2025年の上半期のGIレースが終了
<今年のGI成績>
高松宮記念◎サトノレーヴ(単3.8倍)
オークス◎カムニャック(単14.3倍)
皐月賞◎クロワデュノール
単勝回収率:150.8%(1810/12)
複勝回収率:50.8(610/12)
ということで今年のGIを振り返って
トレンド傾向を分析していこうと思うぞ!
ポイント
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2025年上半期GIまとめ
フェブラリーS:コスタノヴァ(キング)
父ロードカナロア(母父ハーツクライ)
生産者:ノーザンファーム
根岸Sで初重賞勝利から初GI参戦で勝利
ただしこの時期のダートトップ層は海外遠征中
海外遠征組と対戦するであろう下半期に
コスタノヴァがどこまで上り詰められるか注目だ
高松宮記念:サトノレーヴ(モレイラ)
父ロードカナロア(母父サクラバクシンオー)
生産者:白井牧場
香港適性と高松宮記念の適性が近く◎的中
香港GIでも好走続きで現役最強スプリンターに!
カナロアxバクシンオーは29頭居てGI馬2頭
確か勝ち上がり率も8割近い超絶ニックスだ
大阪杯:ベラジオオペラ(横山和)
父ロードカナロア(母父ハービンジャー)
生産者:社台ファーム
3連続でロードカナロア産駒のGI勝利
最近はクラシック路線では存在感が無いものの
古馬路線で圧倒的な存在感を見せつけている
ベラジオオペラは大阪杯連覇
先行抜け出しの堅実性のある馬だ
桜花賞:エンブロイダリー(モレイラ)
父アドマイヤマーズ(母父クロフネ)
生産者:ノーザンファーム
ダイワメジャー産駒亡き後
後傾のアドマイヤマーズ産駒が
初年度産駒でいきなりクラシック勝利
ダイワメジャー同様に早熟マイラー路線で
2歳3歳戦のマイルを
盛り上げてくれそうな予感がする
皐月賞:ミュージアムマイル(モレイラ)
父リオンディーズ(母父ハーツクライ)
生産者:ノーザンファーム
Cコース開催という珍しい皐月賞で
高速馬場の流れにも乗りレコード勝利
リオンディーズ産駒初のクラシック制覇となった
コスタノヴァに続き母父ハーツクライは
今年のGIで早くも2勝目を飾る
天皇賞春:ヘデントール(レーン)
父ルーラーシップ(母父ステイゴールド)
生産者:ノーザンファーム
アーバンシックやテーオーロイヤル等
主役不在の形となった天皇賞春では
ヘデントール・ビザンチンドリームと
4歳世代のワンツー決着となった
NHKマイル:パンジャタワー(松山)
父タワーオブロンドン(母父ヴィクトワールピサ)
生産者:チャンピオンズファーム
1400mを使ってきた馬で
マイルは少し長いんじゃないか?
…と距離不安を懸念されていたが
見事な末脚を決めて大穴をブチ明けた
ヴィクトリアマイル:アスコリピチェーノ(ルメール)
父ダイワメジャー(母父Danehill Dancer)
生産者:ノーザンファーム
ダイワメジャー産駒鬼門の
古馬マイル戦だったが
そんな不安はものともせずに勝利
意外にもルメールは今年初のGI勝利となった
オークス:カムニャック(シュタルケ)
父ブラックタイド(母父サクラバクシンオー)
生産者:社台ファーム
キタサンブラック配合で生まれた牝馬
クラシック組優勢かと思われたが
俺はこの馬が穴を開けると信じ◎で1着
展開予想動画では
アルマヴェローチェにアタマ差まで的中
母父サクラバクシンオーは今年GI2勝目
日本ダービー:クロワデュノール(北村友)
父キタサンブラック(母父Cape Cross)
生産者:ノーザンファーム
皐月賞では期待されつつも2着だったが
ダービーでも1番人気に支持されて
期待応える形で勝利を飾った
北村友一騎手は念願のダービージョッキーに!
安田記念:ジャンタルマンタル(川田)
父パレスマリス(母父Wilburn)
生産者:社台ファーム
香港のGIで大敗してから
5か月ぶりの復帰戦だったが
蓋を開けてみれば大楽勝で勝利した
2歳・3歳・4歳でマイルGI勝利は超優秀
種牡馬としても期待がかかる馬
川田将雅は今年GI初制覇となった
宝塚記念:メイショウタバル(武豊)
父ゴールドシップ(母父フレンチデピュティ)
生産者:三嶋牧場
父ゴールドシップが勝利した時以来の
ファン投票1・2・3位が勢揃いした宝塚記念は
武豊の継続騎乗のメイショウタバルが
見事な逃げ切り勝利を飾った
外国人騎手無双
上半期12個のGIの内
外国人ジョッキーが7勝
クラシックに限ると
3/4も外国人騎手が勝利している
しかし例年のようにルメール無双ではなく
寧ろルメールが低迷しておりGI1勝どまり
ルメールも年齢による衰えが見えてきた
新たな通年外国人ジョッキーが来なければ
今の若手は大チャンスの時代になりそうだ
社台ファームの台頭
ノーザンファーム生産馬がクラシック3/4勝利
ノーザンF圧倒的な世代となった
また社台ファームが上半期だけでGI3勝
ベラジオオペラ・カムニャック・ジャンタルマンタル
ここ数年ノーザンファームの影に隠れがちだったが
今年はかなりの存在感を出している
競馬プロファイラー・キムラヨウヘイ曰く
ノーザンファーム生産馬が強い年は
世代レベルが高いらしいとのこと
今年の3歳世代は豊作の可能性がありそうだ
秋で古馬と戦うのが楽しみにしてよう
ミスプロ系の繁栄、ディープインパクト系の没落
GI勝馬の種牡馬・父系統・母父をまとめると…
父ロードカナロア (ミスプロ系)(母父ハーツクライ)
父ロードカナロア (ミスプロ系)(母父サクラバクシンオー)
父ロードカナロア (ミスプロ系)(母父ハービンジャー)
父アドマイヤマーズ (サンデー系)(母父クロフネ)
父リオンディーズ (ミスプロ系)(母父ハーツクライ)
父ルーラーシップ (ミスプロ系)(母父ステイゴールド)
父タワーオブロンドン(ミスプロ系)(母父ヴィクトワールピサ)
父ダイワメジャー (サンデー系)(母父Danehill Dancer)
父ブラックタイド (サンデー系)(母父サクラバクシンオー)
父キタサンブラック (サンデー系)(母父Cape Cross)
父パレスマリス (ミスプロ系)(母父Wilburn)
父ゴールドシップ (サンデー系)(母父フレンチデピュティ)
上半期GIの過半数(7/12)をミスプロ系が勝利
主流血統だったサンデーサイレンス系は
ダイワメジャー系とブラックタイド系が2勝ずつ
上半期GIでディープインパクト系の勝利無し
母父サンデー系は4頭がGI勝利も
サンデー系で最も頭数が多い
母父ディープ系の勝利は無かった…
ディープ系の頭数は父系・母系どちらも
圧倒的に多いものの結果に繋がってない
10年ほど続いたディープインパクト時代も
そろそろ終焉を迎えつつあるのかもしれない
今年初年度産駒がデビューするコントレイル次第か
また母父を見ると輸入繁殖よりも
国内生産の繁殖牝馬の活躍が目覚ましく
母父サクラバクシンオーや母父ハーツクライは
特に存在感を示している
2025年GIまとめ
■外人騎手が無双した
■クラシックは社台・ノーザンが独占
■ミスプロ系が過半数以上のGIを勝利した
■父系母父系共にディープ系が衰退傾向か
■母父ハーツクライが大活躍した
■母父サクラバクシンオーが大活躍