ウマ娘：伝説シンボリルドルフの元ネタ解説！最強馬が流した涙

ウマ娘プリティダービーに登場する
シンボリルドルフ会長について
エピソード・逸話・伝説を解説するぞ！

 

 

この記事を見れば
シンボリルドルフ会長のことはほぼ分かるし
元ネタを知ることでウマ娘を100倍楽しめる！

 

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シンボリルドルフ会長の元ネタ解説

生年月日	1981年3月13日
調教師	野平祐二 (美浦)
獲得賞金	6億8,482万円
通算成績	16戦13勝（13.1.1.1）
騎手	岡部幸雄
馬主	シンボリ牧場
声優	田所あずさ

 

史上初の「無敗の三冠馬」皇帝

史上4頭目のクラシック三冠馬であり
史上初の無敗の三冠馬

異名は
ドイツ皇帝ルドルフ1世にちなんで「皇帝」

 

GI7勝（七冠馬）

シンボリルドルフは史上初のGI7勝馬でもある

その後GI7勝を達成した馬が何頭か現れた

 

血統

 

父パーソロンはシンボリ牧場とメジロ牧場が
共同で購入したアイルランド産の種牡馬
国内で2度のリーディングサイアーに輝いている

スピカだとテイオー・マックイーン・ゴルシに
パーソロンの血が入っている

 

母父のスピードシンボリは
天皇賞春、宝塚記念、有馬記念連覇（GI4勝）し
日本で初めて凱旋門賞に出走した名馬

 

ルドルフの星（額にある白い毛の部分）の形が
三日月に見えると言われている
母スイート"ルナ"から月の加護を授かったのかもしれない

ウマ娘のルドルフにも
中央に三日月型の白毛がある

 

ルドルフは生まれてから
たったの20分で立ち上がったという逸話もある

生い立ちからして神秘的な馬

 

 

戦績

クラシック三冠

ウマ娘ファンに向けて特に語るべきは
クラシック一冠目・皐月賞

ここではダイタクヘリオスの父親
ビゼンニシキとの勝負

 

ウマ娘元ネタ解説：笑う馬ダイタクヘリオス列伝！ダイイチルビーとの恋物語

 

実はこのビゼンニシキは
皐月賞トライアルの弥生賞で初対決していた
そしてルドルフ・ビゼンニシキどちらも
岡部騎手のお手馬であった

クラシックでどちらに乗るかが
注目されていたが、岡部の選択は…

「選ぶとか迷うとかそんな次元の話ではなく、シンボリルドルフに乗る」

弥生賞の1番人気はビゼンニシキだったが
レースではルドルフが快勝した

 

そして皐月賞は
ビゼンニシキとの馬体をぶつけ合う熱戦！
ルドルフが0.2秒差のレコード勝ち
クラシック一冠目を制した

このレース後、人差し指を立てるポーズをする
三冠宣言の第一章・一冠目達成の合図だ

ダービーでは日本指
そして菊花賞では三本指を立てるパフォーマンスをした

 

2年連続三冠馬：ミスターシービーとの対決

ルドルフの1つ上に
ミスターシービーという三冠馬がいた

天馬トウショウボーイの子であり
直線追い込み一気の派手なレーススタイルから
同じ三冠馬でも人気はシービーの方が上だった

しかし有馬記念や天皇賞春の直接対決で
実力はルドルフが上というのを証明することになる

 

ジャパンカップ

菊花賞を制して無敗の三冠馬となったルドルフは
中1週という過酷ローテでジャパンカップに出走する

1歳上の三冠馬ミスターシービーとの
史上初の三冠馬対決が実現する

中1週という過酷ローテと
下痢などの体調不良が懸念され4番人気だった

 

カツラギエースの大逃げの前に初敗北を喫した（3着）
古馬との初対決を勝利で飾ることはできなかった

ちなみにこれが
ジャパンカップ初の日本馬勝利だった

 

有馬記念でリベンジ

中1週で出走したジャパンカップで
初敗北を経験したルドルフは有馬記念で
再びミスターシービー・カツラギエースと対決

有馬記念では
逃げのカツラギエースをマークする形で
先行しレコード勝ちでリベンジ成功！

史上初の3歳GI4勝を達成した

 

怪我で海外遠征中止

天皇賞春を勝ち、
シンザン以来の五冠馬になったルドルフは
キングジョージ6世＆クイーンエリザベスSを狙う

宝塚記念の後に海外遠征予定であったが
レース前日に肩の故障してしまい
宝塚記念の出走を取消し、休養に入った

 

復帰戦：悔し涙の天皇賞秋

秋の復帰戦は天皇賞秋
いつもはレース運びが上手いルドルフだが
本調子じゃないのか出遅れてしまう

大外枠という不利もありながら
最後方から直線一気でごぼう抜きするも
大外から13番人気の伏兵ギャロップダイナに
ゴール直前で刺されて半馬身さの2着となった

 

敗戦後、皇帝シンボリルドルフは
悔しさで涙を流したと言われている

ウマ娘：秋川やよい理事長の正体はノーザンテースト【元ネタ解説】

 

競馬に絶対はない、だが、ルドルフには絶対がある

競馬は馬と人が行うスポーツ
どんな強い馬にだって絶対はない

実はこれ
怪我明け復帰戦の天皇賞秋で負けた後の言葉

この言葉の通り
その後、ジャパンカップ＆有馬記念と連勝した

 

リベンジのジャパンカップ

 

二重のリベンジをかけてジャパンカップに出走

レースは危なげない内容で1着になり
ジャパンカップ史上初の1番人気での勝利
史上初の6冠馬になった

 

有馬記念で二冠馬ミホシンザンを倒し七冠馬へ

先輩の三冠馬ミスターシービー
大先輩の五冠馬シンザンの子であり
二冠馬のミホシンザン

豪華な顔ぶれが出そろった有馬記念が
ルドルフにとっての国内ラストラン

岡部騎手は調教師に
「強い勝ち方をしてこい」と言われ
オーダー通り2着ミホシンザンを4馬身差つけて圧勝
国内では敵なしを印象付けた

「日本でもうやる競馬はありません!
　あとは世界だけ!
　世界の舞台でその強さをもう一度見せてください

残すは世界制覇のみ

 

アメリカ遠征：怪我で6着に負けて引退

国内七冠馬になり
名実ともに日本最強馬になった
ルドルフの次なる目標は海外のGI

サンタアニタ競馬場でおこなわれる
サンルイレイステークスに出走するも
ダートコースを横切る地点で故障し
6着に敗れてしまう

結果的にこのレースがルドルフの引退レースをなった

 

カメラ目線の馬

カメラを見ると
自らポーズを取ることで知られている

堂々たる風格は写真映え・動画映え抜群だ

 

名騎手・岡部幸雄に競馬を教えた馬

シンボリルドルフは
名手・岡部幸雄を育てた馬として知られている

岡部ジョッキーと言えば
武豊が記録更新するまでは
日本の騎手として最多勝記録など持っていた
超スーパー名ジョッキーである

積み重ねた勝利数はなんと2943勝
今もなお歴代2位に君臨している
（2021年2月現在）

 

そんな岡部騎手が
「ルドルフに勝たせてもらった」
「ダービーはルドルフが勝手に走った」
と語るほどの馬がシンボリルドルフだ

 

先行抜け出しの横綱相撲を得意とする
シンボリルドルフがダービーでは馬群に
もまれる苦しい展開を経験した

向こう正面で岡部騎手がGOサインを出すも
ピクリとも反応しないルドルフ

しかし直線に入ると
突然ルドルフのスイッチが入り
前の馬を次々と追い抜かし勝利した

「焦らなくても大丈夫」

まるで馬自身が
勝負所、仕掛け所を知っているような走りをする

誰よりも競馬を知っていて
圧倒的な風格がある馬
それがシンボリルドルフなのだ

 

代表産駒

トウカイテイオー

ウマ娘2期の主人公であり
無敗の二冠馬トウカイテイオーが代表産駒

残念ながら
親子2代の無敗の三冠馬にはなれなかったが
何度も奇跡の復活をしたドラマチックな馬

人気の面では
シンボリルドルフ以上とも言われている

 

ウマ娘2期アニメ主人公・トウカイテイオーの元ネタを徹底解説まとめ

 

その他の代表産駒

 

死去

2011年10月4日に他界した
死因は不明だというが年齢的に老衰だろうと思われる
享年30歳（人間でいうと約90歳くらい）

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