<2024年下半期GI予想>
スプリンターズS…◎マッドクール(12着)
凱旋門賞……………◎ブルーストッキング(1着)
秋華賞………………◎ステレンボッシュ(3着)
菊花賞………………◎アドマイヤテラ(3着)
天皇賞・秋…………◎ダノンベルーガ(14着)
エリザベス女王杯◎ライラック(6着)
マイルCS……………◎チャリン(5着)
GI本命成績(1.0.2.4)
単勝:560円 複勝:810円
単勝回収率80.0% 複勝回収率115.7%
ポイント
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ジャパンカップ過去データ傾向&予想
京都と府中で欧州馬の成績が違いすぎる
■欧州馬の成績(2000年以降)
ジャパンカップ(1.0.1.67)単回収15.7% 複回収 6.5%
マイルCS&エリ女(2.0.3.17)単回収50.9% 複回収83.2%
チャリンが出遅れながらもマイルCS5着と健闘
これを見て府中でも欧州馬が通用するかも!
と思うのはあまりにも危険すぎる現状がある
ちなみにJCで馬券圏内に来た欧州馬2頭は
どちらもデットーリが騎乗した馬
デットーリ以外の欧州馬だと(0.0.0.67)で全滅
<今年の欧州馬>
ゴリアット
オーギュストロダン
ファンタスティックムーン
枠順データ(内枠が超有利)
■1~3枠(9.5.6.36)
■4~6枠(0.4.0.56)
■7~8枠(1.2.4.52)
府中2400mはスタートからすぐコーナーがあり
内側の馬場も伸びやすい事から
圧倒的に内枠有利な傾向が出ている
特に過去5年に絞ると勝馬は全て1~3枠
基本的に内枠の馬を狙うレースとなる
<今年の該当馬>
1枠:ゴリアット
2枠:ブローザホーン
3枠:ドウデュース・ジャスティンパレス
ペースとラップ
過去10年の良馬場の平均で測定
前半5F:59.9 後半5F:59.4
ペース:0.5秒ミドルペース
<ラップ>
12.8-11.1-12.1-12.0-11.9-12.0-
12.1-12.0-12.0-11.7-11.8-12.0
額面上は後傾ラップ寄りのミドルペースになっているが
パンサラッサなどの単騎大逃げ馬のせいでこうなっている
大逃げ馬が居ない場合は基本的に後傾ラップ
後傾ラップかつロングスパー トが得意な馬を狙いたい
<ペースが合いそうな馬>
ドウデュース、ジャスティンパレス
スターズオンアース、ドゥレッツァ
年齢データ
3歳馬:勝率 4.2% 連対率20.8% 複勝率29.2%
4歳馬:勝率10.0% 連対率16.0% 複勝率24.0%
5歳馬:勝率 9.5% 連対率16.7% 複勝率26.2%
6歳馬:勝率 0.0% 連対率 0.0% 複勝率 0.0%
7歳↑ :勝率 0.0% 連対率 0.0% 複勝率 0.0%
4~5歳が強い傾向にあるが
3歳もそれなりに勝負にはなっている
超王道GIらしく6歳以上は(0.0.0.52)と大苦戦
3歳牝馬 (1.2.1.6)勝率10.0% 複勝率40.0%
3歳牡馬(0.2.1.11)勝率 0.0% 複勝率21.4%
3歳は牝馬は通用しやすいが牡馬は苦戦傾向にある
脚質データ
逃げ:勝率10.0% 連対率20.0% 複勝率30.0%
先行:勝率13.9% 連対率22.2% 複勝率30.6%
差し:勝率 5.4% 連対率13.5% 複勝率20.3%
追込:勝率 0.0% 連対率 0.0% 複勝率 2.1%
長い直線コースだから差しが決まるかと思いきや
逃げ・先行の成績がかなり良いレース
前目で速い上がりを使う馬を狙いたい
ローテーション
距離延長:勝率7.2% 連対率12.4% 複勝率21.6%
距離短縮:勝率0.0% 連対率 7.7% 複勝率11.5%
同距離:勝率6.7% 連対率13.3% 複勝率13.3%
昨今の長距離路は二軍のようになっているのか
線距離短縮ローテがかなり苦戦している
府中2400は速い脚を使える距離延長組が優勢
特に前走2000mに注目(7.5.6.54)
勝率9.7% 連対率16.7% 複勝率25.0%
■天皇賞秋の勝ち馬(2.0.3.0)
該当馬:ドウデュース
■秋華賞1着馬(1.1.1.1)
該当馬:チェルヴィニア
オークス>秋華賞が大事
■オークスの方が秋華賞より
着差をつけていた馬のJC(2.1.0.2)
アーモンドアイ(1着)
ジェンティルドンナ(1着)
カレンブーケドール(2着)
フサイチパンドラ(5着)
ミッキークイーン(8着)
※2着以下の場合は1着との着差が少ないかで判断
■秋華賞の方がオークスより
着差をつけていた馬のJC(0.1.2.1)
デニムアンドルビー(2着)
デアリングタクト(3着)
レッドディザイア(3着)
ユーバーレーベン(6着)
同じ三冠牝馬でもデアリングタクトは
秋華賞の方が着差をつけて勝っていた
ルメールは2000m以上で買い
先週の京都のマイルCSでは
ルメールが結果出てないと言った通り
ブレイディヴェーグは着外という結果となったが
今回は逆に買える条件が揃っている
■昨年以降の芝2000m以上GIのルメール(10.3.2.5)
勝率50.0% 連対率65.0% 複勝率75.0%
■2016年以降、府中2400mのルメール(56.35.15.54)
勝率35.0% 連対率56.9% 複勝率66.3%
■ルメールの平均成績
勝率22.0% 連対率37.1% 複勝率49.4%
今回の該当馬:チェルヴィニア
ドウデュースとチェルヴィニアの比較
■ドウデュース(57㎏)のダービー
前半=58.9 勝ちタイム=2:21.9
■チェルヴィニア(55㎏)のオークス
前半=57.7 勝ちタイム=2:24.0
■リバティアイランド(55㎏)のオークス
前半=60.0 勝ちタイム=2:23.1
■スターズオンアース(55㎏)のオークス
前半=60.6 勝ちタイム=2:23.9
リバティアイランドはチェルヴィニアよりも
時計が出にくいペースで全体時計が0.9秒も速かった
しかしそれでもイクイノックスには手も足も出なかった
チェルヴィニアのオークスの方が1.2秒もハイペース
つまり全体時計が速くなりやすい条件なのに
全体時計はチェルヴィニアの方が2.1秒も遅い
オークスダービーから斤量が2㎏差→4㎏差に広がっても
覆せるだけのパフォーマンスを出せていない
スターズオンアースと比べても
チェルヴィニアのオークスでのパフォーマンスは微妙
騎手はルメールの方が良いが
馬の強さはドウデュースの方が明確に上だと思う
血統データ
ノーザンダンサー系が大苦戦
秋古馬三冠の中で最もND系が苦戦している
過去10年の馬券圏内30ケース中におけるND系の割合
<父ノーザンダンサー系>
秋天:2/30回(1着0回)
JC:0/30回(1着0回)
有馬:1/30回(1着1回)
<母父ノーザンダンサー系>
秋天:13/30回(1着3回)
JC: 6/30回(1着2回)
有馬:11/30回(1着4回)
JC2勝の内1回は世界最強馬イクイノックス
もう一つは歴代でも最低レベルJCと言われた2022年
母父ND系が勝つ時はイレギュラーな年と言えるだろう
日本に父ノーザンダンサー系の活躍馬が少ないにせよ
ジャパンカップだけ唯一過去10年で3着以内なし
母父に至っては秋天や有馬の半数しか好走なし
ジャパンカップはND系の血が極度に弱いレース
ND系天国の欧州馬がJCで散々な結果なのも無理はない
<父ノーザンダンサー系の馬>
シンエンペラー
チェルヴィニア
<母父ノーザンダンサー系の馬>
カラテ
シンエンペラー
ジャスティンパレス
ソールオリエンス
プラダリア
ゴリアット
オーギュストロダン
ファンタスティックムーン
ミスプロxヘイルトゥリーズン系が中心
過去10年の馬券圏内30ケース中16ケースが
ミスプロxヘイルトゥリーズン系(もしくはその逆)
日本の2大主流血統の組み合わせが
ジャパンカップでは圧倒的に相性が良い
<今回の該当馬>
シュトルーヴェ
ドゥレッツァ
ドゥラメンテ産駒(0.1.1.1)
唯一の馬券圏外はタイトルホルダーの5着だが
府中苦手のタイトルホルダーにしては善戦した
府中が得意なタイプのドゥラ産駒は狙い目
→該当馬:スターズオンアース、ドゥレッツァ
<府中2400mの成績>
ドゥラメンテ産駒:勝率16.2% 連対率27.9% 複勝率42.6%
ディープ産駒:勝率14.0% 連対率24.1% 複勝率34.3%
ドゥラメンテ産駒は
前走馬券圏外からGIで好走するケースも多い
条件さえ合えば前走の凡走を覆すので注意したい
タイトルホルダー(セントライト13着→菊花賞1着)
タイトルホルダー(ジャパンカップ5着→有馬記念3着)
ドゥラエレーデ…(東スポ杯4着→ホープフルS1着)
ドゥラエレーデ…(セントライト8着→チャンピオンズC3着)
ルガル……………(高松宮記念10着→スプリンターズS1着)
該当馬:ドゥレッツァ、スターズオンアース
ディープインパクトx母父ND系は苦戦
この組み合わせだと
牝馬は好走するが、牡馬は凡走する傾向にある
■牝馬(3.1.0.4)連対率50%
■牡馬(0.0.0.6)
素軽い牝馬は
ND系のパワーを足してもキレを出せるが
牡馬にND系を足すと
ズブくなりやすいのかもしれない
ディープx母父非ND系の牡馬(1.3.3.9)
ディープx母父ND系の牡馬(0.0.0.6)
ディープx母父ND系の牡馬は
リアルスティール2番人気やサトダイ3番人気も凡走
逆に母父非ND系のディープ牡馬だと
ワグネリアンあたりでも3着と好走しており
複勝率43.8%とかなり優秀な数字が出ている
残念ながら
今年のディープ産駒3頭は全て母父ND系
プラダリア・ジャスティンパレス
オーギュストロダン
ジャパンカップ全頭診断
プラダリア C
ミドルペースの京都記念では先行し
直線でベラジオオペラと末脚比べになり勝利
ベラジオオペラはその後大阪杯で勝利したが
2200はやや長いと言った感じなので
メンバー的にはそこまで評価できる内容ではなかった
京都大賞典ではハイペースを先行し
直線で失速したわけではないが
速度比べで負けて7着…
メンバーは正直弱かったので評価できない
得意な京都で7着は負け過ぎ
ピークを過ぎたか
宝塚の疲労が抜けてない可能性がある
メンバーが3周り強化するJCでは厳しい
ブローザホーン C
内の馬場が全く伸びなかった宝塚記念では
外枠から外埒沿いを追い込んで2馬身差で圧勝
超特殊なレースとなったので参考外
このレースとジャパンカップは適性が真逆だ
京都大賞典ではまったく手応え無く最下位
4コーナーで騎手が追っても反応が鈍かった
宝塚記念組の次走が悪い傾向にあり
消耗が抜けてない可能性がある
既に22戦も走っているが
上がり3F自己ベストが34.0
切れ味で勝ってきた馬ではなく
消耗戦で勝つタイプの馬
イメージ的には強化版ディープボンド
上がりの時計がかかるレースでなら買えるが
上がりの時計が速いレースでは分が悪い
JCは切れ味勝負になりやすいので向かない
馬体重426kgで時計のかかる馬場が得意
こういうタイプは凱旋門賞向き
ファンタスティックムーン C
少頭数で良馬場のバーデン大賞では
最後方からの追込で勝利
コーナーで全頭が大外を周り
外埒沿いから一気に後続を引き離しての完勝
だがメンツはさほど強い相手ではなかった
血統的には父Danzig系に母父サドラー系
父方の血にスピードタイプが揃ってるが
母方の血がサドラーxニジンスキー
あまりにも欧州色が濃い血統
府中に向いてない可能性が高い
テンが遅く後方からになるだろうが
後方から切れ味勝負でどうにかなるタイプではない
ブローザホーンに近いタイプの馬
どちらかと言うと重馬場の宝塚記念向き
ここは軽視で良さそうだ
ダノンベルーガ B
この馬は左回り1800~2000mじゃないと
本来の力を発揮することができない
秋天は年2度あるチャンスだったが
運悪く2コーナーで大きく躓いた不利が大きく
この影響も受けたリバティアイランド含めて大敗した
秋天はトラブルの影響で度外視できるが
400m距離が伸びるここで買える馬でもない
近年稀に見る低レベルだった2022年のJCでは
残り300m地点で先頭に立てたが
その後後ろから来た馬に抜かされて5着
一昨年のレベルのJCで完敗するようでは
今年のハイレベルなメンツあいてには厳しい
ソールオリエンス C
皐月賞時点で動画で言ってるが
血統的にも道悪適性的にも凱旋門賞向きの馬
道悪のGI(1.1.0.0)
良馬場のGI(0.1.1.3)
母系がサドラーxレインボウクエスト
完全に欧州馬みたいな感じの馬
ダービーに向かわず皐月賞後に海外遠征していれば
凱旋門賞でかなりいい勝負ができたと思う
天皇賞秋ではスローを中団で追走するも
特に不利を受けることもなくジリジリ伸びるが
切れ味勝負で置いていかれての7着
雨が降って道悪になるなら買えるが
良馬場でやるなら厳しい
基本的に良馬場の府中で狙うタイプではない
ジャスティンパレス B
秋天では2.5秒の超ドスローを
後方から追い込んでの僅差4着と好走した
超前有利な展開でドウデュースとパレスだけが
後方から一気に追い込んできたのは強さの証明
しかしこの馬は春天勝利していることで
何故か距離が長い方が良いと勘違いされてるが
2000mがベストな馬
■2400m以上(2.0.1.4)
■2000mの成績(2.2.0.2)
着外2回の内1回は本格化前の皐月賞
もう1回は不利な展開で4着と好走した秋天
秋天よりはパフォーマンスを下げる可能性が高い
3着くらいならあるかもしれないが
秋天の走り+距離延長で買われるのであれば
ここは軽視したいと思う
シンエンペラー B
超スローペースになったダービーでは
中団後方に待機するやや不利な展開を
上がり2位の末脚で2着に追い込んできた
展開が向けば2着はあった内容だったが
それはレガレイラにも同じことが言えた
エリザベス女王杯を見る限り
今年の3歳牡馬のレベルもさほど高くない
愛チャンピオンSでは中団待機すると
直線で思うように加速せず
勝負が終わった頃に加速しての1馬身差3着
特に強い内容ではなかったので
凱旋門賞では無印にした(結果は12着)
切れ味というより持続力タイプなので
有馬記念とか春天向きかと思われる
シュトルーヴェ B
日経賞ではハイペースを後方待機すると
上がり1位の末脚でクロミナンスを差し切って勝利
目黒記念ではスローペースを後方待機し
これまた上がり1位の末脚で勝利
不利な展開を1頭だけ差して勝利は評価できるが
対戦相手はさほど強い相手ではなかった
初のGIがこれだけハイレベルなメンツ相手だと
流石に追走に戸惑う可能性が高い
3000m以上のレースで見て見たい馬
ゴリアット B
キングジョージでは
2着は後の凱旋門賞馬ブルーストッキングで
3着はドバイシーマを勝ち
後にBCターフを勝つレベルスロマンス
5着はご存知オーギュストロダン
レベルの高いメンツが揃ったレースで圧勝
斤量61kgで高低差22m(中山の4倍以上)
しかも洋芝で2400mを2:27.4は中々の好タイムだが
府中2400mはここまでタフなレースではない
折り合いに難のある馬なので
スローペースになるとかかりやすいのが難点
ハイペースだったキングジョージでは好走したが
スローになりやすいジャパンカップでは厳しい
カラテ C
G3成績(3.1.1.4)
G2以上(0.1.0.10)←今回はココ
G2以上じゃ全く通用してない馬
そのG3でも3連続掲示板外に飛んでいる
もう8歳馬
ここで復調するのは考えにくい
あと2ヶ月で9歳になる高齢馬
これだけメンツが揃うJCでは厳しい
オーギュストロダン B
キャリアの中で最も府中に近いドバイシーマで大敗
陣営のコメントでは
レベルスロマンスにレースを支配されて
なすすべもなかったと語ってるが負けすぎ
次に府中に近い環境なレースはBCターフだが
ここではシャフリヤールに1馬身差で勝利
シャフリヤールはJC3着・2着と好走しているが
どちらもレベルの低いジャパンカップで
ヴェルトライゼンデ・オーソリティに先着されている
今年のJCメンツだと
シャフリヤールの好走は厳しいと考えると
オーギュストロダンの好走も厳しそうだ
愛チャンピオンSではシンエンペラーに1馬身差で勝利
シンエンペラーはソットサスの弟ではあるが
凱旋門賞の結果を見るに適性も実力もイマイチな印象
これに地元で辛勝ではやや物足りない
母父ガリレオのディープインパクト産駒は
ヴァンキッシュランが青葉賞を勝っているが
ダービーでは13着に大敗している
リリーピュアハートがゆりかもめ賞勝ってるが
オークスでは9着と大敗している
秋華賞3着馬のカンタービレが居るが
オークスでは13着と大敗している
日本代表種牡馬x欧州代表種牡馬の組み合わせにしては
日本での活躍がイマイチすぎる印象だ
何より府中2400のGIでは全く結果が出ていない
母父ガリレオが重すぎるし、府中GIではキレ負けしそうだ
2歳時(3.1.0.0)
3歳時(4.0.0.2)
4歳時(1.2.0.2)←今ここ
年々安定感が無くなっていっている
今年唯一勝利したプリンス・オブ・ウェールズは
メンツがかなり弱かったのが気になる所
2着馬のGI成績(0.1.0.3)とここ以外全て凡走
3着馬のGI成績(0.1.2.2)と善戦マン
4着馬もGI成績(0.0.0.3)と実績なし
5着馬もGI実績(0.0.0.1)と実績なし
この弱いメンツ相手に僅差勝利では物足りない
少なくとも3歳時と比べて力は落ちている
△チェルヴィニア A
秋華賞ではステレンボッシュと同じ評価の◯◎
過去10年の父ノーザンダンサー系(0.0.0.29)
20年前から全く来ない血統で
二冠馬メイショウサムソンも大敗している
スターズオンアースやリバティアイランドと比べ
オークスのパフォーマンスはイマイチ
どちらかと言うと秋華賞の方が強かった
ハービンジャー産駒らしく
府中よりは京都に向いているので
秋華賞よりパフォーマンスが落ちる可能性はある
またオークスも秋華賞も珍しくハイペースだった
スローの瞬発力勝負が見込まれる今回のJCで
展開が向かない可能性がある
今回1番人気濃厚なドウデュースの鞍上は武豊
チェルヴィニアと近い脚質でもあるので
こういう時、ルメールは武豊をマークしガチだが
ドウデュース相手に上がり5F勝負をしたら分が悪い
人気の割には評価しにくい要素も多いが
府中2400mGIのルメールとなれば抑えざるを得ない
ルメールじゃなかったら消しても良かったかも
一応、抑えで入れておく
▲スターズオンアース B
ミスプロ系鬼門のレース有馬記念で2着
大外不利なジャパンカップで3着と
不利を覆しての好走が続いたのは実力の証
■チェルヴィニア(55㎏)のオークス
前半=57.7 勝ちタイム=2:24.0
■リバティアイランド(55㎏)のオークス
前半=60.0 勝ちタイム=2:23.1
■スターズオンアース(55㎏)のオークス
前半=60.6 勝ちタイム=2:23.9
オークスではリバティアイランドと同等なパフォ
ジャパンカップでは斤量差分負けたが
大外枠の不利を考えたら互角以上に戦えたと言える
チェルヴィニアと比較すると
3.1秒もスローペースだったのにも関わらず
全体時計が0.1秒速いのでかなり評価できる内容
5歳のスタニングローズがエリザベス女王杯で
3歳のレガレイラを完封しているのもあり
買うならこちらかなと思う
問題は怪我明けで実力を出せるかどうかだが
怪我明けの大阪杯でも2着に好走している経験はある
実力を出し切ることができればチェルヴィニアより上だ
去年の強いメンツ相手に3着の実績もあるのも評価する
血統的には府中2400は向くが
本来の調子を取り戻せるかどうかが鍵となる
◯ドウデュース S
サラブレッドとしては遅い5月生まれなのに
2歳GIを勝ちダービーはレコードタイムで勝利
馬の4ヶ月差は人間で言うと1~2歳差なので
高校1年生でエースとして甲子園優勝したようなもの
晩成ハーツクライ産駒らしくここにきての本格化し
天皇賞・秋ではものすごい末脚で勝利
不安定な馬と言われているが
国内・良馬場・武豊の時の成績(7.1.1.0)
乗り替わり・海外・重馬場など
イレギュラーな条件が頻繁に起こるので
不安定な戦績と言われているだけ
天皇賞秋では2.5秒の超ドスローを
最後方から大外一気で圧勝
+2.5秒も超ドスローなレースだと
後方が不利&上がり差も着差も付きにくい条件だが
上がり2位に0.5秒差も付けて11/4差の勝利は大圧勝
ドウデュースにとって2000mは短く
そして休み明けも鬼門だったので
秋GIでは秋天が1番厳しいと思っていたが
ここを驚くべき圧勝してきたのは成長を感じる
JCを制したハーツ産駒のスワーヴリチャードと
血統構成が同じ母系Seattle Slewxミスプロ系
スワーヴリチャードとは馬体重もほぼ同じ
体重の増加具合もスワーヴにそっくり
■スワーヴリチャードの馬体重推移
3歳ダービー2着:492Kg
4歳JC3着:510Kg(ダービーから+18Kg)
5歳JC1着:516Kg(ダービーから+24Kg)
■ドウデュースの馬体重推移
3歳ダービー1着:490Kg
4歳有馬1着:506Kg(ダービーから+16Kg)
5歳秋天1着:504Kg(ダービーから+14Kg)
■ハーツクライの馬体重推移
3歳ダービー2着:482Kg
4歳JC2着:496Kg(ダービーから+14Kg)
4歳有馬1着:498(ダービーから+16Kg)
古馬で体重が増えるハーツ産駒は距離が持つ
体重増えた=マイラー説は否定したい
ドウデュースの秋天のラップは
前後半:61.50-55.8
11.65-11.65-10.8-10.8-10.8
これはマグレで出したわけでもない
3歳時のダービーではハイペースで後半5F57.0をマーク
※イクイノックスが56.4
上がり5Fをドウデュースより早く走れるのは
歴代でもイクイノックスくらいしか居ないレベル
ドウデュースに勝つにはハイペースで
上がり5F勝負にさせず、消耗戦にする事だが
海外馬3頭もテンが緩めな欧州馬だし
日本馬にもこれと言った逃げ馬なし
となるとドウデュースにお誂え向きの
上がり5F勝負になりやすいのも良さそう
一週前追切CW 97.8-65.7-50.7-35.7-10.9
サトノグランツ(一杯)の内1.7秒追走0.2秒先着
最終追い切りポリトラックで必勝態勢
このパターンだと(5.0.1.1)※唯一の着外は非武豊
休み明けかつ距離の短い秋天で勝利
その秋天のパフォーマンスも申し分無かった
今回は秋天より条件が合う府中2400m
更にいい走りが期待できるはずだ
普通に考えたらこの馬が本命で良い
俺も穴党じゃなければこの馬を迷わず本命にしている
◎ドゥレッツァ A
ドウデュースが負けるとしたら2パターン
■ハイペースの消耗戦に持ち込まれる
(しかしこれはメンツ・コース的に見込みが薄い)
■ドスローで前の馬が速い上がりを出す
(こちらの場合ドゥレッツァが適任)
■前傾ラップ(0.0.0.2)
■後傾ラップ(5.0.1.0)←今回これになりそう
※3着は新馬戦
後傾ラップならば
現役ではドウデュースに次いで強い
それくらいのポテンシャルは秘めている
ドウデュースに上がり
5F勝負を仕掛けるのは無謀だが
スローで前でリードを取って速い上がりを出せば
ドウデュースが差し切れずという展開はありうる
金鯱賞は前半3F35.0秒で
過去10年で1番の超Hペースだった
■プログノーシス(前偏ラップが得意)
■ドゥレッツァ(後偏ラップが得意)
1着プログノーシス(前傾ラップの鬼、58㎏)
2着ドゥレッツァ…(前傾ラップが苦手、59㎏)
3着ヨーホーレイク(その後、鳴尾記念1着、57㎏)
4着ハヤヤッコ……(その後、アル共1着、57㎏)
5着アラタ…………(その後、福島記念1着、57㎏)
苦手な展開で後の重賞ウィナーを
斤量2㎏差背負って差をつけて2着は強い内容
プログノーシス比較では斤量・展開だけでなく
コーナーで外を回る距離ロスも多かった
この負けで評価を落とすなら、狙いたくなる穴馬
春天も前半59.7のハイペースだったのと
レース後に怪我も判明したので度外視で良い
英インターナショナルでは
斤量57.5㎏の3歳馬が1~3着を独占
後の凱旋門賞馬ブルーストッキングが59.5㎏で4着
斤量61㎏組ではドゥレッツァが最先着の5着だった
アウェーでブルーストッキングに2.1/4差
キングジョージでのオーギュストロダンは
ブルーストッキングに7馬身差つけられたと考えると
ドゥレッツァの前走は悲観する内容ではない
ここ3戦の負けは不得意展開でのもの
府中2400mはスタートから即コーナーで
最後の直線が長い事からスローになりやすいし
メンツ的にもめぼしい逃げ馬が居ないので
ドゥレッツァの得意ペースに持ち込める可能性が高い
また東京2000mの2勝クラスでは
超ドスローから逃げ馬が33.5秒の脚を使って
直線で数馬身差リードする逃げ超有利なを
上がり32.7の末脚で1馬身差差し切っ
東京適性はかなり高い
今年の秋天に出走していれば
先行してタスティエーラより上がり0.2速く走り
ドウデュースの豪脚でも差し切れなかった可能性がある
<後半5Fのタイム>
2勝クラス(府中2000m):57.5
3勝クラス(新潟2200m):57.3
GI菊花賞(京都3000m):58.6
※2000年以降で最速タイム
ドウデュースが2400の後半5Fを56.8出すとして
ドゥレッツァがドウデュースの6馬身前を先行して
後半5F57.8出せればしのぎ切れる
後傾ラップの申し子が
自分の得意展開に持ち込めばワンチャンある
ハイペースの消耗戦になったら沈むかもだが
高確率で後継ラップになると思われるので狙いたい
■ドゥラメンテ産駒の府中2400m
勝率16.2% 連対率27.9% 複勝率42.6%
■ディープインパクト産駒の府中2400m
勝率14.0% 連対率24.1% 複勝率34.3%
ジャパンカップも(0.1.1.1)※着外1回は5着
ミスプロ系xサンデー系はジャパンカップ血統でもある
逃げ先行が得意なビュイック騎手というのも◎
ドゥラメンテ産駒は
前走馬券圏外からGIで好走するケースも多い
条件さえ合えば前走の凡走を覆すので注意したい
タイトルホルダー(セントライト13着→菊花賞1着)
タイトルホルダー(ジャパンカップ5着→有馬記念3着)
ドゥラエレーデ…(東スポ杯4着→ホープフルS1着)
ドゥラエレーデ…(セントライト8着→チャンピオンズC3着)
ルガル……………(高松宮記念10着→スプリンターズS1着)
秋天時のタスティエーラばりに舐められてるし
オッズはおそらく20倍近く着くので
20回に1回激走するだけでおつりがくる
これを狙わずして何が穴馬アナリストだ!
20分の1を引いてやる!
安定的に的中率を上げるなら◎ドウデュースだが
俺は一発デカいのを取りたいので
穴馬ドゥレッツァを本命とする
まとめ
◎ドゥレッツァ
◯ドウデュース
▲スターズオンアース
△チェルヴィニア
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