【阪神JF】過去データ&血統分析して穴馬を探そう【朱哩の競馬予想TV2024年/阪神ジュベナイルフィリーズ】

＜2024年下半期GI予想＞
スプリンターズＳ…◎マッドクール(12着)
凱旋門賞……………◎ブルーストッキング(1着)
秋華賞………………◎ステレンボッシュ(3着)
菊花賞……………◎アドマイヤテラ(3着)
天皇賞・秋…………◎ダノンベルーガ(14着)
エリザベス女王杯◎ライラック(6着)
マイルCS……………◎チャリン(5着)
ジャパンカップ…◎ドゥレッツァ(2着)
チャンピオンズＣ◎クラウンプライド（11着）
GI本命成績（1.1.2.5）
単勝：560円　複勝：1150円
単勝回収率62.2% 複勝回収率127.8%

スプリンターズＳ…〇ビクターザウィナー(6着)
凱旋門賞………………〇マルキーズドセヴィニエ(14着)
秋華賞………………〇チェルヴィニア(1着)
菊花賞………………〇アーバンシック(1着)
天皇賞・秋…………〇リバティアイランド(13着)
エリザベス女王杯〇レガレイラ(5着)
マイルCS……………〇オオバンブルマイ(12着)
ジャパンカップ…〇ドウデュース(1着)
チャンピオンズＣ◯ガイアフォース（15着）
GI◯成績（3.0.0.6）
単勝830円　複勝430円
単勝回収率92.2% 複勝回収率47.8%

◎-◯ワイド回収率233.3%（2100円）

阪神ジュベナイルフィリーズの予想をしていくぞ！

 

■イラストと豆知識でヒヒーンと読み解く

詳しくはコチラ

 

阪神JF過去データ傾向

京都開催10週目

今年の阪神JFは京都開催
しかも開催が続いた10週目ともなれば
比較的芝も荒れてくる頃

■例年以上にパワーが求められる可能性が高い
■過去のデータが参考になりにくい

この2点を注意したい所

 

札幌好走馬を狙え

改修後の京都は
4コーナーのカーブが緩やかになったせいか
同じくコーナーが緩やかな
札幌とリンクしやすくなったように思える

今年の京都GI3着以内になった馬で
札幌好走経験のある馬が多い

■ブローザホーン　（天皇賞春2着）※5番人気
■ブローザホーン　（宝塚記念1着）※3番人気
■ボンドガール　　（秋華賞2着）　※5番人気
■ステレンボッシュ（秋華賞3着）　※2番人気
■アーバンシック　（菊花賞1着）　※2番人気
■アドマイヤテラ　（菊花賞3着）　※7番人気

札幌で好走経験のある馬が京都GIに出てきた場合
中穴馬的な好走も多いので狙い目だと思う

＜札幌実績のある馬＞
アルマヴェローチェ
カワキタマナレア、クリノメイ
テリオスララ、モズナナスター

 

京都1600mのペースとラップ

京都マイルの2歳OPクラスの平均

前半3F：35.9　後半3F：34.5
1.4秒スローペース

3歳以降だとミドルペースになりやすいが
2歳だとスローペースになりやすいコース

4コーナーが下り坂なので
急加速が苦手な馬でも加速しやすく
切れ味に欠ける馬でも好走しやすい
（ディープボンド・ブローザホーン等）

 

京都1600mの枠順データ

1枠:勝率 8.6% 連対率17.1% 複勝率24.3%
2枠:勝率 7.5% 連対率13.0% 複勝率21.1%
3枠:勝率 9.4% 連対率17.5% 複勝率26.9%
4枠:勝率 9.1% 連対率16.7% 複勝率25.3%
5枠:勝率 6.1% 連対率14.1% 複勝率23.7%
6枠:勝率 7.5% 連対率16.0% 複勝率22.5%
7枠:勝率 4.9% 連対率13.9% 複勝率22.1%
8枠:勝率10.2% 連対率17.2% 複勝率23.4%

スタートからコーナーまでの直線が長いので
外枠がさほど不利になりにくく
内枠～中枠～外枠満遍なくイーブンなコース
枠順による有利不利はあまり無い

■競馬で喰うためのラップタイムの参考書

詳しくはコチラ

 

京都1600mの脚質データ：逃げ先行有利

逃げ：勝率13.1% 連対率20.0% 複勝率31.0%
先行：勝率10.5% 連対率21.4% 複勝率30.2%
差し：勝率 7.9% 連対率15.8% 複勝率23.8%
追込：勝率 3.3% 連対率 7.7% 複勝率13.4%

逃げ馬が下りの勢いを利用していけるので
基本的には逃げ先行が有利なコースだが
クラスが上がると差しも決まるようになる

 

京都1600mのローテーション傾向

300m以上距離延長：勝率 0.0% 複勝率 4.3%
　～200m距離延長：勝率 6.8% 複勝率17.9%
　　同距離ローテ：勝率 7.8% 複勝率24.6%
　～200m距離延長：勝率13.8% 複勝率33.6%
300m以上距離延長：勝率 2.9% 複勝率21.7%

距離延長ローテが鬼門で距離短縮ローテは買い
特に1200mからの距離炎上は絶望的

＜距離短縮ローテの馬＞
アルマヴェローチェ、テリオスララ
ジューンエオス、ビップデイジー

＜距離延長ローテの馬＞
カワキタマナレア、ミーントゥビー
スリールミニョン、ダンツエラン
モズナナスター、リリーフィールド

 

海外馬の日本国内芝GI成績

府中以外なら
海外馬は寧ろ買いというデータがある

海外馬の国内GI成績（2005年～2024年）

■中京（1.0.1.1） 複勝回収率：200.0%
■京都（2.0.3.15）複勝回収率：123.0%
■阪神（0.1.0.1） 複勝回収率：275.0%
■中山（3.0.0.14）複勝回収率： 70.1%
■安田（2.1.2.26）複勝回収率： 57.1%
■ＪＣ（1.0.1.70）複勝回収率： 6.3%

府中以外のGI（6.1.4.31）複勝回収率：114.5%
　　府中のGI（3.1.3.96）複勝回収率： 23.1%

ジャパンカップの海外馬の結果が散々なせいで
「海外馬は日本で買えない」
…という印象を持つ人が多いが

実は府中以外のGIでは海外馬を買うのが正解
（実際チャリンも出遅れなきゃ3着以内あった）

府中じゃなければ海外馬は通用する
海外馬を日本で好走させる術を持つ
デットーリ鞍上も◎

 

ダートで2戦連続圧勝のエコロジークが
BCジュベナイルターフスプリント8着

ダートで2戦連続圧勝のアメリカンビキニが
BCジュベナイルフィリーズ9着（最下位）

函館2歳S勝利のサトノカルナバルが
BCジュベナイルターフ9着

日本の2歳馬が次々とアメリカで惨敗した
アメリカは仕上がりの早い馬が多い！

■勝てる馬券の買い方

詳しくはコチラ

 

血統分析

京都マイルが得意な種牡馬

■アドマイヤマーズ産駒　※京都成績
勝率10.0% 連対率30.0% 複勝率30.0%
単勝回収率39.0% 複勝回収率126.0%
→ジャルディニエ

■ハービンジャー産駒
勝率4.0% 連対率14.7% 複勝率29.3%
単勝回収率108.0% 複勝回収率104.9%
→アルマヴェローチェ

■勝ち馬がわかる 血統の教科書2.0

詳しくはコチラ

 

京都マイルが苦手な種牡馬

■ヘニーヒューズ産駒（0.0.0.7）
→カワキタマナレア

■キズナ産駒
勝率11.1% 連対率11.1% 複勝率18.5%
単勝回収率46.3% 複勝回収率30.4%
→ショウナンザナドゥ、
　ブラウンラチェット、ミストレス

■サートゥルナーリア産駒　※京都成績
勝率6.9% 連対率17.2% 複勝率20.7%
単勝回収率30.0% 複勝回収率49.0%
→コートアリシアン

 

京都マイルが得意な母父

■母父キングカメハメハ
勝率15.0% 連対率23.3% 複勝率28.3%
単勝回収率203.2% 複勝回収率114.3%
→ビップデイジー

■母父マンハッタンカフェ
勝率12.1% 連対率39.4% 複勝率54.5%
単勝回収率43.3% 複勝回収率102.7%
→テリオスララ

■母父アグネスデジタル
勝率25.0% 連対率41.7% 複勝率58.3%
単勝回収率72.5% 複勝回収率120.8%
→モズナナスター

 

京都マイルが苦手な母父

■母父ディープインパクト
勝率7.8% 連対率9.4% 複勝率14.1%
単勝回収率34.4% 複勝回収率24.5%
→カワキタマナレア、ランフォーヴァウ

■母父クロフネ
勝率4.3% 連対率17.4% 複勝率20.3%
単勝回収率13.5% 複勝回収率59.1%
→スリールミニョン

 

条件に合いそうな馬

　　　テリオスララ:コース〇,ローテ〇,血統◎
アルマヴェローチェ:コース〇,ローテ〇,血統〇
　　ビップデイジー:ローテ〇,血統〇
　　　　クリノメイ:コース〇
　　ジャルディニエ:血統〇
　　ジューンエオス:ローテ〇
　　メイデイレディ:血統〇

■競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書

詳しくはコチラ

 

阪神ジュベナイルフィリーズ前頭診断

イリフィ　C

京都1200の未勝利を
ハイペースで番手逃げして快勝

京都1400mの1勝クラスでは
スローペースを番手逃げして僅か届かず
しかし完全な前残りレースの凡戦だった

 

ウォーターガーベラ　C

勝ち上がった未勝利戦の2～4着馬が
次走も凡走している

不良馬場で行われたファンタジーＳでは
後方待機から全く伸びることがなく13着と大敗

ここで通用する走りは見せていない

 

カワキタマナレア　B

ハイペースのOPクラスでは
後方待機から上がり1位の末脚で1着
ヴーレヴーやモズナナスター等
それなりの相手に完勝したのは評価できる

不良馬場のファンタジーSでは
直線一気の末脚を見せて0.1秒差の5着

それなりの末脚ではあるが
GI級かと言われると疑問が残る内容だった

■年間収支をプラスに変える馬券術43の奥義

詳しくはコチラ

 

キョウエイポニータ　C

サフラン賞では先行して僅差3着
このレース先行した馬は次走で凡走
控えて5着のエンブロイダリーは1勝クラス勝利
控えて7着のチギリも1勝クラス2着と好走している

アルテミスSではスローペースを先行し
前残り展開にもかかわらず最下位

ここで通用しそうな走りは見せてない

 

コートアリシアン　C

府中マイルの新馬戦では
スローペースを後方から上がり1位の末脚で圧勝

新潟2歳Sではスローペースを中団待機すると
大外から差してきて先頭に出るものの
ゴール直前で差し替えされて半馬身差の2着
競られると脆い一面を見せてしまった

サートゥルナーリア産駒は
札幌・東京・中山・中京の成績は良いが
京都の成績が最も悪いのが気になる

血統を見ても超絶高速馬場タイプ
開催が進んだ暮れの京都に合うか不安だ

 

サンナイアガラ　C

新潟1400mの未勝利戦では
内からハイペースで逃げると
そのまま押し切り完勝したが
未勝利戦のメンツも微妙だった

テンは速いのでスプリント路線で輝きそう
京都マイルで良いイメージはない

 

■競馬を学び直す、ネット時代の新しい教科書

詳しくはコチラ

 

ジャルディニエ　A

小倉1800mの未勝利戦では
ハイペースを先行すると
前崩れの展開ながら3 1/2差で圧勝
相当強い内容の走りだった

アスター賞では
ミドルペースを中団に控えると
上がり1位の末脚で圧勝した
対戦相手は微妙だったが内容は良い

 

ジューンエオス　C

京都ダート1800mの未勝利戦では
ハイペースを逃げて3馬身差で圧勝

ダートでは強そうな走りをしているが
適性があまりにも違いすぎる

芝での対応力は未知数
基本的に判断材料不足

 

スリールミニョン　C

ハイペースのききょうSでは
最後方から上がり1位の末脚でクビ差勝利
展開には恵まれた

ファンタジーSでは中団に控えると
イン差しを試みるが伸びずに6着

ゴリゴリのダート血統
将来的にはダートで輝くと思われる

 

ダンツエラン　B

りんどう賞では
内でスロー逃げする最高の展開だったが
直線で後方から2頭に大きく差されて3着

不良馬場のファンタジーSでは
中団前目で追走すると5頭が横一線でゴール
僅かの差で1着となった

相手関係はイマイチで
パフォーマンスはそこまで高くはなかった

 

ティラトーレ　C

府中マイルの新馬戦では
ドスローを番手逃げして3馬身差勝利も
前残り展開ではあった

ドスローの上がり3F決着だったが
加速ラップでもないので
さほど強い内容でもなかった

 

テレサ　A

京都マイルの新馬戦では
ミドルペースを逃げて1馬身差で勝利
同じく先行した2着馬・4着馬もすぐ勝ち上がったし
それなりのメンツ相手の好走は評価できる

血統的にもここに向きそうな馬
もし出れるならいい走りができるかもしれない

 

ブラウンラチェット　A

新馬戦は超ドスローを先行し1着
相手関係も微妙で完全な前残り決着
そこまで評価できる内容ではなかった

アルテミスSではスローを内で先行し
ラスト5F加速ラップで勝利したのは評価できるが
展開次第では3着ショウナンザナドゥに
逆転されても不思議ではない内容だった

ダート血統がゴリゴリに積まれすぎていて
将来的にはダート転向もあるかもしれない

黄金ローテな分A評価だが
ザナドゥよりは下の評価

■勝ち馬がわかる 血統の教科書2.0

詳しくはコチラ

 

ベルビースタローン　C

不良馬場のファンタジーSでは
スローを番手で先行すると
5頭が横並びになる形でゴール

展開にも恵まれていたし
相手関係もそこそこレベルだった

特に決め手のある走りは見せておらず
評価できるポイントは特に無い

 

ミストレス　B

新潟マイルの新馬戦ではスローで逃げて
6馬身差の圧勝だったが斤量51kg
展開にも斤量にも恵まれていた

アルテミスSでもスローで逃げると
前残り展開でギリギリ粘って2着だが
評価できる内容ではなかった

今回も展開に恵まれればワンチャンあるかも

 

ミーントゥビー　B

ダリア賞ではハイペースを先行し
直線で抜け出しに係るが思うほど伸びず3着
勝ち馬には5馬身差つけられてしまった

1勝クラスではスローペースを
途中から先頭に立つと前残り展開を押し切り1着
ラスト2Fが10.7-10.9と切れ味は抜群

ドスローになったら一発あるかもしれない

 

モズナナスター　C

ファンタジーSではスローを逃げて
直線でも粘りを見せて5頭横並びゴールイン
僅差で2着を確保したが展開には恵まれた

既に6戦も使われており消耗も激しい上に
初のマイルともなれば狙いにくい

 

ラブアイミー　C

カンナSではハイペースを後方待機するも
直線で全く伸びずにブービー

福島2歳Sではハイペースを中団後方待機して
イン差しを仕掛けるが、伸びずに5着

1200mまでしか経験がなく
400mの距離延長

 

ランフォーヴァウ　B

ハイペースの未勝利戦では
中団から上がり1位の末脚で繰り出し完勝した

デイリー杯2歳Sではスローペースを中団待機し
上がり1位の末脚を繰り出して勝利
コーナーで内を周り
直線でスムーズに外目に出せたのが良かったが
右に寄れる癖があるような気がする

京都で2連勝は怖い存在

 

リリーフィールド　B

函館2歳Sでは
ハイペースを後方から追い込むものの6着
それなりの末脚だったが評価は低い

もみじSではハイペースを番手先行すると
そのまま押し切り圧勝した

京都の鬼の可能性はある

■勝てる馬券の買い方

詳しくはコチラ

 

△クリノメイ　B

最近の京都は札幌とリンクしてる説があるので
札幌の新馬戦を評価した結果の△

■２着馬：次走で勝ち上がり
■５着馬：未勝利3着、未勝利2着
■最下位：未勝利2着が2回

3着以下に差をつけての勝利だったが
5着馬と最下位の馬の勝ち上がりも時間の問題
それなりにレベルの高い新馬戦だった

サフラン賞では中団に控えて
直線で先行馬を僅かに差して勝利

このレース先行した馬は次走で凡走しているが
控えて5着のエンブロイダリーは1勝クラス勝利
控えて7着のチギリも1勝クラス2着と好走
控え負けた馬は次走で好走しているので
控えて勝ちきったのは評価できる

ラッキーライラックと同じ
父オルフェーヴルｘ母父フォーティーナイナー系
血統的にもこの時期に活躍しても不思議ではない

2戦の走りを見る限りソラを使わずに
勝負根性のある走りをするタイプ
3着くらいならあるかもしれない

 

△ビップデイジー　B

新馬戦はハイペースの前崩れ展開を
後方から追い込んでの1着
展開には恵まれたが
対戦相手はそこそこのメンツだった

1勝クラスではスローペースを中団待機し
対戦相手はさほど強くなかった
加速ラップな分、余力は多少あったと思う

京都マイルは距離短縮ローテが良いし
母父キンカメの成績も良い

■母父キングカメハメハ
勝率15.0% 連対率23.3% 複勝率28.3%
単勝回収率203.2% 複勝回収率114.3%
→ビップデイジー

 

△ショウナンザナドゥ　A

京都マイルの未勝利戦では
番手逃げから先頭に立つと
上がり1位の末脚で5馬身差つけて圧勝
相手関係は弱かったが
7F連続11秒台のラップはかなり評価できる

アルテミスSではスローペースを中団待機し
それなりの脚で追い込むものの
切れ味勝負で負けてしまい3着だったが
余力を残した負けだった

1着馬のブラウンラチェットは1番人気想定
前走のパフォにあまり差は感じない
オッズ差がつくならコチラを狙いたい

キズナ産駒はこのコース苦手なので△までとする

 

▲アルマヴェローチェ　A

札幌の新馬戦を前崩れの展開を
逃げて勝ち上がったのは評価できる内容

札幌2歳Sでは外伸び馬場を
上位5頭で唯一内を走り僅差2着は強かった
外を回してれば1着も見える内容だった
（1,3,4,5着は道中外を回っていた）

恵まれない状況を2戦連続好走は評価できる

改修後の京都＝札幌リンク説を提唱してる以上
的には狙わざるを得ない馬

■ハービンジャー産駒の京都マイル成績
勝率4.0% 連対率14.7% 複勝率29.3%
単勝回収率108.0% 複勝回収率104.9%

京都マイルは距離短縮ローテが優勢なのも〇

■誰でも使える血統買いパターン

詳しくはコチラ

 

◯メイデイレディ S

調教師のリーさんは厩務員時代に
ハートレイクで安田記念を勝利した経験があり
その遠征がキッカケで
日本人と結婚し調教師になった
日本をよく知る陣営というのは心強い

2005年～2024年の海外馬による
府中競馬場での海外馬のGI成績（3.1.3.96）
複勝率 6.8%　複勝回収率： 23.1%

府中以外での海外馬のGI成績（6.1.4.31）
複勝率26.2%　複勝回収率：114.5%

海外馬が壊滅的な府中競馬場以外なら
メイデイレディは問題なく走るはずだ
（府中が日本馬特化型すぎる）

タピット産駒は
日本でも2歳成績が異常に良い早熟血統
勝率25.3% 連対率39.8% 複勝率51.8%
単勝回収率113.9% 複勝回収率83.0%

ラビットランのローズSで芝重賞勝利もある
※当時GI2着2回のリスグラシューに勝利

母父More Than Readyは
ドゥレッツァで京都の芝GI菊花賞を圧勝しており
エコロブルームで京都のマイル重賞勝利した
日本に合う血統をしている

 

BCJFターフではスタート直後に
隣の馬とぶつかって後ろに下がる不利があり
外からインに切れ込んで向正面でも足を使わされる
かなり不利な展開を強いられてしまった

一方で勝ち馬レイクヴィクトリア(GI3勝)は
終始内内を先行して楽な展開
スタートと枠順がイーブンなら1着もあった内容だ

今年のBCは日本の馬場に近いデルマー開催で
日本馬のローシャムパークも好走している
血統的にも実績的にも馬場適性は問題なさそうだ

 

近代日本競馬はアメリカ産の繁殖牝馬を輸入し
スピードの底上げを図ったとも言える

＜アメリカ産繁殖牝馬の実績＞
■タピッツフライ（グランアレグリア）
■ドバイマジェスティ（シャフリヤール等）
■ラヴズオンリーミー（ラヴズオンリーユー等）
■ラヴァリーノ（ジャックドール）
■パレスルーマー（ジャスティンパレス）

ブリーダーズCジュベナイル（2歳戦）で
日本のサトノカルナバルが大敗したように
仕上がりが早いアメリカの馬は手強い

馬体を見る感じ2歳とは思えない完成度で
うっすら肋骨が見える最高の仕上がりで
遠征による不安もなさそうだ

 

◎テリオスララ　A

シスキン産駒はまだ母数が少ないので
これを傾向とするには時期早々ではあるが
右回りが大得意で左回りが苦手かもしれないが
右回りはほぼ完璧な状態だ

左回り（1.3.0.3）
右回り（3.1.0.0）←今回
　京都（2.0.0.0）←今回

まだ左回りでしか負けてないとはいえ
左回りの成績も全然悪く無いから恐ろしい…

テリオスララが荻Sを快勝
キトンインザスカイが京都芝1400m新馬戦で
後のOP3着2回のレイピアに余裕勝ちしているので
シスキン産駒の京都適性はかなり高いと思われる

■母父マンハッタンカフェの京都マイル成績
勝率12.1% 連対率39.4% 複勝率54.5%
単勝回収率43.3% 複勝回収率102.7%
→ソウルラッシュがマイルCSを制覇

秋華賞勝利のヴィブロスや
春天2着2回のシュヴァルグラン等
ハルーワスウィート一族の近親でもあるし
兄のサンライズアースやセラフィックコールも
芝ダート合計で京都3戦3勝で負けなしなので
テリオスララは実績的にも血統的にも
京都の鬼の可能性がある

 

札幌1800mの未勝利戦では
スローの前残り決着を逃げて勝利
さほど評価できる内容ではなかった

荻Sでは超ドスローを逃げて圧勝
展開には恵まれたが
後にベゴニア賞を勝つディアナザールに完勝した

京都マイルは逃げ先行有利なコース
脚質的には申し分ない
Mデムーロが逃げ苦手と思う人もいるらしいが
実はMデムは逃げの成績が圧倒的に良い

＜芝のMデムーロの脚質別成績(19-23年）
逃げ:勝率29.6% 複勝率62.2% 単回155% 複回124%
先行:勝率15.1% 複勝率39.2% 単回 84% 複回 88%
差し:勝率12.9% 複勝率35.0% 単回 65% 複回 71%
追込:勝率25.0% 複勝率43.8% 単回135% 複回 86%

京都マイルは距離短縮ローテが優勢なのも〇

 

■競馬を学び直す、ネット時代の新しい教科書

詳しくはコチラ

 

阪神JF予想まとめ

◎テリオスララ
〇メイデイレディ
▲アルマヴェローチェ
△ショウナンザナドゥ
△ビップデイジー
△クリノメイ

◎軸と〇軸の2ラインで勝負予定

詳しくはコチラ