ゲーム実況者・Youtuberを目指すのは止めた方が良い理由を話す

小中学生の将来の夢として
Youtuberが上位になるなど
ある程度の市民権を得た
Youtuberという職業だが…

市民権を得すぎた結果…

 

素人が目指して
何とかなる時代じゃなくなった

 

ハッキリ言おう

Youtuberやゲーム実況は
素人が伸びる時代じゃない！

 

新人Youtuber・ゲーム実況は伸びない時代

等々、夢を持つことはあるかもしれないが
現実的に、素人がYoutuberを職業にして
生きていけるようになる時代じゃない

 

実際、チャンネル登録者数1万くらいの俺が
素人Youtuberの厳しい現実を教えていこうと思う

 

素人Youtuber・ゲーム実況者
歌い手が伸びる時代は終わった

Youtubeにせよニコニコ動画にせよ
文化が始まったばかりの黎明期は
素人が人気者になれるブルーオーシャンだった

 

言ってしまえばヒカキンだって
元はスーパーの店員で素人だし
その友人のマスオTVだって素人だ

ワタナベマホトはニコニコ動画で
サシマンって名前で活動してた素人だったし
ゲーム実況者でいえばキヨやレトルトやガッチマン
もこうや加藤純一だってただの素人だった

歌い手ならそらるやまふまふだって
音楽的にはただの素人だった

彼らが何故、大人気になれたかというと
本人の実力もあるだろうが
それ以上に時代に恵まれたのが大きい

 

彼らが人気になれた時代は
芸能人や専門家がネット活動していない時代

いわば素人同士の争いで勝った人達だ

有名人や専門家・企業じゃないと伸びない

人気者の椅子の数は限られてるから
素人同士での椅子取りゲームに勝っただけでも
彼らはとても優秀なのには変わりない

しかし

もし彼らが2022年デビューしてたら
全員、埋もれて芽が出なかっただろうと断言できる

 

Youtuberが稼げる時代になり
ある程度の市民権を得た結果
芸能人・有名人・専門家だけでなく
TV局をはじめとした大企業までもが
こぞってYoutubeに参戦し始めたからだ

 

黎明期なら
素人同士の争いに勝てば人気者になれた

しかし、今は芸能人や専門家を相手に
自分の地位を築かなければ生き残れない

　↓

人気者になるハードルが著しく上がった

 

既に有名な人がYoutubeに参戦しすぎて
新規はほぼ間違いなく埋もれる

素人が伸びやすい
ブルーオーシャン時代は終わり
素人はまず伸びない
レッドオーシャン時代になった

 

登録者は多いのに
再生数が少ないYoutuberが増える

黎明期に人気になった人の中では
徐々に全盛期の数字から爆下げする人が多い

ゲーム実況者で言うと
「しゅーや」がその典型だ

Youtubeでは古参となる
2009年に始めたゲーム実況者で
チャンネル登録者数は36万人いる

昔は10万再生超えの動画も多かったが

今では100～1000再生くらいに低迷している

何故こうなってしまったのかというと
しゅーやが再生数を稼いでいた当時は
Youtubeにゲーム実況を投稿する人が
ほとんど少なかった…

つまり、伸びやすい時代
ライバルの居ない時代に伸びていただけ

 

しかし今では
本田翼や狩野英孝などの芸能人や
コスプレイヤーとして人気の伊織もえとか
声優の杉田智和とか…

にじさんじ・ホロライブなど
箱として強い企業系Vtuberの台頭もあり
ゲーム実況の数が飛躍的に増えた

その半面
一方で視聴者の可処分時間は有限

つまり何が起こったかというと
視聴者の可処分時間の奪い合いが激化した
　↓
有名人や企業勢が勝ちやすい時代になった

 

手越祐也すらオワコン化する時代

ジャニーズ（NEWS)の手越祐也と言えば
男性アイドルとしてはTOPの人気を誇る大スター

その手越祐也ですら
最近は再生数が激減している

（ゲーム実況やっても5000再生くらい）

さぁ、ここで想像してみてほしい

既に自分を認知してくれてる人が何万人といる
しかもゲームが上手い手越祐也ですら
5000再生くらいしか取れないの時代…

無名のアナタがゲーム実況で
どれくらい数字を取れると思いますか？

 

Youtuberとして生きていくのに必要な再生数

そして5000再生じゃ
せいぜい収益化していても1500円にしかならない

毎日投稿したとしても月収4万5000円
（1再生あたり大体0.3円くらい）

安定して2万再生は出せるようになって
生きていける額を稼げる職業Youtuberと言える
（これで大体月収18万円）

 

あの手越祐也でも
ゲーム実況で2万再生を
安定させるのは難しい

これを素人が目指して
どうにかなる数字だと思うって話

 

一時的なら2万再生安定行くかもしれないよ？

実際、俺もウマ娘の動画がリリース直後の頃は
1日2万再生とかなら普通に言ってた

だけどウマ娘の動画を出す人がドンドン増えてって
ウマ娘の人気は若干右肩下がりになってって
どんどんと再生数は落ちていったよね

 

実写系Youtuberは伸びるのか

ではゲーム実況ではなく
実写のYoutuberの場合はどうなのか

これもゲーム実況と全く同じ
レッドオーシャン時代になった
寧ろこっちの方が更に厳しいまである

 

以前は素人同士のパイの奪い合いだったが
コロナ渦以降、多くの芸能人や専門家が参入した

芸能人、アイドル、弁護士、税理士
元プロスポーツ選手、声優、
テレビ局、大企業
コスプレイヤー、元ヤクザ
元芸能界でアテンドしてた人

ありとあらゆる業界で
実績と知名度を上げた人達が
次々とYoutuberに参戦した

その結果…

多くの人気Youtuberは再生数を落とした

 

再生数が激減したYoutuberの例

水溜まりボンド（登録者数401万人）

以前は100万再生超えが当たり前だったが
今では再生が伸びやすいショートでも20万再生ほど

 

PDRさん（登録者数121万人）

以前は50万再生くらいだったが
最近は10万再生くらいになった
物申す系が増えたことが響いたか

MasuoTV（登録者数120万人）

以前は20～30万再生くらいあったが
最近は2～5万再生くらいに落ちた
ヒカキンの友達というだけでは
伸びない厳しい時代になった

 

禁断ボーイズ・現オワコンボーイズ
（登録者数180万人）

全盛期は100万再生連発するも
今では10万再生も厳しい時代に…

 

ヒカル（登録者数474万人）

100万再生以上で安定していたヒカルだが
2週間ほど100万再生の動画を出せずに
60～80万再生くらいに…

 

ラファエル（登録者数185万人）

以前は50～100万再生を連発していたが
今では5万～20万再生くらいに低迷…

 

さぁや（登録者数116万人）

以前は30～50万再生くらいとっていたが
今では5万再生くらいに低迷
美容系Youtuberは美容師やアイドルの参入で
なかなか厳しい競争争いになっている

 

これらのYoutuberの再生数が落ちたのは
「自滅なのではないか」
という声もあるかもしれないが
本質はそこではない

ブルーオーシャンの時代なら
ある程度の自滅をしたとしても
他に視聴者を取られにくく数字が落ちにくかった

しかし

多くの強力な参入者が増えた
レッドオーシャン環境では
少しの歪みがあれば
すぐ視聴者を取られてしまう

とてもシビアで厳しい時代になった

 

その代表的な例がマスオTVだろう

マスオTVは2015年に金魚のベタ男の死を
動画で報告したことで何故か大炎上した

しかし炎上後である2016年5月の
1本あたりの平均再生数は17万回で
なかなかの数字を維持している

それ以降、特に炎上してない現在は
1～2万再生と低迷している

 

各界隈の有名人や専門家
テレビ局までもがYoutubeに来た結果
すぐ視聴者のパイを奪われてしまう環境になった

ほとんどのYoutuebrは
1～5年人気だったとしても、
右肩下がりに再生数が落ちて
低迷してしまうYoutuberが大半だ

 

10年人気を維持できてるYoutuberは
ほんの一握りしかいない

実写系Youtuberなら
ヒカキン、東海オンエア、フィッシャーズ

ゲーム実況者なら
キヨ、加藤純一など

10年人気を維持できたのは
トップ連中の中でもトップな人達くらいだ

 

素人ユーチューバーは伸びない

将来の夢はYoutuber

この夢を掲げるキッズは多いが
現状のYoutubeでは素人が伸びる時代ではない

キッズが大人になるころには
更に厳しい時代になっていることだろう

 

今、Youtubeを初めて伸びるのは
企業や事務所所属のYoutuberか
他の界隈で既に有名な人か専門家
もしくは運に恵まれた人

このどれかしか居ない

例えば平成フラミンゴ

2020年4月にデビューし1年半で
チャンネル登録者数200万人を超えた
大人気女性グループYoutuber

彼女らは一見、
素人に見えるかもしれないが
LIBERTY TOWN（リバティタウン）所属だ

 

事務所所属せずに伸びた
コムドットが居るっちゃいるけど
これを真似するのはかなり厳しい

何故ならば、あれだけ仲良くて、
かつ同じベクトルに進める仲間を
複数人集められる人はそう居ない

 

学生だとしても
進路のこととかもあるし
動画投稿して伸びない時期や
結果が出ない時が続いても
グループ皆がずっとついてくるなんて
全体からみたらものすごく珍しいケーズ

実際に友達5人集めて
動画を100本作ってみてほしい

多分、続かないで空中分解するから

グループYoutuberの99.999％は
労力に見合わない悲惨な再生数連発して
収益化の条件すら満たせずに終わるのが関の山だ

メンバー皆が同じベクトルに向かい
Youtubeをやる仲間が複数いるという環境は
大半の人にとっては無縁だと思って良い

そういう意味では
コムドットはものすごく運が良かったと思う

当然、彼らの実力もあるが
やまと1人だったなら埋もれてた可能性はある
地元の仲間に恵まれた天性の運もまた
成功するためには必須パーツであっただろう

 

Youtubeで伸びるには
他の界隈で有名になる事

Youtubeはもう素人が伸びる時代ではない

何者でもない人が伸びる時代は
もうとっくに終わっていると言って良い

ただの素人が

これら相手に勝てるわけがない
竹槍1本持って戦車や戦闘機と戦うようなもんだ

 

もし、この厳しい現実を知ってもなお
「将来の夢はYoutuber」という
揺るぎない強い意思が揺るがないなら
1つだけ伸びる為に必要なことを教えよう

Youtube以外の所で実績を作ってから
Youtubeに参戦することだ

ツイッターで超有名になるとか
TiKToKで超有名になるとか
特殊な職業で実績を積んで
Youtubeに動画を上げるとか

他所で実績がある人、人気がある人
既に知名度がある人でないと
これからの新規参入Youtuberは伸びない

 

編集スタッフ側に回るという選択肢
（クリエイターを目指す）

一方で、今実は結構な穴場もある

それはYoutuberになるのではなく
Youtubeの動画を編集する人になる

つまり、クリエイターを目指すという手だ

 

Youtuberになる人が増えたので
Youtube動画を外注する人が増えた

ツイッターやココナラ
ランサーズなどで依頼を募ることができる

最初の10回くらいは
無償でやる代わりに宣伝してもらうのも手だ

素人の場合、1動画あたり
3000～5000円くらいの依頼が多く
実績を積んで価格を上げていく人が多い

Youtuber向けの動画編集ソフトは
AdobeのPremiereか
MacのFinal Cut Proがオススメだ

 

また、歌い手やアーティストの
PVを編集するという需要もある

この場合はAdobeのAfter Effectsで
動画編集できるようになることが好ましい

ππのリア友であるうーる君は
After Effectsを駆使して
ヒカルの歌ってみた動画の依頼を受注していた
（もし歌い手を目指したい人は彼に依頼してみては？）

まとめ

Youtubeは素人が伸びる時代ではなくなった

有名人、専門家、大企業が本格参戦し
レッドオーシャンになった今では
既に有名で実績の無い人以外は伸びないし
人気者ですら、ちょっとしたことで伸び悩む

それくらいYoutuberという夢は
現実的に厳しいモノだということを理解した上で
それでも目指すかどうかを考えてみようね