花賞に行こう!
皐月賞馬・ソールオリエンス
ダービー馬・タスティエーラ
どちらかが2冠馬になるのか
はたまた
別の馬が勝利し三冠を分け合うのか
牡馬クラシック最終戦・菊花賞
予想していこう
今回は牡馬クラシック最後のレース
菊花賞の予想をしていくよ
菊花賞のデータと傾向
データは基本的に
京都開催の過去10年分を参照
枠順データ
- 1枠:勝率10.0% 連対率10.0% 複勝率15.0%
- 2枠:勝率20.0% 連対率30.0% 複勝率30.0%
- 3枠:勝率5.0% 連対率5.0% 複勝率5.0%
- 4枠:勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率5.0%
- 5枠:勝率0.0% 連対率10.0% 複勝率25.0%
- 6枠:勝率5.0% 連対率15.0% 複勝率15.0%
- 7枠:勝率6.7% 連対率16.7% 複勝率30.0%
- 8枠:勝率0.0% 連対率3.3% 複勝率6.7%
回収率データ
- 1枠:単回収41.5% 複回収31.0%
- 2枠:単回収92.0% 複回収88.0%
- 3枠:単回収32.5% 複回収9.0%
- 4枠:単回収0.0% 複回収30.0%
- 5枠:単回収0.0% 複回収85.0%
- 6枠:単回収72.5% 複回収56.0%
- 7枠:単回収19.7% 複回収106.3%
- 8枠:単回収0.0% 複回収17.3%
ポイント
2枠が安定して良い成績を収めている
5枠・7枠は連下に最適
8枠は鬼門…
ペースとラップ
- 20年(62.2-60.7)+1.5スロー
- 19年(62.4-60.7)+1.7スロー
- 18年(62.7-59.2)+3.5スロー
- 17年(64.1-66.0)-1.9ハイ
- 16年(59.9-58.9)+1.0スロー
- 15年(60.2-59.3)+0.9ミドル
- 14年(60.9-58.8)+2.1スロー
- 13年(61.2-61.1)+0.1ミドル
- 12年(60.9-60.8)+0.1ミドル
- 11年(60.6-60.1)+0.5ミドル
ポイント
基本的にハイペースになることは稀
スロー~ミドルペースになる
中間1000mが緩み、ラップに緩急があるので
タイトルホルダーのように
器用に立ち回れる馬が強い
血統
京都開催10年間の内
父ロイヤルチャージャー系が
9勝19連対(3着27回)
父ミスプロ系が1勝1連対(3着2回)
父ニアークティック系が3着1回
圧倒的に
サンデー・ロベルト大天国になっている
ただここ数年で
トップ種牡馬がガラリと変わってきており
その辺の影響がどうなるのかに注目
ちなみにドゥラメンテ産駒は
阪神の菊花賞で勝利している
父ロイヤルチャージャー系の
今年の出走メンバーは
- サトノグランツ
- ハーツコンチェルト
- ソールオリエンス
- パクスオトマニカ
- マイネルラウレア
- ショウナンバシット
- ナイトインロンドン
- ダノントルネード
- リビアングラス
- ノッキングポイント
- サヴォーナ
ノーザンダンサーのクロス持ちに注目
京都開催の菊花賞の勝ち馬10頭中8頭が
ノーザンダンサーのクロスを持っている
該当してない2頭は
コントレイルとエピファネイア
今年の出走馬で該当する馬は
- タスティエーラ
- ハーツコンチェルト
- ドゥレッツァ
- ファントムシーフ
- トップナイフ
- ダノントルネード
- リビアングラス
- ウインオーディン
父ハービンジャー(0.0.0.9)
1番人気・2番人気・4番人気と
結構な上位人気も着外に沈んでいる
ダービーから直行は勝てないと言われてるが
過去5回のみ(4番人気以内無し)と考えると
ハービンジャー産駒のデータの方が信頼できそうだ
ダービーからの直行ローテ(ジンクス)
2番人気想定のタスティエーラは
ダービーからの直行ローテが心配されているが
この過去10年でダービーからの直行は
ディープモンスター(7番人気5着)のみ
1986年以降のダービー→菊花賞ローテは
- セキテイリュウオー(13人気 6着)
- サムソンビック(15人気 15着)
- トーホウアラン(6人気 8着)
- コスモオオゾラ(9人気 17着)
- ディープモンスター(7人気 5着)
平均10番人気/平均10.2着
このメンツで改めて
(0.0.0.5)というデータを見たら
「妥当なメンツが負けただけ」だと思える
「ダービーからの直行は来ない」
というのは当たり前で
このローテで有力馬が居なかったから
ダービーから直行で菊花賞好走馬が居ないだけ
過去に皐月賞からの直行で菊花賞を勝った
サクラスターオーという馬もいるし
ラジニケから直行で買ったフィエールマンもいる
GI級の馬なら菊花賞直行は寧ろ好走例が多い
仮にタイトルホルダーやコントレイルが
ダービーから直行で来たとしても勝ってたと思う
ポイント
ダービーと菊花賞の2冠馬は
過去にタケホープしか存在しない
(クリフジはオークスも勝ってる三冠)
外厩の発展で直行ローテの時代へ
最近は外厩の設備が向上しており
ステップレースを使うよりも
直行ローテでGIに挑む有力馬が多く
そして結果も出ている
過去5年のGIに
4ヶ月程度以上の休み明けで出走した
3番人気以内の馬の成績をまとめてみた
(14.10.5.12)
勝率27.5% 連対率47.1% 複勝率56.7%
2018~2022年の
京都競馬場における1~3番人気
勝率21.1% 連対率26.5% 複勝率53.6%
ポイント
これらを比べてみて分かるように
有力馬は直行ローテの方が成績がいい
今はそういう時代になってる
データブレイカー・タスティエーラ
(ジンクス破りの馬)
タスティエーラと言えばダービーの時も
「ダービーでテン乗りは勝てない」とされ
不当に人気が落ちていた
皐月賞で最も強い競馬をしてたのに
4番人気という低評価だった
(馬券的中したから有り難かったが)
「ダービーでテン乗りは来ない」
基本的に上位人気の馬は継続騎乗なので
テン乗りで上位人気というケースがほぼない
だから勝率や連対率等が低いのは当たり前だ
今年のダービーは皐月賞2着馬がテン乗り
しかも鞍上は最上位騎手・レーン
過去では珍しい例だった
結果は69年ぶりのテン乗りダービー制覇
データは見かけの数字ではなく
中身を見るのが最も大事という例だろう
ポイント
タスティエーラという馬は
データやジンクスを破る馬
そういう意味では
「ダービーから菊花賞直行は勝てない」という
逆風的なデータやジンクスを
寧ろ追い風にしてくれる気さえする
前哨戦の分析
セントライト記念
ソールオリエンスは
コーナーで加速できず大きく膨れたものの
直線のみで追い込んできたが2着
ウインオーディンが後方から追い込んで6着
どちらも伸びる外を回っての敗戦で
本番で序列が変わることはなさそうだ
ポイント
セントライト記念での評価
ソールオリエンス>>ウインオーディン
神戸新聞杯
完全に超ドスローの内有利前残り馬場
後ろから差したサトノグランツは
ジリ脚ながらも最後までよく伸びたが
有利な内を回ってきた分の僅差勝ちだった
ファントムシーフは
ドスロー逃げ内ノビ馬場なのに内逃げで3着
本番で期待できないパフォーマンスの低さ
同じ理由でサヴォーナの2着も
あまり評価できない
恵まれた展開だとしても
後続を千切って勝利なら評価できるが
恵まれたのに勝てないんじゃ評価できない
ハーツコンチェルトは前残り内ノビ馬場を
スタートから終始外を回る不利があったが
あわや1着の所まで追込んで0.1秒差5着
コーナーでまくりができたのは好材料だ
マイネルラウレアも
不利な後方外回り過ぎて参考外
本番はもうちょっと良く走るだろう
ポイント
神戸新聞杯での評価
ハーツ>グランツ>ラウレア>シーフ・サヴォーナ
ダービー
ノッキングポイントは
直線追い出しまでやや前が詰まったが
進路を確保してからは
素晴らしい末脚で0.2秒差の5着になった
上位3頭と同等の力はある
ソールオリエンスは珍しく好スタートで
ダービーで有利な内枠から
馬郡の流れに乗ると言う理想的な展開
タスティエーラは厳しいローテかつ
不利な外目の枠ながら勝利した
ハーツコンチェルトも不利な外目の枠で、
青葉賞からの厳しいローテかつ
更にスタートで大きく出遅れるという
不利不運が重なりまくったが
向こう正面で順位を上げていき
末脚衰えずタイム差なし3着になったのは凄い
ハーツが内枠引いて出遅れなければ
2馬身差くらいでダービーを圧勝していただろうし
ハーツタスティが楽なローテで来れれば
もっとダービーでもっと走れたはずだ
逆にソールオリエンスは
枠もローテもスタートも完璧だったのに
差し切れず4着とタイム差無しの2着は
正直イマイチな走りだったと思う
重馬場なら鬼の強さを発揮するが
良馬場だとタスティやハーツに
不利があって互角レベルだ
サトノグランツは大外かつ
落馬ドゥラエレーデの影響もあり
このレースは参考外でも良いだろう
ポイント
前哨戦の評価をまとめると
ハーツ>タスティ>グランツ>ソール=ノッキング
>ラウレア>シーフ・サヴォーナ
ここに別路線組の
ドゥレッツァ・トップナイフがどの位置に入るか
そしてオッズ妙味を考えた上での印は
完全な実力順になるわけではないので
この前哨戦の評価を元に予想印を付けていこう
出走馬の見解
ウインオーディン
セントライト記念では後方から追い込み6着も
かなりの外伸び馬場の恩恵と言って良いだろう
新潟でしか好走がなく
典型的なサウスポー
菊花賞での上澄みは無いと思う
パクスオトマニカ
ダービーでは大逃げに見せかけて
比較的ぬるいペースの逃げをしており
圧倒的に有利な展開であったが
スタミナ切れで大敗した
2番手逃げしていたホウオウビスケッツのように
粘って上位入選したのであれば希望は持てたが
あれだけバテると距離が伸びていい印象がない
将来はマイル路線に行く馬だと思う
シーズンリッチ
ダービー7着とそれなりの走りをしていたが
ダービーは上位4頭がタイム差無し
上位6頭が0.2秒差と僅差だが
6着と7着には開きがあるので注意したい
神戸新聞杯では
4.1秒の後継ラップを2番手逃げし
しかも内伸び馬場という
絶好の展開にもかかわらず10着
叩きだったとしても内容的に厳しい
ナイトインロンドン
神戸新聞杯は超前傾ラップで
それを前目先行してバテてしまった
ラスト4Fでラップが一気に上がった所で
他馬の脚に着いていけなかったという方が正しいかも
母父メジロマックイーンといえば
オルフェーヴルやゴールドシップが
菊花賞を勝ってるが
この馬にキレる脚がないのが厳しい…
京都の菊花賞は
上がりの早さも重要なので
勝負どころで置いていかれる可能性が高い
ダノントルネード
京都新聞杯は5.7秒の超前傾ラップを
番手逃げする理想的な展開も2着
後ろから来たグランツやラウレアに比べ
恵まれての僅差2着は評価できない
日本海Sもスローペースを先行したが
いい所なく8着とイマイチの内容だった
トップナイフ
札幌記念では9番人気2着と大健闘
デクラレーションオブウォー産駒は
中山・札幌・中京で驚異的な強さを発揮する
パワー型の血統だ
条件が合えば激走しうるポテンシャルがあるが
京都外回りコースは合うイメージではない
ハイペース向きでもあるので
スローペースになりやすい菊花賞には不向き
ただ血統的には重馬場は合うので
馬場が渋ればワンチャンあるかもしれない
リビアングラス
京都新聞杯は超ドスローを単騎逃げして3着
1~5着までが超僅差なので
額面ほどの評価はできない
前走はハイペースを見事に逃げ切り勝利したが
2着ウインオーディンは神戸新聞杯6着
4着コレオグラファーはセントライト記念12着と
メンツが明らかに弱かった
小回り巧者だが
京都外回りとなると適性に疑問あり
ショウナンバシット
神戸新聞杯では伸びる内側を通り7着
しかもインコースが詰まること無く
ガラ空きの最内を通っての7着なので
この馬の限界を感じた
知るステ産駒は中山と福島が圧倒的に成績が良く
小回りコース向きというのも今回はマイナス材料
サヴォーナ
神戸新聞杯2着も
超内伸びドスローを最内番手逃げして
5着と僅差という内容を考えると
正直評価できない
上澄みは期待できないだろう
ファントムシーフ
ゴリゴリのパワー血統で
菊花賞向きの切れ味に欠ける懸念がある
ハービンジャー産駒の菊花賞(0.0.0.9)
1番人気・2番人気・4番人気すら沈んでおり
ダービーから直行は勝てないと言うデータより
よっぽど厳しいデータが出ている
皐月賞のようなタフすぎる展開になれば
この手の馬が活躍するだろうが
スローで折り合って最後のキレ勝負だと分が悪い
神戸新聞杯は
ドスローかつ内ノビ馬場を先頭逃げで3着
本番でこれ以上展開に恵まれることはないだろう
△ソールオリエンス
コーナーで膨れるクセがあるのが弱点
セントライト記念でも
大外をギコちなく回っており
この弱点は未だ克服できてなかった
セントライト記念のラスト600m地点で
セブンマジシャンにクビ差リード
下り4コーナー終えて直線入り口で
セブンマジシャンに1馬身以上リードされてる
ソールオリエンスがコーナーで加速できない
まくることができない故の敗戦だった
下りのコーナーからペースが上がる京都で
コーナーでこれだけロスがあるとかなりの不利
勝負が済んだあと突っ込んで3着とかはあるかもだが
勝ち切るイメージが沸かない
前のレーベンスティールを差せなかったことより
ラスト600m地点で自分より前に居た
キングスレインとの上がり差が
0.1しか無い事も微妙だと思う
本当に力が抜けているのであれば
ここはもっと差が付いてるはず
京都菊花賞で追込が外から来るには
外周って加速するまくりができないと厳しいが
ソールオリエンスはまくりができないのが
前走で証明されてしまった
中山より膨れるリスクが大きく
コーナーの回数も増える菊花賞では
前走以上の不利を受ける可能性が高いし
ここで1番人気になるなら馬券的には軽視したい
横山武史は京都経験が5回しかなく
全て人気より下の着順かつ3着以内無し
上位人気を軒並み馬券外に飛ばしている
- 1番人気→5着
- 6番人気→9着
- 4番人気→11着
- 4番人気→6着
- 5番人気→6着
横山武は長距離も苦手
- <短距離>
勝率11.1% 連対率19.4% 複勝率27.8%
単回81% 複回74% - <中距離>
勝率11.9% 連対率23.8% 複勝率33.3%
単回81% 複回84% - <長距離>
勝率10.0% 連対率18.0% 複勝率28.0%
単回70% 複回68%
キタサンブラック産駒はイメージでは
長距離向きの種牡馬という印象を持たれてるが
実はマイル寄りの方が向く種牡馬だと思うし
500m以上の距離炎上だと成績がガクっと落ちる
- 500m以上延長(1.0.2.21)
勝率4.2% 連対率4.2% 複勝率12.5%
単勝回収率9% 複勝率回収率5% - 400m以内(70.56.46.366)
勝率13.0% 連対率23.4% 複勝率32.0%
単勝回収率112% 複勝率回収率81%
ただ母父モチベーターに
母母父レインボウクエストなので
タフな競馬では強いので
皐月賞や京成杯のような
時計のかかる重馬場になれば1着もある
- <買い材料>
実力:クラシック組No1レベルの実力
末脚:終いに伸びる脚がある
重厚:雨が降り馬場が渋れば本命候補 - <不安点>
周り:コーナーが下手
血統:キタサン産駒の大幅距離延長は苦手
距離:負けた2戦は2200m以上
過剰:皐月もダービーも展開が向きすぎた
騎手:横山武は京都経験が乏しく3着以内もなし
△サトノグランツ
神戸新聞杯では内伸び馬場に恵まれたものの
どスローを逃げる馬を捉えきって
ギリギリ差して勝利したのは評価できる
ズブくしぶとく伸びる末脚が特徴で
最後までバテずに伸びるから
3着とかなら十分に考えられるが
切れ味不足なので勝ちまでは厳しそうだが
実力の割に人気するだろうと思う
連下候補ではある
▲タスティエーラ
3歳になって賞金加算が上手くいかず
共同通信杯→弥生賞→皐月賞→ダービーと
厳しいローテーションで走り強い競馬をした
春のローテは過酷だったので
菊花賞に直行するローテは英断だと思う
(世間ではマイナスだと言われてるけどね)
- モレイラの京都芝(12.4.2.9)
勝率44.4% 連対率59.3% 複勝率66.7%
単回142% 複回97% - モレイラの芝短距離
勝率37.5% 連対率48.4% 複勝率60.9%
単回97% 複回77% - モレイラの芝中距離
勝率41.8% 連対率61.8% 複勝率67.3%
単回129% 複回103% - モレイラの芝長距離
勝率46.2% 連対率53.8% 複勝率69.2%
単回171% 複回108%
皐月賞では前総崩れの展開で
唯一先行で粘り2着、一番強い競馬をしていたし
その実力通りダービーではシッカリ勝利した
あのタフな皐月賞の展開で
バテず粘った走りをしてるので
3000mも問題なく走れるだろうと思う
- 母父マンハッタンカフェの京都成績
勝率8.6% 連対率15.9% 複勝率26.1%
単勝回収138.1% 複勝率回収率86.9% - 母父マンカフェ中11週未満
勝率6.5% 連対率13.3% 複勝率19.8% - 母父マンカフェ中12週以上
勝率11.6% 連対率16.8% 複勝率23.7%
立ち回りが器用な馬なので
そういう意味では菊花賞向きではあるが
最後の切れ味勝負になるとやや分が悪いので
いかに先行好位につけて粘るか次第
勝ちも十分狙えるだろう
一週前追切が猛時計
美W 80.5 64.5 50.4 35.9 11.2
リバティアイランドの
秋華賞一週間追切ほどではないが
それに近いくらいの内容で調整はバッチリ
「ダービーからの直行ローテは勝てない」
というジンクスは過去5頭しか居ない上に
平均10番人気10.2着という
人気薄が凡走しただけのデータは何の意味もない
これが理由でオッズが上がるなら狙い目だ
ダービーの時も
「テン乗りは来ない」というジンクスを打ち破った
データーブレイカーのタスティエーラの走りに期待
一番の不安点は血統で
父ニアークティック系は
菊花賞で結果が出ていないのは気になる…
勝負どころでキレ負けして負ける可能性も
十分に想像はできる
- <買い材料>
実力:クラシック組No1レベルの実力
体力:皐月賞では一番強い競馬した
ローテ:有力馬のGI直行ローテは現代では買い
ダービーでは厳しいローテで挑み1着
器用:どんな展開でも実力を出し切れる
騎手:モレイラは京都&長距離が大得意 - <不安点>
血統:父ニアークティック系は菊花賞に向かない
脚質:キレる脚が無い
◯ハーツコンチェルト
神戸新聞杯は超ドスローかつ
明らかな内伸び馬場だったが
大外後方から0.1秒差5着まで来たのは良い内容
4角でまくりができたのも良かった
5着という字面だとダメそうだが
1着に等しい内容だった
父サンデーサイレンス系かつ
母父Unbridled's Songは
コントレイル&トーホウジャッカルで
菊花賞2勝している黄金血統
ノーザンダンサーのクロス持ちというのも
京都菊花賞に向く血統だ
一週間前沖切りでは
調子の上昇を伺える走りだった
栗CW 82.4 66.6 51.9 36.8 11.4
叩き良化型なので本番での一変に期待
栗東に滞在しての調整は功を奏しているようだ
追込が厳しい京都菊花賞だが
ダービーで出遅れから道中位置を押し上げ
4角6番手まで上がっているので大丈夫そう
緩急あるラップになる菊花賞に繋がる好走だった
菊花賞でも4角中団にはつけられそうなので心配はない
- <買い材料>
血統:血統が菊花賞に向く
前走:内容が良い上に5着でオッズ妙味付く
実力:ダービーで1番強い競馬した
京都:コーナーで加速できるので◯
末脚:スローで折り合いロンスパ大得意 - <不安点>
脚質:追込だと厳しい(まくればOK)
周り:左回りの方が得意説もある
△マイネルラウレア
- ゴルシ産駒(京都成績芝)
勝率7.5% 連対率16.4% 複勝率25.4%
単勝回収率114.6% 複勝回収率101.0% - ゴルシ産駒(芝2500m以上)
勝率10.6% 連対率18.8% 複勝率29.4%
単勝回収率81.0% 複勝回収率90.4%
4.1秒の後継ラップの神戸新聞杯では
豪脚を見せるも8着だったが
ドスローの内伸び馬場が展開が向かなすぎた
上がり上位3頭はいずれも内を走った馬であり
ハーツコンチェルトもラウレアも
上がり3位以内じゃなかった
それ故に本番で人気が落ちるのであれば
穴馬として寧ろ美味しい
距離が伸びて馬群がバラつけば
こういう馬が穴を空けるチャンスはある
- <買い材料>
血統:ゴルシ産駒は京都も長距離も得意
末脚:確実に伸びる末脚は京都菊花賞向き - <不安点>
不安:実力あるも結果が出せてない
騎手:直前まで騎手が決まらず
△ノッキングポイント
ダービーでは前が壁になり
追い出すまでに時間がかかったが
進路を確保してからは渋とく伸びて5着
ゴール後一番伸びていたのはこの馬で
スタミナは十分にあると思われるが
血統的に長距離はマイナス…
- モーリス産駒(京都芝)
勝率11.6%%連対率20.9% 複勝率34.9%
単勝回収率81.2% 複勝率回収率202.6円% - モーリス産駒(2500m以上)
勝率4.5% 連対率9.1% 複勝率22.7%
単勝回収率8.2% 複勝率回収率58.2%
この馬自体は世代戦なら3000mこなせる気もする
来てもおかしくない実力はある(連下候補)
新潟記念では古馬相手にスローペースを完勝
先行しキレる末脚で1馬身差勝利は
菊花賞に繋がる内容だったと言える
このレース4着のプラダリアが
京都大賞典で勝利しており
レベルの高いレースを勝利したのも好材料
馬なりながら好時計の加速ラップをマーク
美W 稍 馬なり 7F 97.2 66.0 51.4 37.4 11.6
一週間前追切の動きも十分余力がある
- <買い材料>
実力:古馬相手に重賞勝利
(プラダリアに勝利)
脚質:スローで折り合い末脚勝負は得意
騎手:京都が得意な北村宏(3.5.2.19) - <不安点>
血統:モーリス産駒の長距離成績が壊滅的
血統:ノーザンダンサーのクロスもない
◎ドゥレッツァ
- ドゥラメンテ産駒(芝2500m~)
勝率17.3% 連対率24.0% 複勝率34.7%
単回127.6% 複回88.8% - 母父More Than Ready(右回り)
勝率10.1% 連対率21.0% 複勝率30.1%
単回113.5% 複回86.9% - 母父More Than Ready(左回り)
勝率11.6% 連対率19.0% 複勝率26.0%
単回72.6% 複回71.2% - 母父More Than Ready(外回り)
勝率11.9% 連対率29.8% 複勝率39.3%
単回160.4% 複回78.0%
4連勝で菊花賞に駒を進めた上がり馬
どれもスローペースを上がり1位で勝利しており
いかにも菊花賞に向きそうな勝ち方をしている
山吹賞では
スタート直後に躓く不利がありながら
弥生賞0.2秒差4着のアームブランシュに
0.2秒差つけて完勝したし
右回りコーナーで捲って上がれる適性も示した
2勝クラスでは
東京2000で不利な大外枠かつ
スタート直後にタックルされ
外に膨れる不利ロスがあった中
ドスローで単騎逃げする逃げ馬が上がり33.5出す
活の無理ゲー展開を32.7の末脚で差し切って勝利
これは普通じゃ無理、GI級の走りだった
上がり差のつきにくい+4.6の後傾ラップながら
上がり2位の0.7秒も差をつけての圧勝は見事
ドスローで楽に単騎逃げして2着だった
ヘネラルカレーラは先週の自己条件で
紫苑S4着のキミノナハマリアに
0.6秒差もつける圧勝している
普通、逃げ馬が理想的な展開をしたら
このように差せないのが普通だが
ドゥレッツァはそれを異常な脚で差し
着差を付けて勝利したのが凄すぎる
普通、超ドスロー展開レースなら
今年の京都新聞杯・神戸新聞杯のように
1~5着まで接戦になる事が多いのに
着差の付きにくいドスローながら
3着と5馬身差も付けたのも凄すぎる
3勝クラスでも
+1.6のスローペースで逃げ粘る2頭を
上がり2位に0.5秒差つける末脚で勝利
京都新聞杯2着で
グランツと僅差のダノントルネードが
1.1秒差8着というレベルが高いレースを圧勝
クラシック組よりも強くても何の不思議ではない
シャザーンやフリームファクシに勝ち
京都新聞杯でグランツとタイム差無しの
ダノントルネードが8着に敗れた3勝クラスで
ドゥレッツァは完勝しているし
ドゥレッツァ自身も未勝利戦で
サトノグランツに勝利しているので
クラシック組と比べても遜色ない走りをしている
今年の3歳牡馬はレベルが低いと言われるが
毎日王冠を勝ったエルトンバローズや
神戸新聞杯を勝ったレーベンスティール等
クラシックに出てない組の活躍が目立つ秋
上がり馬が菊花賞で好走できる年だと思うし
8月時点で3勝クラスを完勝したドゥレッツァは
レーベンスティールより強い可能性が高い
セントライト記念でソールオリエンスを倒した
レーベンスティールと比較してみよう
- ■レーベンスティール
5月14日1勝クラス(東京1800m)
+2.6秒スローペースを3番手追走
→上がり2位に0.3秒差 - ■ドゥレッツァ
6月4日2勝クラス(東京2000m)
+4.6スローペースを3番手追走
→上がり2位に0.7秒差
ポイント
スローであればあるほど
相手が強ければ強いほど
上がりの差は付きにくい
より上位クラスの相手にして
上がりの差でダブルスコアと考えると
ドゥレッツァの方が優秀だと思う
おそらく3歳牡馬で1番強いのはドゥレッツァ
一週間前追切も美W 65.6 51.0 37.1 11.6 と
馬なりで好時計を出しており調子はよさそうだ
8月に3勝クラスを勝てたことで
ローテーション的な余裕があるのも良い
スローで折り合い切れ味のある末脚を持つ上がり馬は
5年前の菊花賞馬フィエールマンを髣髴とさせる
(鞍上もルメールで共通)
ルメールの菊花賞成績(2.2.1.2)
勝率29%、複勝率71%と相性抜群
上がり馬フィエールマンの騎乗再来を期待したい
ルメールの枠順別戦績(外枠上手い)
勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回 | 複回 | |
1枠 | 22.6 | 48.0 | 59.1 | 76 | 86 |
2枠 | 22.2 | 42.3 | 55.1 | 68 | 80 |
3枠 | 27.7 | 45.0 | 55.0 | 84 | 86 |
4枠 | 25.2 | 45.9 | 56.1 | 73 | 81 |
5枠 | 28.7 | 48.7 | 61.8 | 78 | 86 |
6枠 | 24.0 | 43.9 | 55.7 | 70 | 79 |
7枠 | 24.4 | 40.1 | 51.9 | 74 | 81 |
8枠 | 26.9 | 43.1 | 54.4 | 83 | 85 |
血統的にもノーザンダンサーのクロスがあり
これまた菊花賞向き
1~2番人気ですらないのにもかかわらず
ここまで不安要素が無く買い材料ばかりなのは
宝塚記念のスルーセブンシーズ以来
あの時も
「買い材料しかなさ過ぎて逆に怖い」と言ったが
買い材料ばかりの通り大激走の2着で予想的中した
今回もあの時と同じような感覚がある
- <買い材料>
血統:菊花賞に向く血統
実力:スローで折り合い末脚バツグン
ローテ:ゆったりローテで消耗少ない
騎手:ルメールの菊花賞(2.2.1.2)
調教:いい感じの動き
世代:非クラシック組の3歳牡馬が秋で活躍 - <不安点>
ローテ:3勝クラスから菊花賞で好走馬が少ない
※2勝クラスからの好走はあるので問題ないだろう
菊花賞予想まとめ(2023年)
- ◎ドゥレッツァ
- ◯ハーツコンチェルト
- ▲タスティエーラ
- △マイネルラウレア
- △ノッキングポイント
- △ソールオリエンス
- △サトノグランツ
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