ホロライブが手掛けるソシャゲ
ホロドリームが2026年7月23日にリリースされる
低迷していたカバーの株価が
ここ最近はホロドリ相場と言われ
徐々に回復傾向にある
ウマ娘やポケポケのように
ソシャゲで一発当てたら大逆転できる
そのように期待する人たちが多いが
残念ながらホロドリームは
ウマ娘やポケポケほど大ヒットしないと思う
リリース直後に一時的なヒットがあっても
大人気ソシャゲのような継続性は見込めない
なぜそう思うのか明確な理由を語っていこう
ポイント
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もくじ
ソシャゲ業界が衰退している
まず大前提として
スマホのソシャゲーが流行る時代ではない
10年前のソシャゲバブルの時代から一変
今やソシャゲは衰退産業になりつつある
ここ5年でヒット作はほとんど出てないし
サービス終了するソシャゲも後を絶たない
2年前にポケポケが一斉を風靡したが
リリースして1年半経った今では
セルランTop20にも入らなくなっている
国内のスマホゲーム市場は
2021年に1.3兆円でピークを迎えて以降
その後は減少傾向にある
かつてのパズドラやモンストのように
共通言語レベルの大ヒットが出ていない
最後にソレに近づいたのが原神やウマ娘だが
ウマ娘や原神ですらもう5年前のコンテンツだし
全盛期モンストパズドラに比べると
共通言語レベルでは流行ってないと言える
ここ5年のソシャゲは爆発的ヒット作が無い
ポケポケですらリリース1年で衰退している
つまり、ソシャゲで一発逆転!
という時代は5年前を最後に過ぎ去っている
ポケモンとホロライブの知名度の差
ホロドリがポケポケのように売れたら
カバーの株価も急上昇!と
淡い期待を抱いている人も少なからずいる
しかし残念ながら
ホロドリームがポケポケ級の成功する可能性は
著しく低いと言わざるを得ない
ポケモンの歴史は30年ある
2~3年に1度のスパンで新作が出て
新作が出ない年でも派生作品が出続けていた
初代ポケモン赤緑の売り上げが約3000万本
最新作のポケモンSVが約2500万本
その1つ前のポケモン剣盾が約2600万本
ホロライブ関係の売り上げで
ポケモンSV以上のコンテンツは存在しない
ゲームやアニメだけにほかならず
メディアミックスを30年続けたコンテンツなので
かつてのキッズが親となり
自分の子供と一緒にポケモンを認知している
IPとして最強に近い状態なのがポケモンだ
まさに国民的コンテンツ
例えばホロライブの人気ライバー
さくらみこや兎田ぺこらと
ポケモンのリザードンやゲンガー
どっちが知名度があるかというと
人気Vtuberよりも
リザードンやゲンガーの方が知名度がある

人気Vtuberはポケモン配信をするので
Vtuberの視聴者の大半は
リザードンやゲンガーを認知しているが
リザードンやゲンガーを認知している人は
Vtuberを見ない人も多い
リザードンやゲンガーはポケモンの中で
1番認知度が高いキャラクターではない
圧倒的王者ピカチュウともなれば
ホロライブVtuberが束になっても敵わない
圧倒的な人気と知名度を兼ね備えている
そこまでポケモンに詳しくなくない人でも
なんとなくポケモンを知ってる人が多いので
ポケモンは広い世代で共通言語になるコンテンツだ
会社や学校の休み時間で
同僚や同級生とポケポケのパックを剥いて
「ミューツー出たんだけど!」とか
「リザードン当たった!」みたいな会話が成立する
お互いの関係性が薄くても
ポケモンという共通言語でコミュニケーションが取れる
そういう意味でポケポケは強かった
しかしホロドリの場合はどうだろうか?
「SSRさくらみこ出た!」とか
「SSR兎田ぺこら出たぺこ!」とか
「SSR戌神ころね出た!中身の人って
ゲーム実況の始祖ゆとり組しんすけ信者の宮すけだよね!」
みたいな会話は
一部のVtuberオタク同士しか成立しない!
いやいや!
ホロライブのライバーは登録者数100万人超えてるし
幕張メッセ埋めてるんだから知名度あるし!
みたいな悲しい反論があるかもしれないので
そういう人に分かりやすい例え話をしよう
チャンネル登録者数400万人
東京ドームを埋めたコムドットがソシャゲを作り
同僚の女の子が「SSRゆうたくん当たった」と言った時
アナタは会話を広げることができるか?
コムドット知らない人からしたら
何のことか分からないだろ?
いくら登録者数が何百万人だろうが
大きな箱でイベントやって埋めていようが
知らない人は知らないのが現実だ
普段からVtuber界隈を見てる人は
ホロライブVtuberの知名度を過大評価しガチ
ポケモンとホロライブを比べると
圧倒的な知名度の差があるので
ホロドリがポケポケのような大ヒットをするのは
現実的にはかなり厳しいと考えて良い
ポケポケとDeNAの株価の関係
さらに言うと、ポケポケですら
リリース1年半でセルランは右肩下がりで
もはやTop20位にも入らない状態だ
ポケポケのリリース日は2024年10月30日で
リリース後に2400円→2750円に跳ね上がったが
2ヶ月後にはまた2400円に戻った
その後1年半、DeNAの株価は
2400~2700円のレンジで進んでいる
一時的な株価上昇には繋がったが
継続的な上昇トレンドに載せる勢いはなかった
ちなみにポケポケリリースの直前
横浜DeNAベイスターズが
クライマックスシリーズから
日本シリーズ下剋上日本一になった時
株価は1600円→2400円に上がっている
ポケポケは一時的な株価上昇だったが
ベイスターズ日本一はボトムラインを底上げした
2024年秋のDeNAはダブルロケット状態だったが
株価への影響力は
ベイスターズ日本1の方が大きかった
ポケポケ:事前登録者数700万人
ホロドリ:事前登録者数130万人
事前登録者数1つとっても5倍差がある
ポケポケ以上にブレイクする見込みもないのに
ポケポケですら1年ちょっとで衰退している
ホロドリで大逆転シナリオは考えにくい
ウマ娘の大ヒットの理由は
ブルーオーシャンを開拓したから
ホロドリームをウマ娘くらいヒットする!
そう期待するVtuberファンや株ホルダーもいる
しかし、これもかなり厳しい
俺はウマ娘の動画を投稿する人が
2~3人しか居なかった時から
ウマ娘動画を投稿していた
いわば、元祖ウマ娘Youtuberなので
ウマ娘のブームについては人一倍詳しい
ウマ娘がブームになった大きな理由は2点ある
まず1点はアニメ2期のクォリティが高く
競馬に興味無い人からも評価された事
アニメ2期の感動的なストーリーに魅了され
競馬に興味ないけどウマ娘に興味ある人が増えた
ホロライブやVtuberに興味がない人が
ホロドリをやる理由や入口がないのが現状だ
そしてもう1点が
2次元オタクとは別の人種が大量にいる
競馬界隈にウマ娘を認知させたことだ
ウマ娘リリース当初の中心人物は
スペシャルウィークやトウカイテイオーという
90年代の競馬ブーム全盛期時代の馬たちなので
ダビスタやマキバオー等で育った世代を中心に
大量の新規を獲得できたのも大きい
中にはウマ娘に反発する競馬ファンもいたが
それでも競馬好きな人の母数が大きいので
多くの新規層にリーチできたのが大ヒットの要因
JRAネット会員の人口は500万人を超えている
その大半が二次元に興味がない人だったりする
オタク市場から見たらブルーオーシャンな界隈だ
事前登録者数60万人と少なめだったが
市場にライバルが居ないブルーオーシャンなので
覇権コンテンツまで成長することができた
競馬x2次元オタクという新たな組み合わせで
相乗効果を生み出して爆発的な大ヒットとなった
しかし、これはウマ娘だけの功績ではない
1990年にオグリキャップが競馬ブームを作り
トウカイテイオーがドラマチックな馬生を送り
人口の多い世代の子どもが
ダビスタやマキバオーなどで競馬に触れていた
この下地があったからこそウマ娘がヒットした
対するホロドリームは
Vtuberを知らない層を熱狂させる下地が無い
これではウマ娘ほどのブームは期待できない
冷静に考えてみて欲しい
街を歩けばポスターや広告等で
様々な有名人を見かけるが
それら全てにアナタは熱狂してますか?
単純に企業コラボしたら流行るではない
いくらマックとかの飲食店でコラボしようが
文脈がなければ人は熱狂しない
ウマ娘にはヒットするだけの文脈があった
ホロドリームには同等レベルの文脈が無い
音ゲーはプロセカ・バンドリが
囲ってるレッドオーシャン環境
ウマ娘はブルーオーシャンを開拓したが
対するホロドリはどうだろうか?
音ゲーを中心としたソシャゲは
プロセカ・バンドリを筆頭に
ツイステやあんスタ等、数え切れない数ある
音ゲーというジャンルは既にレッドオーシャンだし
ホロライブキャラを中心とした作品なので
既にホロライブを知ってる人向けの作品となる
他の音ゲーと比べて差別化できてるのが
ホロライブのキャラクターという点だけだ
プロセカ(初音ミク・VOCALOID)と
ツイステ(ディズニー)はIPとしての力が強いし
あんスタやバンドリは既に知名度がある
ここに後から参戦するホロドリは
不利な戦いを強いられる状況と言えるだろう
音ソシャゲは時間がかかるコンテンツなので
今のソシャゲに満足してる層は乗り換えないし
同時並行ユーザーが居たとしても客単価は落ちる
箱庭要素は音ゲーのあんスタを初め
原神や他のゲームにも普通にあるので
そこで戦ってもレッドオーシャンだ
新規を獲得する理由にはなってない
今のところホロライブの既存ファン以外が
ホロドリームに熱中する理由が無い
一定数の売り上げは立つだろうが
ウマ娘やポケポケのような記録的大ヒットは見込めない
ホロライブVtuberが配信すると逆効果に
いやいやいやいや!
ホロライブには登録者数100万人ライバー多数!
生放送の同接1万超えVtuberがたくさんいる!
所属ライバーが配信すれば
ホロドリは流行るっしょ!
という希望的観測もあるが
これについても流行る理由にならないというか
寧ろ本末転倒な結果になる可能性が高いとすら思う
まず、ホロライブのライバーは
多くの人気ゲームを実況配信することで
その知名度を獲得してきた存在だ
同接が爆伸びしてる配信の大半が
人気ゲーム、有名ゲーム、話題ゲーム配信だ
(引退や初配信など一時的ブーストを除く)
有名コンテンツや人気コンテンツに
後乗りしてく形で勢力を伸ばしてきた
例えば同接が伸びてるドラクエ3実況配信から
そのVtuberに辿り着いたドラクエおじも
少なくない数いるだろう
ホロライブとは無関係の人気作を配信する事で
ホロライブVtuberが新規を獲得してきた
人気ライバーのホロドリーム配信が増えれば
そのライバーの配信に新規が入ってきにくくなる
想像してみて欲しい
スクエニ全ての作品が大集結した大作です!
と言われても興味持つのはスクエニファンだけで
スクエニ作品に興味ない人は見ないしやらないだろ?
ホロライブVtuberがホロドリームをやって
新規が入ってくる理由にはならない
新規が入ってこなくなれば
そのVtuberの影響力が徐々に目減りしていく
本末転倒な結果になる可能性が高い
しかし人気ライバーが配信しないと
ホロドリームの勢いが消えていく
アチラを立てれば、コチラが立たず状態
ホロドリームのリリースによって
カバーが既に囲っている客層から
可処分時間と可処分所得を
余計に獲ることは出来るかもしれないが
それ以上の発展性は無さそうだ
ホロドリがウマ娘ポケポケほど大ヒットしない理由
ホロドリで一時的に株価上昇はあるかもしれない
しかし継続的な上昇トレンドには乗らないだろう
■ソシャゲ業界が衰退している
■Vtuberはポケモンほどの共通言語IPではない
■ポケポケでも株価上昇は一時的なものだった
■ウマ娘はブルーオーシャンを開拓したから売れた
■ホロドリはレッドオーシャンに進んでる
■Vtuberファン以外がやる理由が無い
■人気ライバーがホロドリ配信すると
一時的ブーストにはなるが
そのライバーの影響力が目減りしていく



