過去2回は阪神競馬場開催だった春天も
京都競馬場の改修工事が終わり
今年は新装・京都での開催となる
過去2年との傾向とは変わり
予想が難しくなりそうな今年
絶対に馬券を当てるべく予想するぞ!
天皇賞(春)過去のデータや傾向
新京都開催の春天
ここ2年は阪神小回り3200mだったが
今年から京都競馬場の改修工事が終わり
京都外回りコースで開催される
- 阪神:直線356.5m&急坂あり(内回り)
- 京都:直線404.5m&坂なし(外回り)
直線が長くなり急坂がなくなったことで
異なる適性が求められる
開幕週のタイムを見る限り
新装京都の馬場傾向は比較てき高速馬場だった
- マイラーズカップは歴代4位の好時計(1:31.5)
- 1800mの1勝クラス(1:45.0)
ポイント
過去2年の阪神内回りに比べると
京都外回りは高速タイムが出やすくなったので
よりスピードを求められるだろう
ペースとラップ
前後半1000mで比較した場合のペースは
22年(60.5-60.6)-0.1秒ミドルペース
21年(59.8-61.4)-1.6秒ハイペース
------------(↑阪神 京都↓)------------
20年(63.0-60.6)+2.4秒スローペース
19年(59.8-58.7)+1.1秒スローペース
18年(60.1-60.8)-0.7秒ミドルペース
17年(58.3-60.3)-2.0秒ハイペース
16年(61.8-59.3)+2.5スローペース
15年(61.4-59.5)+1.9秒スローペース
14年(61.7-59.4)+2.3秒スローペース
13年(59.4-61.7)-2.3秒ハイペース
- ハイペース:3回
- ミドルペース:2回
- スローペース:5回
上がり35~34秒決着
1~3着の上がり3Fの平均タイムを割り出すと
阪神開催の天皇賞春は
上がりが36秒以上かかったが
京都では34~35秒での決着が多かった
22年(60.5-60.6)-0.1秒ミドルペース【37.0】
21年(59.8-61.4)-1.6秒ハイペース【37.2】
-----------------------------------
20年(63.0-60.6)+2.4秒スローペース【35.0】
19年(59.8-58.7)+1.1秒スローペース【34.7】
18年(60.1-60.8)-0.7秒ミドルペース【35.6】
17年(58.3-60.3)-2.0秒ハイペース【35.2】
16年(61.8-59.3)+2.5スローペース【34.8】
15年(61.4-59.5)+1.9秒スローペース【34.9】
14年(61.7-59.4)+2.3秒スローペース【34.1】
13年(59.4-61.7)-2.3秒ハイペース【36.4】
ポイント
阪神春天は上がりが遅い決着が多く
京都春天は程度上がりが速い決着が多い
ステイゴールド&ハーツクライの血
京都時代の天皇賞春は
ステイゴールドとハーツクライの産駒が
人気薄でも馬券に絡むくらい強かったが
阪神の2年間はどちらも馬券に絡めなかった
<ステイゴールド産駒>
- スティッフェリオ(11番人気2着)
- パフォーマプロミス(8番人気3着)
- レインボーライン(2番人気2着)
- ゴールドシップ(2番人気1着)
- フェノーメノ(4番人気1着)
- フェノーメノ(2番人気1着)
<ハーツクライ産駒>
- シュヴァルグラン(1番人気2着)
- シュヴァルグラン(4番人気2着)
- カレンミロティック(13番人気2着)
- シュヴァルグラン(3番人気3着)
- フェイムゲーム(7番人気2着)
- カレンミロティック(10番人気3着)
- ウインバリアシオン(3番人気2着)
ポイント
京都開催の10年間のデータでは
父キンカメ系は1度も馬券に絡んでない
父Kingmanbo系に広げると
2011年のエイシンフラッシュが2着のみ
2000m以下重賞連対実績が重要
過去10回の京都競馬場の天皇賞春で
馬券圏内に来るまでに
2000m以下の重賞で連対経験のある馬は
馬券圏内に来た23頭の内15頭が該当する
- フィエールマン:ラジオNIKKEI賞2着
- ステッフィリオ:小倉大賞典1着、福島記念1着
- ミッキースワロー:七夕賞1着、新潟大賞典2着
- グローリーウェイズ:きさらぎ賞2着
- レインボーライン:アーリントンC1着
- キタサンブラックス:プリングS1着、大阪杯1着など
- サトノダイヤモンド:きさらぎ賞1着
- カレンミロティック:金鯱賞1着
- ゴールドシップ:皐月賞1着、共同通信杯1着など
- フェイムゲーム:京成杯1着
- フェノーメノ:天皇賞秋2着
- トーセンラー:きさらぎ賞1着、七夕賞2着など
- トーセンジョーダン:天皇賞秋1着、札幌記念1着など
- ヒルノダムール:大阪杯1着、皐月賞2着
- エイシンフラッシュ:京成杯1着
<該当していない馬>
- シュヴァルグラン(2016~2018年2~3着)
- パフォーマプロミス(2019年3着)
- クリンチャー(皐月賞4着)(2018年3着)
- ウインバリアシオン(2012年・2014年2~3着)
- ホッコーブレーヴ(2014年3着)
- レッドカドー(海外馬)(2013年3着)
- ビートブラック(2012年1着)
- ナムラクレセント(成尾記念3着)(2011年3着)
阪神開催の春天と2000m以下の実績の相関性
同じデータを阪神で出してみよう
<該当馬>
- タイトルホルダー:弥生賞1着、皐月賞2着
- カレンブーケドール:秋華賞2着
<該当せず>
- ディープボンド
- テーオーロイヤル
- ワールドプレミア
ポイント
春天で馬券圏内に来た
2000m以下の重賞連対実績の率
- 阪神:40.0%
- 京都:65.2%
穴馬が見つかるかも
芝2000m以下の重賞連対経験のある馬は
京都の春天で強く、穴馬も良く走る
- ステッフィリオ(11番人気2着)2020年
- グローリーウェイズ(6番人気2着)2019年
- カレンミロティック(13番人気2着)2016年
- カレンミロティック(10番人気3着)2015年
- フェイムゲーム(7番人気2着)2015年
- ヒルノダムール(7番人気1着)2011年
6番人気以下の穴馬もかなりの割合で来ている
ポイント
<今年の該当馬>
- タイトルホルダー:弥生賞1着、皐月賞2着
- アスクビクターモア:弥生賞1着
- マテンロウレオ:きさらぎ賞1着、中日新聞杯2着
- サンレイポケット:新潟大賞典1着
- ヒュミドール:小倉大賞典2着
- アフリカンゴールド:中日新聞杯2着
前哨戦の検証
1ハロン平均ラップが早い順に
2500m以上の前哨戦の比較をしてみよう
22年菊花賞(阪神3000良)
- 前半5F:58.7
- 後半5F:61.0
- ペース:-2.3ハイ
- 平均ラップ:12.16
※レコードタイム
有馬記念(中山2500良)
- 前半5F:61.2
- 後半5F:59.6
- ペース:+1.6秒スロー
- 平均ラップ:12.19
※過去10年で4番目のタイム
天皇賞春(阪神3200m内稍重)
- 前半5F:60.5
- 後半5F:60.3
- ペース:+0.2秒ミドル
- 平均ラップ:12.26
21菊花賞(阪神3000良)
- 前半5F:60.0
- 後半5F:59.2
- ペース:+0.8ミドル
- 平均ラップ:12.31
阪神大賞典(阪神3000良)
- 前半5F:64.9
- 後半5F:57.9
- ペース:+7.0秒スロー
- 平均ラップ:12.40
過去10年で6番目のタイム
日経賞(中山2500不良)
- 前半5F:62.8
- 後半5F:62.0
- ペース:+0.8ミドル
- 平均ラップ:12.54
※不良馬場
ステイヤーズS(中山3600良)
- 前半5F:64.8
- 後半5F:59.8
- ペース:+5.4秒スロー
- 平均ラップ:12.57
※過去10年で6番目のタイム
ポイント
去年の菊花賞のラップがかなり優秀で
距離が短い有馬や日経賞と比べても
平均ラップが速い
菊花賞馬が強い
タイトルホルダー&アスクビクターモアの比較
天皇賞春過去10年で菊花賞馬が6勝と
圧倒的な成績を残している
今年該当するのは
タイトルホルダーとアスクビクターモア
どちらも逃げ馬ということで
過去のトラックバイアスを比較して
どちらが優秀かどうかを割り出していこう
タイトルホルダー分析
- 弥生賞:
逃げたタイトル1着、
2着は2番手逃げシュネルだった
完全な前残りレース - 9R:
2番人気番手逃げ1着
4番人気先頭逃げ2着
完全な前残りレース - 8R:
7番人気の先行が勝利
前残り気味のレース - 6R:
3番人気と6番人気の番手逃げがワンツー
完全な前残りレース - 5R:
掲示板すべて前目の馬、
15番人気の先頭逃げ5着、
8番人気番手逃げ4着
完全な前残りレース
ポイント
タイトルホルダーの弥生賞の日は
他の芝のレースも前残りばかりで
トラックバイアスに恵まれた
- 皐月賞:
先行したエフフォとタイトルのワンツー
3着~8着は後ろ脚質の馬が多かった - 12R:後方脚質が上位独占
- 9R:後方脚質のワンツー
- 8R:後方~中団の馬で3着まで独占
- 4R:逃げ先行で3着まで独占(1.2.3番人気)
ポイント
この日は逃げ~追込まで
満遍なく来ておりイーブンな馬場だった
- ダービー:
掲示板は全て後方脚質の馬が占めた
前の馬は総崩れ - 12R:
1~3着まで前残り
(8番人気、2番人気、15番人気) - 10R:
後方脚質でワンツー決着
(2番人気・7番人気) - 8R:
番手逃げの最低人気の穴馬が圧勝
2~3着は後方脚質 - 7R:
1着は1番人気の先行、
それ以外の上位は中団の馬 - 4R:
後方脚質でワンツー
ポイント
この日は逃げ~追込まで
満遍なく来ておりイーブンな馬場だった
- セントライト記念:
1~6着まで後方脚質の馬が占め前が崩れた - 10R:
後方脚質の馬が圧勝(小頭数) - 6R:
後方脚質の馬が1着、2・3着は前脚質 - 5R:
逃げのワンツー決着 - 4R:
1着は先行、2・3着は後方脚質
※1着はアスクビクターモア - 2R:
後方脚質が圧勝
ポイント
後方脚質の馬に向く馬場だった
- 菊花賞:
掲示板でタイトル以外は後方脚質だが
他の前目に行く馬が
2桁人気の穴馬しかいなかった - 10R:
1着は中団前目の2番人気馬、
2・3着は逃げ、
1番人気の馬は中団で沈む - 9R:
1~4着が逃げ先行(4・5・11・6番人気) - 5R:
1~4着まで逃げ先行(1・3・10・9番人気)
2番人気は最後方から5着 - 4R:
1~4着が後方脚質(1・4・2・6番人気) - 3R:
1~3着が逃げで前行った3頭で決まる
ポイント
この日は逃げ先行で決まるレースが多く
前に行った馬が有利な馬場だった
- 21年有馬記念:
前崩れで上位は中団以降の後ろの馬が占めた - 12R:
1着は番手逃げの2番人気だが
2~6着は後方脚質 - 9R:
前後ろまんべんなく来ている(ハンデ戦) - 6R:
上位は先行馬が占める - 4R:
上位は後方脚質の馬が占める - 3R:
前後ろまんべんなく来ている
ポイント
この日は逃げ~追込まで
満遍なく来ておりイーブンな馬場だった
- 22年日経賞:掲示板全て前脚質の馬が独占
- 6R:3番人気の逃げ馬が8馬身差圧勝
- 5R:3番人気の逃げ馬が快勝
- 4R:1~7着まで前の馬が独占
ポイント
圧倒的に前有利の馬場だった
- 天皇賞春:
1~3着前目の馬で独占
後方脚質に人気馬がいなかった - 9R:
逃げ馬のワンツー決着(1・8番人気) - 8R:
逃げ馬のワンツー決着(2・3番人気)
1番人気は最後方から6着(8頭立て) - 5R:
掲示板全て前目の馬で占める - 4R:
先頭の逃げはシンガリに沈んだが
上位3頭は前目の馬
ポイント
圧倒的に前有利の馬場だった
- 宝塚記念:
中団から前目の馬が上位に来た
後方の馬はノーチャンス - 9R:
上位4頭が前の馬で
1着は先頭逃げの10番人気 - 8R:
1~3着は前目の馬
先頭逃げの6番人気が3着 - 7R:
1~4着が前の馬(8・10・3・6番人気) - 5R:掲示板全て前の馬
- 4R:
1・2着は前の馬で
3着は後方の馬だった
ポイント
圧倒的に前有利の馬場だった
- 22年有馬記念:
1~6着まで後方脚質 - 3R:
1着が追い込み、2着が中団
1番人気の逃げ馬が13着 - 4R:1~3着が前残り
- 6R:1~3着が中団の馬
- 9R:
1・2着が後ろ脚質の穴馬(7番人気・13番人気) - 12R:
1~3着が最後方の馬で独占(3・6・1番人気)
ポイント
この日は圧倒的に
後方脚質の馬が有利な馬場だった
- 23年日経賞:
7番人気の逃げ馬が3着に残った
後方で来たのは軽ハンデのライラック(4着)
ボッケリーニも中団から2着 - 4R:
8番人気の逃げ馬が圧勝
2・3・4着も先行 - 5R:
5番人気の逃げ馬圧勝
離された2着も先行 - 6R:
逃げ馬ワンツー決着(3着と7馬身差)
ポイント
圧倒的に前有利の馬場だった
弥生賞1着 | 前残り馬場 |
皐月賞2着 | イーブンな馬場 |
ダービー6着 | イーブンな馬場 |
セントライト記念13着 | 後方有利な馬場 |
菊花賞1着 | 前残り馬場 |
21年有馬記念5着 | イーブンな馬場 |
22年日経賞1着 | 前残り馬場 |
天皇賞春1着 | 前残り馬場 |
宝塚記念1着 | 前残り馬場 |
22年有馬記念9着 | 後方有利な馬場 |
23年日経賞1着 | 前残り馬場 |
ポイント
重賞以上のタイトルホルダーは
前残り馬場でしか勝ってない
イーブンな馬場だと皐月賞2着が最も成績が良い
コーナリングも立ち回りも上手いので
トラックバイアスの恩恵を受ける才能がある
当日の平場で前残り決着が多い日なら
タイトルホルダーの単勝を買っておけば家が立つが
平場で逃げが決まらない日は勝てないので
当日のトラックバイアスに注目したい
アスクビクターモア分析
- 弥生賞:1~3着は前目の馬
- 9R:1着は逃げ馬だが、2~7着まで追込が独占
- 8R:中団の馬でワンツー決着
- 6R:逃げ馬のワンツー決着
- 5R:逃げ馬のワンツー決着
ポイント
やや前目有利だが
後方脚質の馬も活躍した馬場だった
- 皐月賞:どの脚質も満遍なく活躍
- 12R:逃げ・先行でワンツー決着
- 9R:1番人気の逃げ馬が9着、中団の馬が上位
- 8R:1~3着が先行の馬
- 4R:1~2着が追込馬、上位も後方脚質が占める
ポイント
どの脚質も満遍なく活躍する
イーブンな馬場だった
- ダービー:
アスクビクター以外、前総崩れ
追込み馬が上位を独占した - 12R:1~3位を先行で独占
- 10R:
1着は6番人気の逃げ
2・3着は追い込み - 8R:差し・先行・追い込み決着
- 7R:追い込み・逃げ・差し決着
- 4R:先行・追い込み・差し決着
ポイント
やや後方有利な馬場だった
- セントライト記念:
どの脚質も満遍なく走る - 10R:
3番人気の逃げ馬はブービーに沈んだ
1~3着は先行馬だった - 6R:1~2着は逃げ馬
- 5R:
追込み中団まくりでワンツー
逃げ馬もそこそこ活躍 - 4R:どの脚質も満遍なく走る
- 2R:1~3着は先行馬
ポイント
どの脚質も満遍なく活躍する
イーブンな馬場だった
- 菊花賞:
アスクビクターモア以外は前総崩れ
上位は追込み馬が独占した - 10R:
5番人気の追い込みが圧勝
2着は1番人気の先行 - 9R:
1・2番人気の先行ワンツー決着 - 5R:
6番人気の追い込みが圧勝
2・3着も後方脚質 - 3R:
1着は1番人気の先行、2着追込、3着差し - 2R:先行、追い込み、差し決着
ポイント
やや後方有利な馬場だった
- 23年日経賞:
7番人気の逃げ馬が3着に残った
後方で来たのは軽ハンデのライラック(4着)
ボッケリーニも中団から2着 - 4R:
8番人気の逃げ馬が圧勝
2・3・4着も先行 - 5R:
5番人気の逃げ馬圧勝
離された2着も先行 - 6R:
逃げ馬ワンツー決着(3着と7馬身差)
ポイント
圧倒的に前有利の馬場だった
弥生賞1着 | 前有利な馬場 |
皐月賞5着 | イーブンな馬場 |
ダービー3着 ※レコード |
後方有利な馬場 |
セントライト2着 | イーブンな馬場 |
菊花賞1着 ※レコード |
後方有利な馬場 |
日経賞9着 ※出遅れ |
前有利な馬場 |
ポイント
レコード決着で2回好走していることから
スピード能力が相当高い
トラックバイアスの不利を覆し
複数回好走していることから
異常なスタミナの高さがあると思われる
展開に左右されず成績は安定しているが
出遅れるとどうしようもない
また重馬場で2回負けており道悪適性は疑問
だがこの2戦はどちらも休み明けであり
休み明けが苦手なのか道悪が苦手なのかは
現段階では判断がしかねる
血統的には母系レインボウクエストなので
道悪が苦手だとは思えないが…
天皇賞(春)予想
◎アスクビクターモア
日経賞では出遅れてしまった影響で9着
前哨戦の不良馬場を無理せず
消耗少なく叩き台に使えたのは大きい
叩き良化タイプなので本番で巻き返すだろう
日本ダービーでは前崩れのスーパーレコード決着で
後ろから迫るダノンベルーガを凌いで3着
この馬の底力を感じるレースだった
菊花賞でも前崩れの展開の中
ハイペースを逃げてレコードタイムで1着
トラックバイアスに恵まれないながらも
あの走りをしたのは強い証拠だ
道悪成績は(0.1.0.1)と良いとは言えないが
どちらも休み明け初戦での敗北なので
叩き良化タイプのこの馬にとっては
ノーカンと考えてもいいのかもしれない
レインボウクエストやロベルトの血があるので
血統的には重いタフな馬場が苦手とは考えにくい
重馬場なら○評価に下げるが
良馬場なら1頭軸の◎にする
ポイント
タイトルホルダーに騎乗経験のある
横山武史がタイトルホルダーの逃げにビビって
競りかけない場合が不安
ハイペースの消耗逃げを得意とするこの馬は
タイトルホルダーを潰すくらいの走りを期待したい
○タイトルホルダー
重馬場成績(3.1.0.1)
※唯一の着外は凱旋門賞なのでノーカン
日経賞を見る限り
時計のかかる馬場は大歓迎のタイプで
国内で凡走したレースは全て良馬場
不安点があるとすれば
阪神内回り→京都外回りに変わることで
得意のコーナリングによるアドバンテージが減る事
もう一つの不安点は
前哨戦を59kgで快勝した反動
ポイント
トラックバイアスの恩恵を最大限に受ける馬なので
当日の平場で逃げ馬が好走するかどうかが鍵
△ボルドグフーシュ
阪神大賞典では1kg軽いハンデで2着だったが
軽ハンデで叩き台を消耗少なく消化できたのは良いし
田辺→横山武史に乗り変われたのも好材料
有力馬に逃げ先行が多く
マークされにくくスムーズに競馬できるのも良い
ロベルト系らしく叩き良化タイプで
神戸新聞杯・阪神大賞典と
G2では毎回ジャスティンパレスに負けてるが
菊花賞・有馬記念と
本番ではジャスティンパレスに先着している
スクリーンヒーロー産駒の道悪実績(芝)
- 良馬場(7.38%/14.9/22.6%)
- 道悪成績(8.37%/17.2%/25.0%)
ポイント
まくりは直線が短いコースほど決まりやすいので
京都外回りではこの馬の良さが出ないだろう
狙うべきは宝塚記念・有馬記念だろう
△ジャスティンパレス
スローペースでしか勝利経験がなく
それ故にペースが緩くなりやすい前哨戦で強い
阪神大賞典では
馬体重+16kgながら鮮やかな勝利
展開はかなり恵まれたとは言え
太めの残しでの内容であの走りは強かった
直線でアフリカンゴールドに
進路を阻まれた不利があっても
強い勝ち方ができたのは好材料だ
ポイント
菊花賞ではゴール手前で失速しており
高速決着になると決め手が欠ける部分があり
スローになる確率が低そうな今回は厳しいだろう
△マテンロウレオ
関西の競馬場なら安定感がある
- 関東成績(0.1.0.5)
- 中京実績(1.1.0.0)
- 関西実績(2.1.0.1)※大阪杯4着
ハーツクライ産駒は京都の春天に強く
2~3着に来ることが多い
ミドルペースの大阪杯で4着と
GIで好走できる実力があるのは証明済
ポイント
不安点は過酷なローテーション
中山金杯→京都記念→大阪杯と来て
春天で4戦目は走りすぎ
消耗が残っている可能性が高く
長距離を走る余力があるか不安だ
△シルヴァーソニック
レーン騎手に乗り代わって2連勝は怖い存在だ
- 外人ジョッキー(3.1.0.0)
- 日本人ジョッキー成績(3.2.6.6)
アイドル・ネタ馬的な人気があり
実力以上にオッズが低くなりそうなのは
馬券を買う側としたら厄介な存在だ
外人ジョッキー時の成績が良すぎるので
ここは抑えざるを得ない
△ヒュミドール
ダイヤモンドSではレコードタイムをクビ差2着
実力的にはハッキリ言って下位の馬だが
2000m以下の重賞の連対経験が複数あり
鞍上も長距離得意な武豊ということで
穴馬として軽く押さえてみる
△ブレークアップ
※重馬場なら▲
道悪成績(3.0.0.1)
デビュー戦は道悪で負けてしまったが
その後は道悪を大得意としている
阪神大賞典ではトップハンデ58kgながら
ボルドグフーシュに迫る3着と大健闘
前後半1000mで7秒も遅い
超ドスローペースでなければ
この馬が勝利していたまである
重馬場なら狙い目の穴馬だ
春天予想まとめ
- ◎アスクビクターモア
- ○▲タイトルホルダー
- ○▲ボルドグフーシュ
- △ジャスティンパレス
- △マテンロウレオ
- △ヒュミドール
- △シルヴァーソニック
- △ブレークアップ
- ※平場で逃げが決まれば○タイトル
- ※平場で追込が決まる馬場なら○ボルドグ
ポイント
良馬場ならアスクビクターモアの単勝ぶっぱ
重馬場ならタイトルホルダー
△の馬はどれがくるか分かりにくいので
薄く張る程度にして単勝勝負でいく
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