どーも！
毒親から家出中のINTJ社不です
今期アニメ「タコピーの原罪」が
心を抉られる鬱アニメと聞いて
鬱アニメ大好きな俺ウキウキして見てみたよ
でも…うーん…
言うほど心抉られる作品ではなかった
虐められてる主人公より
虐めてるマリナちゃんの方が
人としてマシとすら思った
何故そう思うのか
タコピーの原罪2話まで見た
INTJ建築家らしい意見を踏まえつつ
正直な感想を伝えて行くね！
ポイント
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もくじ
アニメ・タコピーの原罪の感想
タイムリープでイジメを解決？
タコピーの原罪2話まで見た感想は
小規模なシュタインズゲートかな
いじめられっ子・シズカちゃんを
ハッピー星人のタコピーが助けようとするけど
地球の文化に詳しくないタコピーは
常に空回りして助けられずに終わって
タイムリープしつつ試行錯誤してく話
選択肢を間違えると
シズカちゃんが自殺してしまうけど
シュタゲとかまどマギのタイムリープは
個人で立ち向かうには
あまりにも強大な敵を相手に
タイムリープを繰り返すことで
世界滅亡を防ぐっていう壮大な話だった
タコピーの原罪は言ってしまえば
すっげー小規模な話
良く言えば身近な話って感じ
敵も抗えないってほど強大じゃないから
そこまで悲壮感もないし
寧ろグズグズしてるシズカがアホなの？
って思ってしまうような内容だった
マリナちゃんはマシな子です
主人公を虐めるマリナについては
案外マシだし正々堂々してると思った
例えばシズカを体育館裏に呼び出して
シズカに化けたタコピーをボコボコにするシーン
このシーンに限らずだけど
マリナちゃんってシズカに対して
常に1対1でやってるんだよね
（周囲に野次馬がいるだけで）
悲惨なイジメの場合は
男女複数名で取り囲んで
武器とかも持ってボコボコにするけど
マリナちゃんは武器も持たずに
正々堂々1vs1で戦ってるわけ
他のイジメの描写を見ても
実行犯は常にマリナ1人だし
数の暴力で集団でイジメてるわけじゃない
俺はこの描写を見て
マリナちゃんの事は憎めないなと思ったね
本当に悪に染まってたら
集団で武器使ってボコボコにするもん
シズカはクズです
一方で、イジメられっこのシズカは
どっちかと言うとクズ寄りだなと思った
さっきも言った通り
マリナちゃんは1人で挑みに来てる
同世代の同性で体格もお同じくらいだし
幾らでも抵抗できる状況なんだよね
落書きされたり、所有物を壊されたり
嘲笑されたり、暴行を加えられたりしても
何一つやり返さずに受け入れてる
これ、ガチのクズです
イジメっ子とかDV彼氏とかDV彼女が
何故この世から居なくならないかというと
そいつらに成功体験を与えるクズのせいなんだよ
逃げも抵抗しないで
「私さえ我慢してればいいから」と
受け入れる奴が居るからゴミカスがのさばる
そうやって我慢して
相手のイジメやDVを受け入れた時点で
そいつらに成功体験を与えてしまって
イジメっ子やDV糞野郎共を世に放ってしまう
毒親育ちの中ではマシな方
シズカちゃんもマリナちゃんも
毒親育ちで苦しめられている
この描写で心が抉られてる人は
かなり恵まれた環境で育った人だと思う
俺自身も、周りの人も
毒親育ちの人が多かったからか
もっと心抉られる現実を知ってるので
シズカ・マリナの状況は
寧ろ羨ましいかもとすら思った
事実は小説より奇なりと言うけど
事実は小説より悲劇なりだよ
シズカちゃんもマリナちゃんも
毒親育ちの中ではまだマシな方だし
毒親家庭のチュートリアルモードなんだよね
例えば母親の彼氏が家に居座って
理不尽な暴力を振るうとかのが理不尽だし
こういうのは現実世界に沢山ある
知り合いの毒親育ちは
バイトから帰ってきたら親に暴言言われて
キャッシュカード入りの財布を捨てられて
メンタル壊された挙げ句20万円吹っ飛んでた
俺の実話でいうなら
実の兄弟が友達を暴力で脅迫してて
親に殺されそうになって
青春時代をゴミ捨て場のような家で過ごした
シズカちゃんの現状って
1vs1で挑んでくるマリナちゃんさえ
どうにかすれば良い状況だから
割と自分の行動次第でどうとでもなる
毒親育ちイージーモードって感じがする
マリナちゃんは1vs1で挑んでくるし
体格も互角な同性だから
抵抗できないってほどの戦力差は無いし
実際、カメラで小突かれた程度で死ぬ雑魚だし
絶望感のある相手ではないんだよね
クラスには助けてくれるメガネ君も居るし
タコピーも無知ながら助けようとしてくれる
気にかけてくれる人が
複数人いるのにも関わらず
自分からその手を伸ばさずに
現状を諦めて何も行動しないシズカは
見ててイライラするなぁとすら思った
助けてくれる人も居るのに
助けを受け入れようともしないし
抵抗できる状況でも抵抗せず受け入れて
虐められてる環境から逃げもしない
仲直りリボンで自害するシーンがあったけど
シズカの言動を見てる限り
マリナちゃんが居なくても
遅かれ早かれどっかで死んでると思う
本当はマリナちゃんを消したいと思ってるのに
何も行動に起こさないシズカはクズ
タコピーが誤ってマリナちゃんを殺した時に
シズカちゃんは喜んでたのを見て
自分が我慢してれば
いつか他人が解決してくれるだろう
みたいな他力本願なクズっぽいなと感じた
マリナちゃんによるイジメは
いくらでも対処できる状況だし
なんなら学校に行かないという選択肢も取れる
シュタゲとかまどマギに比べたら
個人の行動次第でどうにでもなる状況で
絶望感がない、小さな話だなと思う
シズカちゃんとマリナちゃんを比べた時
理不尽な状況下に置かれた時に
マリナちゃんは自分なりになんとかしようと
行動に移せる心があるだけマシ
その方向が虐めに向いたのは良くなかったけど
それでも正々堂々と1vs1で挑んでたのは良かった
シズカちゃんはただ無気力に受け入れるだけ
どうにかなってほしいと思うだけで
何も行動に移さず他力本願な癖に
助けてくれるメガネ君やタコピーにも
塩対応で返してばかりだしどうしようもない
仲直りして毒親同士親友ルートはある
イジメっ子のマリナちゃん
イジメられっ子のシズカちゃん
この2人の共通点は毒親
マリナちゃんの父親は
シズカちゃんの水商売ママと不倫
そのせいで家庭環境が崩壊して
シズカちゃんを恨んでるのが発端だ
しかしシズカちゃん本人が悪いわけでもなく
お互いに毒親に苦しめられてる共通点があるので
しっかりとした対話にさえなれば
仲直りリボンを使わずとも
仲直りして親友になれるルートはあると思う
そのために必要なのが
シズカちゃんの抵抗だと思うんだよね
マリナちゃんは1vs1で挑んでくる
ある意味、正々堂々してる子なんだよ
それをシズカちゃんは一方的に受け入れるから
イジメっ子と虐められっ子の構図になっちゃって
対話にすらならない状況なんだよね
シズカちゃんが必死に反撃して
自分に手を出したらお前もただじゃすまない
これくらいの抵抗を見せれば
マリナちゃんだって中々手を出しにくくなって
そっから初めて対話が生まれると思うんだよね
（犬に噛まれたのはワザとなので効果なし）
イジメっ子・いじめられっ子の構図にならずに
お互いが対等な喧嘩相手になれた時
2人は初めて対話する余地が生まれて
お互い毒親に苦しめられてる事を理解して
親友になれるルートだってあると思う
まとめ：メンタルが病む話ではない
タコピーの原罪2話まで見た感じ
小規模なシュタインズゲートやまどマギ
シズカはクズを世に放つ系のクズで
マリナちゃんはサシで殴ってる分マシだし
現状をなんとかしようと
自分なりに行動してるのは良い所だと思う
っつか
タコピーは仲直りリボン使えよ…
心エグられる話って評判だから
どれくらいのものか期待して視たけど
アニメ2話まで見た感じで言うと
そこまで心が抉られる描写がなかったかな
漫画「惡の華」とか
漫画「幸色のワンルーム」とか
漫画「君に愛されて痛かった」とか
ゲーム「ママにあいたい」の方が
個人的には方が心抉られたかな
タコピーの原罪のような
メンタルに来る物語が好きな人には
これらの作品は超オススメだから
是非、見てみてほしいな
タコピーの原罪は今のところ
絶望感はあまり感じなかった…
でも作品としては面白いので続きが楽しみ