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サイコロサイコ第3の出目・骰子編【ネタバレ有あらすじ・感想まとめ】

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ヒロイン全てがサイコパス
そんなイカしてる述べるゲーム

サイコロサイコ

※CHARON ねこふじかおるさんのフリーゲームです
コチラのページでプレイできます

グロテスクな表現だったり
フェチズム的な表現だったり
過激な描写も多いので閲覧注意な名作

絵も話もフリーゲームとは思えないほどの
ハイクォリティ作品なので個人的にオススメな作品

 

冒頭部でサイコロの出目を選択でき
その出目に応じたヒロインが出てくる
サイコなストーリーが展開される

今回は3の出目骰子ちゃん編
※ヒロインの名前は字が違うが全て「サイコ」と読む

 

 

 

ゲームの舞台設定・システムなど

赤枠選択肢で分岐

選択肢には2種類ある
青色選択肢はどちらを選んでも分岐はせず
赤色選択肢分岐する選択肢になっている

 

 

登場人物

人物 説明
めたろー 複雑な家庭環境の高校2年生
(主人公)
七七 幼馴染、雪丸と付き合っている
雪丸 幼馴染、七七と付き合っている
骰子 主人公の理解者(ヒロイン)

 

以降、ネタバレ含みます

 

仮面をかぶって生きる思春期時代

めたろーは平凡な高校生を演じている
自分の境遇を悟られないように擬態している

主人公はの家は母子家庭であり、
唯一の保護者から虐待受けている
母親は日々のストレスから酒に溺れ
息子のめたろーに暴力を振るうようになった

しかしそんな虐待親も外面だけは良い
それ故に幼馴染の七七や雪丸にも相談できずにいる

 

俺はこの気持ちメチャクチャ分かる
家庭環境がボロボロの時って
友達に知られたくないって気持ちが先行するんよね

 

  • 親は大切にしろ
  • 親孝行しろ
  • 家族は大事

 

世間はこんな価値観を
無意識的に押し付けてくる

自分の家の現状
世間が押し付ける家族像乖離が大きいと
精神状態がますます病んでいくってもんだ

それに高校生にもなって家族と仲が悪いと
いい年して反抗期かよw」とか揶揄されがち

だからこそめたろーは
かつて活発で明るかった自分を封印して
根倉で卑屈な思春期を送るようになってしまった

 

唯一の居場所、癒し

ある日、母親からの暴力に耐えきれず
家を飛び出しためたろーは
公園で1人の少女と出会う

それが第三の出目のヒロイン・骰子だ

初対面ながらも
骰子に自らの辛い境遇を全て吐き出した
そして骰子もそれを受け止めてくれて
めたろーの頭を優しく撫でてくれた

家にも学校にも居場所がない
骰子と共に過ごすこの廃墟
めたろーにとって唯一の居場所であり癒しとなった

 

 

ここは誰も来ない2人だけの聖域
学校が終わったら骰子の好物クロワッサンを買って
廃墟に通う日々が続くようになる

 

 

心配する幼馴染

最近、どこか塞ぎこんでいるめたろーを心配してか
幼馴染の二人は放課後遊びに行こうと誘う

廃墟で骰子と過ごしたいめたろーは
当たり障りのない言葉で断り続ける

 

家庭環境の苦しみがありつつも
平凡な高校生活を送りたいと考えるめたろーは
いつのまにか偽りの仮面(ペルソナ)で
本当の自分を隠す「擬態」が上手くなっていた

ある程度の人間関係を維持しつつ
友人たちの誘いを上手く断るために
嘘の中に少しの真実を織り交ぜながら対処する

その姿は、まるで人狼上級者のよう!

 

しかしそれも長い期間行えば
イレギュラーが発生するというもの

お節介の幼馴染・七七が
めたろーのことを心配して
後をつけてきてしまうのであった

この日、主人公は悪夢を見てしまう

骰子がガソリンを被って焼身自殺する夢を…

 

 

廃墟不審火事件

めたろーを追いかけた七七は
廃墟で"有り得ない光景"を目撃する

衝撃的な光景を目の当たりにした七七は
めたろーの家に向かって母親に話を聞きに行く

母親の口から
めたろーがここ数日家に帰ってないと知る

数日、廃墟で宿泊とかすごいな
食べ物はお小遣いでどうにかなったのだろうか…

 

七七は図書館に向かい
あの廃墟で起きた火事についての記事を調べ上げた

すると火災事件の同日に起こった
小学生の行方不明の記事があることを知る
その行方不明の少女の名前は…骰子だったのだ

 

 

骰子の正体

骰子がめたろーに問いかける
あなたにとって私とは何?

ここが分岐選択肢の赤色だが
選べる選択肢は「僕の全てだ」一つだけ

 

私はアナタしか見ないから
 アナタも私だけしか見ないでね

骰子はめたろーに約束をさせる
それを受け入れるめたろー

2人だけの誰にも邪魔されない愛で…強く結ばれた

 

めたろーは学校に通うのも忘れない
だが内心では骰子に会いたい、廃墟に行きたい
そんな気持ちでいっぱいだった

以前見た
骰子がガソリンを被って燃える夢
この悪夢がめたろーの気持ちを焦らせる

骰子が本当にいなくなったらどうしよう…

学校が終わったら一目散に廃墟に行って
骰子の姿が見たい!

 

そんなめたろーの思惑を邪魔するのは
幼馴染の七七雪丸だった

2人に校舎裏に呼び出され
七七が昨日、尾行して廃墟に行ったこと
その廃墟で見た"有り得ない光景"
数年前にあの廃墟で起こった火事と
その日に行方不明になった骰子の話しを聞かされる

 

そして
あんな場所に一人で何してたの?」と問い詰められる

これが分岐選択肢
一人なんかじゃない」を選ぶと先にすすめる

骰子は既に他界している」と言う七七に対し
めたろーは「骰子は生きている」と主張

相反する意見で埒が明かないので
話すだけ無駄と判断しためたろーは
二人を無視して廃墟へと向かう

 

 

心のどこかで引っかかる
骰子が焼身自殺する夢

骰子と会いたい
本当に居なくなったらどうしよう
不安と恐怖を感じつつ廃墟に着くと
そこにはいつも通り骰子が居た

骰子を見て安堵するめたろー
尾行してきた七七と雪丸はそれを見てドン引き

めたろーが骰子と思っているソレ
すでに躯の白骨死体だったのだ

骰子は数年前にこの廃墟で焼死していたのだ

 

めたろーの目の前にあるのは
女の子の服を着た白骨死体
めたろーも、それに気づく

この廃墟は2人だけの楽園でも聖域でもなく
ゴミだらけで臭い廃墟だったのだ

 

愛とトラウマは紙一重

エピローグで骰子の真相が語られる

骰子はめたろーのことが大好きだった
しかし人の気持ちは簡単に移り変わっていく

 

骰子はめたろーからの永遠の愛が欲しかった
だから自らの命をかけてめたろーの眼を塞いだ

相手に自分を依存させきった後
目の前で焼身自殺をする

そうすることで
強烈な印象をめたろーに与えた

 

私はアナタしか見ないから
 アナタも私だけしか見ないでね

かつて交わした愛の約束
呪いのようにめたろーを支配した

白骨死体を、生きている骰子だと
脳が錯覚するほどに…

骰子は死後もなお自分の幻影を見させ続け
自分にだけ執着させたのだ

 

 

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第三の出目・感想まとめ

このシナリオは珍しくグロテスクな描写が無いよね
その分、メンタル的に来る表現が多い気がした

俺も家庭環境が悪くて
このシナリオのめたろーに共感できる部分は多い
でも俺には七七や雪丸のような
親友的幼馴染はいなかったけど苦笑

 

骰子みたいに
自分の辛い時に自分の全てを受け入れてくれる人って
どうしても依存してしまいガチだよね

 

ただ、これは恋愛や人間関係に限らず
ありとあらゆることに共通して言えることなんだけどさ

何か1つに全ベットする(全て賭ける)のって
俺は愚かな行為だと思うんだよね

 

例えば投資で考えてみようか

全財産1つの企業の株に投資したとする
その企業が上手く行ってる間はオイシイけど
その企業の経営が傾いたらダメージが大きい

賢い投資家は自らの財産を
株式、通貨、不動産、仮想通貨などなど
多ジャンル他分野に渡って分散させることで
リスクを回避しながら利益を得ているわけだ

 

これは人間関係にも同じことが言えると思っている

よくさ、

一途じゃなきゃ愛じゃないみたいな感じで
彼氏彼女ができた瞬間に
異性を排除しようとする流れあるけどさ

あれは本当に愚かな行為だと思う

 

その人と付き合っている間は良いけど
別れた後、何も残らなくなっちゃうよって思う

特に、恋人に対して
「自分以外の異性と関わるな、連絡先も消せ」
これは一見、愛のように思えるけど全然愛じゃない

寧ろ、ただの我儘の押し付けであり
愛とは正反対な行為だと思うんだよね

こういう人って
自分が分かれた後、何の責任も取らないよね

 

「人間関係」「想い」「時間」
どれも短い人間の一生において財産だから
それを一点集中して全ベットするのは愚かだと思う

 

骰子の死を目の当たりにして
それがトラウマになったとはいえ
いつまで経ってもその幻影に取りつかれて
骰子の死後も全ベットしているめたろーは
少し愚かだなと感じてしまったw

ある意味俺も、サイコパスなのかもしれないね笑

 

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