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半沢直樹2期(最終回)の名シーン考察&感想していくよ

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半沢直樹2期
めちゃくちゃおもしろかった

 

原作:ロスジェネの逆襲・銀翼のイカロス

作者:池井戸 潤

 

今回は最終回のまとめするぜよ

 

キャラクター総評

まず、半沢直樹という作品において
個人的MVPを発表する

 

半沢直樹2期のMVP

大和田暁

半沢直樹2期のMVPは大和田だな!

半沢直樹といえば
倍返し」という名言が有名

しかし半沢直樹2では
半沢自身のキャッチーな名言はあまりなかった

 

一方で大和田
キャッチーな名言を次々に生み出していた

 

  • おしまいDEATH
  • Good bye DEATH!
  • 施されたら施し返す!恩返しです!

 

そして何よりも印象深かったのが…

どーせ大和田は最後に裏切る

…という視聴者の期待の中、
最後まで味方サイドで居てくれたという
ある意味での「視聴者への裏切り」としてくれたのが高ポイント

 

半沢直樹2期の大和田はとにかく熱い男だった

個人的に1番好きなシーンは後でも語るけど、
白井大臣を説得する為に半沢が辞表を出した時

大和田だけ「半沢!?」と慌ててた所w

 

 

半沢直樹2最終回のMVP

花ちゃん(半沢の妻)

半沢直樹2期の最終回MVPで言うなら
これは半沢直樹の妻・花ちゃんを押したい

花ちゃんのピュアさと前向きさが
白井大臣の心を動かし、全てが好転し始めた

 

そしてやはり外せないシーンは
仕事なんてなくても生きてればなんとかなる」の所

 

 

もう、全国の男性がバブみを感じたに違いない

あのセリフは「仕事」を
今の自分が苦しい何か」に置き換えると
とてもしっくり来る名セリフだと思う

 

夫の仕事が無くなっても小言一つ言わず
ありがとう、お疲れ様」と言える器のデカさは惚れるね!

 

半沢直樹シリーズのMVP

渡真利忍

半沢直樹シリーズ通してのMVP
半沢の同期の超有能マン・渡真利で決まり

 

 

半沢はシリーズ通して
何回も何回も渡真利に助けられている

渡真利が居なければ半沢は道中で潰れていただろう

 

渡真利は半沢一派なのに
なぜ目をつけられないのか
なぜ出向せずに済んでいるのか…不思議に思われてる

一節によると…

渡真利は半沢にしか見えない妖精さんだとか
東京第一銀行の大口客のご令嬢と結婚しているから
出向命令を出されない

とかいう説も、まことしやかに囁かれている

 

銀行内での人脈が幅広く情報通
渡真利忍の「」は忍者の忍って意味で
作者がつけたのだろうと思う

 

おそらくだが、半沢の同期から下の世代
渡真利を中心に団結しているんじゃないかと思う

渡真利が居なければ
半沢直樹は機能しない
と言っても過言ではない
それくらい大事な存在

あと、言動にどこか品があるよねw

 

 

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考察&ネタ

演技力の凄さ

半沢直樹と言えば
役者の演技が上手い上に特徴的だよね

 

  • 大げさ
  • くどい
  • 顔芸のやりすぎ

 

一方で上記のような批判意見も多く見られる

 

これについて思うことは
こういう批判を恐れずに突き抜けた演技をしたから
多くの人の興味関心を引いて盛り上がったんだと思う

 

大げさだ」と言われて
大げさな演技をやめたら…

くどい」と言われて
くどい演技をやめたら…

顔芸のやりすぎ」と言われて
顔芸をやめたら…

おそらく凡作に成り下がっていたことだろう

視聴者の批判意見は時に役に立つ事もあるけど
このようなアドバイスは
的外れで無責任であることが多い

 

 

この過剰演技だったり顔芸だったりって
Youtubeの世界でも同じことが言える気がする

 

Youtuberの王ヒカキン
過剰な顔芸をして成り上がったし

人気ゲーム実況者の加藤純一
過剰な大声やら言動を発して人気者になっている

ヒカキンが顔芸を辞めろと言われて辞めたら…
加藤純一が大声を辞めろと言われて辞めたら…

それは彼らの魅力を消し去ってしまうだろう

 

多くの人を惹きつけるには
突き抜けたくらい過剰な演技や演出は大事ってことを
半沢直樹で学べる気がする

半沢直樹というドラマは
他の大半のドラマよりも印象に残りやすい

それを生み出している要因は
批判されるくらいの過剰な演出やアドリブにあると思う

 

箕部幹事長(柄本)の演技

特にすごいと感じたのが
箕部幹事長(柄本 明)の演技

 

セリフがないシーンでも
眉の動き一つで存在感を示していた

表情の動きで語る演技力は熟年の技だと思う

 

 

そして最後、逮捕されて
事務所の品々を押収されてるシーンは
泣く子も黙る政界のドン・箕部幹事長から
覇気のないただのジジイにしか見えなくなっていた

繊細な表情の作り方とオーラの出し消しが上手いから
セリフが少なくても存在感が凄いね

ちなみに、最後のシーンで
地味に盆栽が回収されてるのも面白いw

 

そういえば、箕部幹事長役は
元々は別の人がキャスティングされてたみたいだが
スケジュールの都合が合わず、
柄本明さんに白羽の矢が経ったらしい

そういう偶然性が
神キャスティングを生むことになるわけだから面白いよな!

 

渡真利(ミッチー)の演技

ミッチーの渡真利忍の演技も俺は好きだ

見ていて品のある佇まいを見て
「この人、愛されるタイプだな」とひしひしと感じた

カッコよくて頼りになるんだけど
どこか可愛げもあるんだよねあの演技

そりゃ色々な後輩からも慕われますわw

 

堺雅人は演説上手、政治家に向いてそう

堺雅人の演技はとにかく迫力があるよね

背筋がピンと伸びていて
発言の一つ一つが力強い

リーガルハイの時も思ったけど
堺雅人の演説って上手いよな

政治家に向いてる気がする笑

 

リーガルハイで思い出したけど
白井大臣の本意を確かめるために
乃原弁護士に詰め寄ったシーン

 

 

ここの演技は半沢直樹ってよりはリーガルハイ
古美門研介っぽさを感じたw

あそこだけ半沢ってより
古美門っぽい演技だった気がする

 

 

大和田のアドリブ演技が神がかっている

大和田役の香川照之さんは
とにかくアドリブが面白いし印象的だよな

香川照之さんは台本に書いてない空白の部分に
文章が見えるそうで、それに従ってアドリブをしてるとか
まさに天才が為せる技!

あとは緩急のある演技も魅力的

 

 

顔芸したり異様なテンションでセリフを言ったと思えば
急に真顔に戻ったりするあの緩急がたまらんw

 

 

白井大臣の存在感

  • フラストレーション溜まってそうな表情
  • 肩の重荷が取れたかのような開放感
  • 最後に箕部を叱咤する威圧感

 

最初から最後まで印象的な演技をしてくれたと思う

江口のりこさんは170cmくらいあるらしいけど
最後のシーンで箕部幹事長より大きな女性を採用したかったのかな?

「幹事長!やりなさい」

あの威圧感は流石大臣!って思ったねw

 

アンジャッシュ児島のハマり役

白井大臣の秘書・笠松役

ハチャメチャな行動をする人たちに
板挟みにされる役柄ってのが映えるね

 

 

アンジャッシュ児島の芸風は
破天荒に聞こえる渡部の言動に対する
一般人男役のリアクション芸

半沢だったり箕部だったり
超人たちに振り回される普通の人って役が
アンジャッシュ児島にぴったりハマった

 

奇抜な人を演じるとなると
堺雅人みたいな圧倒的存在感は出せなそうだけど
奇人変人の中にいる一般人っぽい役だったら
児島はどの役者よりも向いてそう

 

 

3人まとめて1000倍返し

このセリフを言った時の半沢は
「中野渡頭取、大和田、箕部幹事長」

この3人にまとめて1000倍返しするつもりだったのだろう

 

しかし結果的には
半沢、大和田、中野渡頭取の3人でまとめて
箕部幹事長に1000倍返しをした
という結果になった

箕部幹事長、乃原弁護士、的場総理
この3人に1000倍返ししたとも言えるかもしれない

 

箕部幹事長サイドの戦犯は乃原弁護士

あの弁護士って何かと生配信が好きなのに
生配信での態度が悪すぎるよな

箕部サイドからしたら
コイツが最大の戦犯であり
無能弁護士ここに極まれりといった感じ

 

なぜ党のアピールをする場所で
あんなに悪い態度を取ったのか

乃原のあの態度では
仮に半沢が証拠を掴みきれてなくても
どう考えても国民からの印象が悪くなるはずだ

 

そもそも生中継さえしなければ
あの場で1000倍返しされることもなかった

有能な描写もほとんどない
戦犯中の戦犯と言えるだろう

 

 

半沢は頭取に相応しい?

中野渡頭取と大和田は
半沢に「頭取になれ」と発破をかけたが
半沢は頭取になったら危うい存在な気がする

 

頭取は渡真利の方が安定感がありそう

ドラマ・半沢直樹を見てると感覚が狂うが
やっぱり銀行は安定感が大事だと思う

半沢はかつて大和田が就いていた
常務あたりが良いと思う

 

あと、富さん
取締役会のどこかのポストに置いてほしいな

あの人は縁の下の力持ちとして
長年がんばってきたし
影の実力者でもあったし
中野渡頭取の意思を次いで
行内融和にも尽力してくれるだろう

タブレットニキもいずれは取締役会に入ってほしいw

 

 

大和田が辞めた理由

1期の汚職により
立場がなかった旧S出身の大和田は
本来であれば旧T勢力に追求されて
銀行を追い出されても仕方なかったのだが
中野渡頭取のご意向でなんとか銀行に残れた

なので中野渡頭取が辞める以上
もう東京第一銀行に居場所は無いと感じて
辞めることになったのだろう

 

しかし、大和田の不祥事なんかよりも
旧Tの不正融資の方が遥かに規模が大きいので
2期の終わり方であれば残っても良いんじゃないかとは思う

そこらへんは
大和田なりのケジメもあったのかもしれないね

 

内藤と木佐貫はどこ行ったのか

半沢直樹1期に出てきたキャラ
2期に出てこなかったキャラも多い

 

例えば半沢の息子は2期では登場していない

これは前作からリアルタイムで7年経過しており
子役が成長しているので、出すに出せないのだろう

 

あとは内藤部長

 

半沢のことを気にかけてる優しい上司だったが
何故か2期では登場していない
(最終回の回想シーンでチラっと出てきたけど)

 

そして木佐貫こと、半沢の同期・近藤
半沢直樹2では登場していない

 

近藤と言えば1期で出向につぐ出向をし
出向先でも「銀行さん」と
かなり小馬鹿にされていたキャラだったが
1期の最終回では広報部の調査役に返り咲いている

2期ではなぜ出てこなかったのかというと
近藤は本部広報室情報グループ次長になっており
シンガポールに長期出張していたたしい

 

 

中野渡頭取の再就職先

頭取の年収は5000万円~1億円と言われている

中野渡頭取が辞任したが
今後の生活はどうするのか

再就職先は?

 

これは個人的な趣味でもあるのだが

弁護士資格を取って、還暦の弁護士として
超一流弁護士事務所に配属されて
半沢直樹そっくりな弁護士と法廷で対決する
気がする

 

 

リーガルハイスペシャルのキャラなんだけどねw

お金を稼ぐことに飽きて還暦で弁護士資格を取ったルーキー弁護士

きっと、東京第一銀行でお金を稼ぐことに飽きたんだと思うw

 

 

最終回の名シーンまとめ

花ちゃん
仕事なんてなくても生きていればなんとかなる

名台詞

銀行員だけが仕事じゃない

何が合ったか知らないけどさ、もう頑張らなくていいよ
直樹は今まで十分すぎるほど頑張った

いつも色んなものを抱えて、ボロボロになるまで戦って
それでも銀行にお前なんかいらないって言われたなら
こっちから辞表叩きつけてやんなさいよ

直樹、今までよく頑張ったね、ありがとう、お疲れ様

仕事なんか無くなったって生きてればなんとかなる
生きていれば…なんとかね

 

ここはとにかくバブみを感じたね

 

でもそれだけじゃない

これは人が生きる上で最高の哲学だと思う

 

とりあえず苦しいことが合っても
まずは生きる、生きていればなんとかなる

俺も生まれてから
誰よりも病んでると思うしその自覚もあるし
生きるのは本当に辛いけど

そんな俺は、
花ちゃんこの考え方、好きだし共感する

 

そしてこれは
「仕事」以外にも同じことが言えると思う

 

  • 嫌な仕事なんて無くなったって良い
  • 嫌なことする恋人なんて別れても良い
  • 毒親なんて縁を切っていい
  • ブラック部活なんて辞めたって良い
  • ブラックバイトなんて辞めたって良い

 

自分を押しつぶそうとする
世の中のありとあらゆることを当てはめることができる名セリフ

 

今、生きづらさを感じてる人は
花ちゃんの名台詞の「仕事」を
アナタが辛いと感じてる辛い何か」に置き換えてみると
ものすごく心に刺さるんじゃないかな?

 

 

半沢、辞表を出す

半沢・大和田・中野渡頭取で
白井大臣を説得するシーン

半沢が辞表を出して覚悟を表明した所
一番動揺したのが、半沢のことを憎んでるはずの大和田だった

 

 

自分の人生を狂わせた強敵でありながら
誰よりも半沢の実力を認め、評価してるからこその
あの動揺だったのだろう

あのちょっとした動揺が
半沢と大和田の関係を物語ってる気がして
ものすごく印象深く、個人的に好きなシーンだ

 

かつての強敵と共闘

これはどんな作品でも燃える王道の展開だよな

 

  • 1期のラスボス大和田元常務
  • シリーズ通しての強敵・黒崎
  • 2期の強敵・白井大臣

 

この3人が連携して箕部幹事長という巨悪を暴く流れは
最高に胸が高まったね

 

白井大臣
「Bank of UAEです黒崎さん」

 ↓

黒崎
「白井大臣、おつかれ様でございました」
「大和田ちゃん、手に入れたわよ、箕部の隠し口座」

 ↓

大和田
「ありがとうございます。では、出撃と参りますか」
「半沢、はい、1000倍。思いっきりやり返しなさい」

この黄金リレーは最強すぎるwww

 

大和田「最近耳が遠くてね」

箕部幹事長は相手を威圧する時に
わざと聞こえないふりをする

これは大和田も一度やられていたが
最終回で思いっきりやり返したのは面白かったw

 

顔芸→真顔の緩急の演技も見れる名シーン

 

 

箕部幹事長の土下座

箕部幹事長は的場総理に何度も土下座していた

土下座を戦略として使っていた
頭は下げるためにある」とまで言っていたしね

 

ところが最終回で
大衆の面前で土下座するのを躊躇していた

そこに人間の本性を見た気がする

土下座なんて屁でもない頭は下げるものと、
土下座を道具にしていた箕部だからこそ
ホンモノの土下座にものすごい屈辱感を感じたのだろう

 

中野渡頭取のラストシーン

いつもなら

営業第二部、半沢次長がいらっしゃいました
入れ!

だったのに、最後だけ「どうぞ」になっていた

 

これは、もう頭取を辞めたので
命令形ではなくなったんだと思う

 

半沢が「私も辞めます」と言ってきたシーンでは
直接「辞めるな」と言わずに
半沢!さらばだ」で半沢を圧倒したシーン好き

 

あそこであえて「辞めるな」と言わずに
気迫だけでその場を一蹴したのは
流石、頭取まで上り詰めた漢だと感じたね

 

半沢の辞表を大和田に返すように言ったのも
大和田であれば半沢に発破をかけて
銀行を辞めない選択を取らせると信じていたからだろう

大和田には銀行の過去
半沢には未来を託した頭取らしい配慮と言える

 

大和田「お前がこの銀行を立て直してみろ」

1期で半沢とやりあうキッカケとなった
半沢ネジへの融資打ち切りの件

 

目先の数字に追われていた若い頃の判断で
悪いことをしたと思ってる

その一方で、経営状況的に融資を打ち切ったのは当然
これはバンカーとしての正義だと断言した

 

このシーンは深いよね

半沢にとってみたら父親の仇でありでしかない
しかし、大和田視点から見たら銀行の為となる

東京第一銀行には多くの銀行員がいて
その銀行員らには家族もいる

半沢ネジを助けた結果
銀行経営が上手く行かなかったらそれはそれで救われない

 

物事は見る視点の違いによって
悪にも正義にもなる

バンカーとして正しい評価だとしても
個人として正しいとは限らないし
その逆もまた然りというのが分かるシーン

 

そして、その後
銀行を辞めるという半沢に対して

 

  • お前が銀行を立て直してみろよ
  • お前の青臭い正義を押し通すなら頭取になるしかねぇぞ
  • お前が頭取になったら私がここで土下座
    ならなかったらお前がここで土下座だ
  • 受けてたて!!

 

咆哮するかのように発破をかける大和田はほんと熱い

大和田の咆哮に対して
半沢もまた咆哮し返す

その姿を見て、大和田は一瞬嬉しそうな表情をし
「あばよ」と別れを告げ去っていく大和田を見て
半沢もまた、いい表情をしていた

 

この二人の宿敵と書いて友と読めるような熱い関係
これこそが半沢直樹って感じがして最高の終わり方だった

 

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