【思考実験】"世界五分前仮説"を信じる理由＝歴史に矛盾・無理がある

世界五分前仮説を知っているだろうか？

「この世界は5分前にできた」と
大真面目に語る説なのだが…

一見、そんなことあるわけないじゃん！
と思えるこの説を論破することが
中々どうして難しい…というやつだ

「だって5分より前の記憶があるよ」
→その記憶を持った状態で
　5分前に世界が創られた

「100年前の建造物がある」
→そういう状態の物も含めて
　世界全てが5分前に創られた

言ってしまえば屁理屈のような仮説だけど
俺は案外、この説は正しいんじゃないかとも思う

歴史には無理があると思う

俺が「世界五分前仮説」を信じる理由として
歴史には無理があるように感じるからである

まず違和感を覚えるのが鑑真
西暦700年付近の偉人だ

失明した状態で海を渡り
言語の通じない異国で仏教を広めた僧侶だが

今から1300年前の失明した人間が
エンジンも冷蔵庫も無い船で
大海原を何往復もするなんて本当にできるだろうか？

これだけでもかなり無理があるのに
命がけで辿り着いた言語が通じない異国で
仏教を広めるなんてできるだろうか？

異国民からしても
言語が通用しないなら警戒するし
時代的に考えたら
追いはぎに合って殺されてもおかしくない

仮に現地民が友好的だとしても
言語の通じない相手に
自分が信じる宗教の
すばらしさを伝えられるだろうか？

同じ言語を持つ者同士でも
自分が信じる宗教の
すばらしさを伝えるなんて難しいのに

次いでおかしいと感じるのは飛脚
飛脚とは江戸時代の郵便屋さんみたいな存在で
江戸～京都までの492㎞を
3～4日で走ったと言われている

今より栄養状態も悪く
トレーニング技術も発達してない
江戸時代の人間が
1日140㎞も走ることができるだろうか？

中継地点で交代しているにしても
時速17㎞を1日8時間も続ける必要があると考えれば
かなり無理のある話だと思う

ポイント

鑑真や飛脚に限らず歴史の勉強をしてると
「それはちょっと無理じゃね？」
と思えることがチラホラある

そして極めつけは人類空白の1万年

人間の先祖は
7万年前にアフリカを出たと言われているが
その後、アフリカ以外から
人間の化石が見つかるまで
約1万年くらいの空白の期間があるという

オカルト好きの間では
この空白の1万年の期間の間に
オーパーツだったり
超古代文明があったと話題になっている

これを世界5分前仮説に当てはめるならば
空白の1万年というのは
世界を創る時に生じたエラーなのではないか？

何かを創る時に
視えない部分は手抜きをして
視える部分をシッカリ作るみたいなことがあるように
世界5分前仮説においては
空白の1万年は手抜き部分なのではないかと思う

もし本当に連続性のある世界なら
1万年物長い間に
人類の痕跡が無いなんてありえないはずだ

だからこそ、
5分前に世界を創った人が
この部分を手抜きした…

こう考えるのが自然な気がする

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